ヘイゼル・プライアのレビュー一覧

  • ペンギンにさよならをいう方法

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    最近5が増えてて自分の基準が甘くなってるのかもだけど、面白いのだからしょうがない。突然ペンギンの魅力に取り憑かれた大金持ちの80代で家族がいない独り身お婆ちゃんが、自分の遺産を託すに値するかを自ら見極めるため、単身南極のペンギン研究施設に(強引に)乗り込んだ。
    まずこのお婆ちゃん(というかお婆様、か)の歯に衣着せぬニヒルな発言がたまらなくおかしい。最初はただの空気読めないお年寄りが周りに迷惑かけながらも、という話かと思ったら、途中からなんだかこれは違うぞと。何やらお婆ちゃんの強さの裏に隠れていた過去が少しずつ解きほぐされていくと、物語はガラリと様相を変える。その様が見事だし、エンディングに向か

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    2026年02月02日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    品のあるお婆様の思考で綴っている話ってすごく読んでて心地良い。登場人物全員素敵で人間の温かみを詰め込みましたみたいな作品で、読んでて幸せな気持ちになった。またこの世界に戻ってきたい。
    ヴェロニカの過去を知るとかなり遣る瀬無い気持ちになった。どうかこの寂しい少女を救ってほしい、と現在の時間軸に目を向けると、周りの温かい人とペンギンたちに囲まれていて安堵して目頭が熱くなる。

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    2026年01月13日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    こういうの大好き!!
    ついつい手に取ってしまう動物&冒険もの。
    そこに気難しい孤独な資産家のおばあちゃん要素が加わり、何だかドラマチックで面白いことが起こりそうな予感をヒシヒシと感じていました。

    遺産を譲る相手としてふさわしいかどうかを見極めるために、85歳で南極へ行くなんてどうかしてる!!
    強行軍で訪れた南極の地で待ち受けていたのは、必要最低限の暮らしと研究センターでペンギン研究に日々忙殺されているディートリッヒ、テリー、マイクの三人。そしてアデリーペンギンたち。

    天涯孤独のおばあちゃん・ヴェロニカとペンギンの未来はどうなる?
    愛しいペンギンと共にいる時間と、存在すら知らなかった孫の存在

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    2025年12月11日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    動物大好きなので、ペンギン目当てで読み始めたが、いつの間にかヴェロニカさんの行動力と魅力的な人間性にどんどんはまって読んでいた。後半はヴェロニカさんの人生が語られ、涙が溢れた。最初はこんなに分厚くて読みきれるかと不安だったが、その不安もどこかに消え、いつの間にか読み終わっていた。半分過ぎた辺りから、終わらないで、もっと読みたいという気持ちに駆られた。人間模様に加え、戦争や地球環境など考えされられるテーマが盛り込まれている。

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    2025年12月07日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    主役のヴェロニカ婆ちゃんがかわいい
    読み終わって改めてカバー画をみると ホントかわいい

    最初頑固で融通の利かない少しボケの入った婆さんの描写が続き コイツはちょっと と思わせといて途中から絡む孫息子が更に輪をかけてダメ人間で うわぁ~ となるが
    ばあちゃんの若い時の日記の部分あたりから俄然キャラに深みが出てくる
    特に扉の開け締めに厳しい理由がわかる所とか 泣かせるなぁ

    作中にも描写があるがこれ ばあちゃんと孫息子が美男(元)美女だから成り立ってるお話だよね~ いや美人は得だわ(笑)

    続編があるみたい 翻訳されたらすぐ読もう

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    2025年11月22日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    頑固な資産家の85才になるおばあちゃんがペンギンに会うため南極へ。また今まで存在すら知らなかった孫との関係。それらがペンギンと触れ合うことで変わっていく。孫のパトリックも思った以上にいい奴で良かった。
    ペンギン日記で、いろんなペンギン事情がわかり勉強になりました。

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    2025年11月08日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    外国著作の翻訳本なので仕方ないのですが、言い回しがまどろっこしい感じがあり、ちょっと疲れてしまう部分もありますが、ちょっとしたきっかけで遺産の譲渡先をペンギンに向けるというのがちょっと愉快な感じです。パワフルなおばあちゃんで、南極行きを強行してみたり。細かく話者が変わりながら話が進むので、いろんな視点から見ている感じで面白かったです。

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    2026年02月12日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    おばあさんが南極のペンギンに会いにいく冒険物語かなと思って読み始めたら、思っていたよりも深い話で、どんどん引き込まれていきました。

    主人公である85歳のヴェロニカ・マクリーディの人生が丸ごと詰まった1冊。
    スコットランドの豪邸にひとりで住むヴェロニカ。筋金入りの頑固で気難しくて毒舌キレッキレのおばあちゃん。ペンギンの危機を知って財産を託すことを思いつく。
    そこからの行動力がすごい!研究機関を視察したいとあっという間に手配して南極に行ってしまうんだから!

