茂里憲之のレビュー一覧
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対人ゲーム全般に応用できる
読んだ感想として、この本が特に役立つのは期待値計算をする層であり、読み合いの回し方についてある程度の理解がある層のように感じた。自分がやっている攻略について、前提として持っておくべき理解に多くのページが割かれている。いわゆる対人ゲーム中級者向けの基礎固めとか復習の本。
そのため、完全な初心者向けの本ではないものの、対人ゲーム初心者が読んでも参考になることが多々あると思う。
本の内容だが、書かれていることはTCG全般に適用できる。確率についてのプロの考え方など、理論と実践の両面から説明されていて分かりやすい。
そして特定のルールに限った考え方ではないため、あらゆる対人ゲームにも適用できる。
例 -
Posted by ブクログ
・論理を学んで直感を身につける
→限られた時間で論理的な判断ができる可能性を高めるために、論理を学ぶ
例えば、麻雀でどの牌を切るか、じっくり考える時間はないので、事前に何を切るべきかシュミレーションを繰り返しておく。実戦では勘で判断。
・失敗した選択は必ずしも修正すべきでは無い。確率的には正しい選択をしたが低い可能性を引いただけかも。
・メタ推理をし過ぎて仮想の敵と戦ってしまう。他の人より一歩だけ先をいくべき。
・プロスペクト理論
千円もらった喜びは500円もらった満足の2倍以下、価値ほど満足しない
・自分の考えを決める(言語化する)
→一旦決めないと良し悪しの判断、改善ができない -
Posted by ブクログ
マジック・ザ・ギャザリングのプロプレイヤー茂里憲之によるトレーディングカードゲームの理論本。
この本を手に取る人はカードゲーマーだったり、カードゲーム好きな人が多いのだろう。自分はほとんどカードゲームをプレイしたことないがない。なので本書を読んで理解できるものなのか不安だった。だが、読んでみると意外とわかりやすく、面白かった。
勝つための戦略や心理などはカードゲームだけに特化したものではなくて、他のさまざまなゲームにも応用が効くものだった。それどこから生き方とか世渡りなどにも通じている部分も多い。トレーディングカードゲームはそのルールやプレイがトレードオフの連続で作られるものである。自分が持 -
Posted by ブクログ
トレーディングカードゲームの普遍的な考え方指南の本
トレーディングカードゲーム(以下、TCG)はMagic: The Gathering、遊戯王、ポケカ、Shadowverse等、数多くある
各々の攻略情報もあるけれども、新しいカードの導入などで情報が古くなる事もしばしば
具体的な情報はすぐに陳腐化する
この本には抽象的で普遍的なTCGの考え方について書かれている
著者はMagic: The Gatheringのプロリーグにも所属した事のある人のようだ
カードゲームの本質は数理と心理
「アド」というゲーム用語があるけれども、その意味は多様
何を競っているのかを考える -
Posted by ブクログ
以下の理由で読んでみた
・カードゲームの勝ち方、鍛え方のコツを知りたくて
・カードゲームを通じて、物事の上達のコツがあるのではと思って
カード特有の話もあったが、
ほとんどはカードゲームに閉じない物事の上達の秘訣であった。以下が心に残った部分。
■仮説を持つ、言語化する、検証する
・このカードはこの状況では強いのでは?ここが弱点なのでは?とアイディアを言語化し、検証することを繰り返して地力が身につく。
■一貫性を持つ
・毎回のプレイが仮説の検証となるため、仮説に資する一貫したプレイが大切。そうでないと仮説がブレて、十分な検証ができず、結果も得られず時間も失う。
■新たな視点を得る
・自 -
Posted by ブクログ
なんとなく遊んでるカードゲームを言語化できたらいいなと思って読んだ。
正直ちょっと難しい内容も多かった。
でも、直前の負けを過剰に評価して、より勝率を下げるようなカードを入れてしまうとかはあるあるだなぁと思った。
負け確デッキがあるのが嫌で変なメタカード入れた結果、全体への勝率を落とす結果になるとか、わかってるけどやめられない事象への注意喚起も耳が痛い。
「答えを出さなければ間違うことはありませんが、成長することもありません。上達のためには改善点を発見していかなければなりません。わからないことにも、とりあえず答えを出しましょう。ただし、それは「結論」としてではなく、「間違っているかもしれ