ヘイゼル・プライアのレビュー一覧

  • ペンギンにさよならをいう方法

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    ネタバレ

    85歳の気難しい老女ヴェロニカの過去と現在が本人と孫の視点から綴られる。
    ペンギンに魅入られ有無を言わさず南極行きを決行したヴェロニカ。皮肉屋で人の言葉の裏を読み頑固もの。なのに憎めない!
    愛を奪われ深く傷ついた彼女がその後ただただ孤独に生きてきた何十年という年月。
    死の淵で、自分の人生はなんの意味もなさなかったという思いに至ることはどれほど虚しいことだろう。
    そんな彼女のまさに光となったペンギンの赤ちゃんのピップ。彼女とピップの対話のシーンには涙が止まらなかった。同じく孤独に生きてきた孫のパトリックとの間に芽生えた絆にも救われた。どんなものも愛に勝るものはない。

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    2026年02月03日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    面白かった。
    最初からヴェロニカの人柄にひきつけられて、グイグイ読み進められた。
    自分で決めたことを曲げない頑固な性格で年寄り扱いすることを嫌がるような性格ではあるが、なぜか憎めない性格。
    自分の気持ちに素直で毒舌な面もあるがそれがキャラクターを引き立て面白く読むことが出来た。

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    2026年01月24日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    85歳になる大金持ちのヴェロニカには、家族がいない。子どもはおらず、夫とは離婚している。
    しかし、いろいろ調べさせ孫がいることを突き止め、会いに行く。だが、たった一人の孫パトリックは、失業中で大麻を吸って応対され、がっかりする。
    南極のアデリーペンギンの研究が、資金難で困っていることを知ったヴェロニカは、遺産を譲る相手としてふさわしいかを判断するために、南極の研究施設に乗り込んでしまう。

    何とも痛快なおばあちゃん。でも、その過去の体験は悲しくつらいものだった。
    かわいらしい子どものペンギンとのシーンに癒されつつ、ヴェロニカの過去とこれからに惹きつけられた。
    エピローグは、あったほうが良かった

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    2026年01月14日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    遺産相続人はペンギン!?という帯のフレーズが目に入り、ペンギン好きとしては読まないわけにはいきませんでした…(笑)

    お婆ちゃんの過去が気になりすぎて、思わずお婆ちゃんの日記を読み進める孫と同じような気持ちになってしまい、夜更かしして読み進めてしまいました。

    可愛いペンギンに癒されたり、自然界の厳しさを目の当たりにしたり、お婆ちゃんと孫の心温まるやり取りを見たり…

    大変読み応えがありました。

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    2026年01月11日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    確固とした自分をもつヴェロニカが、有無をいわせず南極に乗り込む話w
    ペンギンや南極の自然、研究員、のちに孫息子のパトリックに触れ、次第に心を溶かしていくわけですが…
    ペンギン、特にピップの可愛さはズルいですね♡
    ヴェロニカのガチガチに凍った心は、人間では溶かせなかったことは容易に推察できますし、それを果たしたのがペンギンだったというのも、なんだかわかる気がします。
    自分を取り戻せてよかった!
    そして、ヴェロニカが周りに与えた影響も素晴らしかったですね。

    話の進め方も気持ちがよかったです。
    ヴェロニカのターンはですます調で丁寧に、パトリックのターンはどうしようもないけど愛らしい雰囲気。
    より好

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    2025年12月25日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    人物の表情や語りぶりが目に浮かぶ、そんな物語。人生の最終ステージにさしかかった主人公と取り巻く特徴ある人々が、とんでもない場所で巻き起こす心温まるストーリーにほっこりしてます。

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    2025年12月12日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    85歳のヴェロニカのパワフルさに元気をもらえる。
    頑固なヴェロニカの無茶振りにみんなが巻き込まれて、最終的にはちゃんとみんながその気になっているのが微笑ましい。
    何より嬉しかったのが、パトリックとヴェロニカとの間に絆が生まれたこと。
    パトリックやペンギン、研究所の人達と出会い、ヴェロニカの愛する気持ちが戻って良かった。

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    2025年12月07日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    人生いろいろ、と言ってしまえばそれまでだが、生きてきた道のりがその人を形成するんだなぁ、としみじみ感じた。
    自然の摂理は人間の精神にはしんどい。雛をどうするかの場面は涙が出た。小さくて弱いものは、守らなければという思いが芽生える。これは人間だけなのかな。生きるだけで必死な生き物は、他者を気にかける余裕なんてないのかも。
    根源は自分至上主義だったとしても、関わり合うことでお互い助かるということは、本能的に分かってるものなのかな。

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    2026年05月10日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    読み始めは展開がどうなるか楽しみだったが
    後半から一気に安っぽいハリウッド映画のようになる
    ちょっと残念

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    2026年04月12日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    ネタバレ

    天涯孤独な遺産富豪のおばあさんが死後の遺産の行き場を考えていた時に、面白くもないTV番組の中で唯一興味のあるドキュメンタリーでペンギンが紹介された。そのペンギンの愛くるしさに一目ぼれするも絶滅の危惧を抱えており、その調査隊が奮闘するも資金が足りないと知り、それに投資しようと考えた。
    小説としては平々凡々な展開だがここからが面白い。
    自分には息子がいた。わけあって養子に出した息子が。その息子がどうしているかを調査したら息子の子供、いわゆる孫が見つかった。その孫に会ってみるとどうしようもない孫で、でもその孫にもいろいろな家庭の事情を抱えていた。
    こうなってくるとペンギンに投資するのか、孫に遺産相続

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    2026年02月04日