    ヴェロニカを突き動かしたものはペンギンはもちろん、封印していた過去、十代の頃の日記の存在が大きい。パトリック(見つけ出した唯一の身内である

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    2026年02月04日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    ネタバレ

    85歳の気難しい老女ヴェロニカの過去と現在が本人と孫の視点から綴られる。
    ペンギンに魅入られ有無を言わさず南極行きを決行したヴェロニカ。皮肉屋で人の言葉の裏を読み頑固もの。なのに憎めない!
    愛を奪われ深く傷ついた彼女がその後ただただ孤独に生きてきた何十年という年月。
    死の淵で、自分の人生はなんの意味もなさなかったという思いに至ることはどれほど虚しいことだろう。
    そんな彼女のまさに光となったペンギンの赤ちゃんのピップ。彼女とピップの対話のシーンには涙が止まらなかった。同じく孤独に生きてきた孫のパトリックとの間に芽生えた絆にも救われた。どんなものも愛に勝るものはない。

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    2026年02月03日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    面白かった。
    最初からヴェロニカの人柄にひきつけられて、グイグイ読み進められた。
    自分で決めたことを曲げない頑固な性格で年寄り扱いすることを嫌がるような性格ではあるが、なぜか憎めない性格。
    自分の気持ちに素直で毒舌な面もあるがそれがキャラクターを引き立て面白く読むことが出来た。

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    2026年01月24日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    85歳になる大金持ちのヴェロニカには、家族がいない。子どもはおらず、夫とは離婚している。
    しかし、いろいろ調べさせ孫がいることを突き止め、会いに行く。だが、たった一人の孫パトリックは、失業中で大麻を吸って応対され、がっかりする。
    南極のアデリーペンギンの研究が、資金難で困っていることを知ったヴェロニカは、遺産を譲る相手としてふさわしいかを判断するために、南極の研究施設に乗り込んでしまう。

    何とも痛快なおばあちゃん。でも、その過去の体験は悲しくつらいものだった。
    かわいらしい子どものペンギンとのシーンに癒されつつ、ヴェロニカの過去とこれからに惹きつけられた。
    エピローグは、あったほうが良かった

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    2026年01月14日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    遺産相続人はペンギン!?という帯のフレーズが目に入り、ペンギン好きとしては読まないわけにはいきませんでした…(笑)

    お婆ちゃんの過去が気になりすぎて、思わずお婆ちゃんの日記を読み進める孫と同じような気持ちになってしまい、夜更かしして読み進めてしまいました。

    可愛いペンギンに癒されたり、自然界の厳しさを目の当たりにしたり、お婆ちゃんと孫の心温まるやり取りを見たり…

    大変読み応えがありました。

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    2026年01月11日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    確固とした自分をもつヴェロニカが、有無をいわせず南極に乗り込む話w
    ペンギンや南極の自然、研究員、のちに孫息子のパトリックに触れ、次第に心を溶かしていくわけですが…
    ペンギン、特にピップの可愛さはズルいですね♡
    ヴェロニカのガチガチに凍った心は、人間では溶かせなかったことは容易に推察できますし、それを果たしたのがペンギンだったというのも、なんだかわかる気がします。
    自分を取り戻せてよかった!
    そして、ヴェロニカが周りに与えた影響も素晴らしかったですね。

    話の進め方も気持ちがよかったです。
    ヴェロニカのターンはですます調で丁寧に、パトリックのターンはどうしようもないけど愛らしい雰囲気。
    より好

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    2025年12月25日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    人物の表情や語りぶりが目に浮かぶ、そんな物語。人生の最終ステージにさしかかった主人公と取り巻く特徴ある人々が、とんでもない場所で巻き起こす心温まるストーリーにほっこりしてます。

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    2025年12月12日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    85歳のヴェロニカのパワフルさに元気をもらえる。
    頑固なヴェロニカの無茶振りにみんなが巻き込まれて、最終的にはちゃんとみんながその気になっているのが微笑ましい。
    何より嬉しかったのが、パトリックとヴェロニカとの間に絆が生まれたこと。
    パトリックやペンギン、研究所の人達と出会い、ヴェロニカの愛する気持ちが戻って良かった。

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    2025年12月07日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    ネタバレ

    信じられるものが物質的なものしかなかったのだろう。ヴェロニカの心にはハムレットという物語があり、紅茶や陶器があった。彼女は十代前半で、戦争によって親を奪われ、恋人を奪われ、さらには愛する我が子さえ奪われた。愛情を注ぐ相手が一人もいなくなり、のちに結婚した相手でさえ、別の女ばかり目をやって彼女を愛さなかった。彼女は、愛される経験が人より少なく愛したものを奪われることが多かったために、愛することに対して積極的にはなれなかった。それでも、自分の死期を悟ったとき奪われた子供の子供、つまりパトリックの存在に気づき、探し出して遥々会いに行った。家族というものは、見返りを求めずに愛を注ぐ存在だと普遍的に考え

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    2025年10月31日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    ネタバレ

    いくつになっても夢を忘れない。
    今まで過ごしてきた時間は、輝きに溢れるものではなかったかもしれない。それでも、ヴェロニカは生きていく。そして何かを成すことに、年齢は関係ないと教えてくれる。
    頑固なヴェロニカ。けれど愛らしいペンギンたちを前にして優しく賢きおばあちゃまへと変化していく。ペンギンがヴェロニカに与えたものは、かけがえのないものだろう。
    そしてぎこちなかったパトリックとの関係性も、徐々に祖母と孫そのものになっていく。
    ヴェロニカが、パトリックが南極に行かなければ得ることのできなかった関係性ではないだろうか。

    そしてテリーのブログが最高に面白い!
    ペンギンの可愛さが伝わってくる。
    もし

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    2025年10月23日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    ネタバレ

    天涯孤独な遺産富豪のおばあさんが死後の遺産の行き場を考えていた時に、面白くもないTV番組の中で唯一興味のあるドキュメンタリーでペンギンが紹介された。そのペンギンの愛くるしさに一目ぼれするも絶滅の危惧を抱えており、その調査隊が奮闘するも資金が足りないと知り、それに投資しようと考えた。
    小説としては平々凡々な展開だがここからが面白い。
    自分には息子がいた。わけあって養子に出した息子が。その息子がどうしているかを調査したら息子の子供、いわゆる孫が見つかった。その孫に会ってみるとどうしようもない孫で、でもその孫にもいろいろな家庭の事情を抱えていた。
    こうなってくるとペンギンに投資するのか、孫に遺産相続

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    2026年02月04日