アレックス・カーヴァのレビュー一覧

マギーシリーズ第五弾。一作目から読み続けてきた人なら気になっていただろうマイケル・ケラー神父と遂に決着がつきます。傷ついた子供の救済、という難しいテーマに捜査官である己の立場も含めて葛藤するマギー。最後に出した結論は、意外でしたが嬉しいものでした。ニックとマギーの悩みの温度差が可笑しい。

マギーシリーズ第四弾。周囲が少し落ち着いた中で起こった、ドラム缶詰めにされた複数の死体発見。今迄の追い詰められる焦りを持たず行動するマギーが新鮮です。新たな登場人物との今後も気になる！

待ってましたのマギー・オデールシリーズ第５弾。ケラー神父も再登場します。そして個人的にはいい加減くっつけばいいのにと思うニックとマギー。また持ち越しか。結末はけっこう意外です。

期待していなかった分意外に面白かった。上院議員がそこまで悪いことをするかなと思ったが日本でも韓国でも国会議員が悪いことをするのであるんだな。

FBI捜査官マギー・オデールシリーズ第4弾。

「揺らめく羨望」とはまさに的を射たタイトル。
原題の”At The Stroke of Madness”とまた違う印象を与えてくれます。

マギーって友達思いなんだなぁと思う反面、とっても仕事人間でもあるんだなぁと思ってしまいます。
仕事が彼女のからだ...続きを読むの一部になっている感があり、それが存在意義になっているんでしょうね。
欲望って果てしないし、羨望って度が過ぎると怖い。
自分はどうなのか思い返してしまいます。

FBI捜査官マギー・オデールシリーズ第7弾。

マギーがとても苦しい立場にいるこの作品。
苦しくて悔しくて悲しい心のうちに、読んでいるこちらも悔しくて涙が出てきそう。。。
でも、マギーは自分の思う正義に沿って行動し、事件を解決していきます。
黒幕や目的がよくわからない今回のショッピングモール爆破事件...続きを読む。
現代社会の闇を見ているようで背筋がぞっとしてきます。

FBI捜査官マギー・オデールシリーズ第5弾。

やっと出たかケラー神父！

第1弾で逃亡したケラー神父が再び登場します。
マギーの正義が世間の規律と違う方向に行きそうで、読みながらびくびく。。。
でも勧善懲悪って規律とは違うこともあるよね。
日本人が大好きな勧善懲悪に慣らされたわたしとしては、マギー...続きを読むと一緒にもやもやしてしまいます。

FBI捜査官マギー・オデールシリーズ第6弾。

マギーはタイトル通り檻にとらわれて、直接手出しをできない状況に陥ります。
必ず解決できる！とは思いつつ、読み進めて驚愕の結末に茫然としてしまいました。
生物兵器は過去の産物であってほしいですね。。。

何時もながらハラハラしながら愉しんだのですが、今回は事件の大きさの割には短かすぎた感じです。特に後半バタバタ終わっちゃって、ちょっと拍子抜けでした。

おもしろかったんだけど、なんだろうなぁ？いまいち入り込めない感じ。私利私欲の殺人だからかな。やっぱり『マギー・オデールシリーズ』がいいなぁ。でも、本当に廃棄物がエネルギーになるんだとしたら、怖いもの無しだと思う。あと、サブリナの隣人の老女と殺し屋は格好良かった。