加藤喜之のレビュー一覧

  • 福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会

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    70年代以降、福音派がアメリカ政治に登場し、歴代大統領と結びつきながら影響力を拡大していく。
    その過程と独特な世界観が、とても印象に残った。
    宗教と政治の関係について、改めて考えさせられました。

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    2026年04月26日
  • 福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会

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    アメリカ史に対する前提知識が全く無かったが、丁寧に背景も解説してくれたのでするすると読めた。

    対共産主義の文脈で台頭した頃から今に至るまで、一貫して善悪二元論や勧善懲悪の価値判断を貫いているように見える福音派。多文化共生主義とか受け入れられないんだろうな。読んでいる間、寛容のパラドックスが頭をよぎる箇所が何度もあった。
    やはりエンパシーを鍛えないと、他者との共生は本当にストレスフルで火種に満ちていて難しいな、と自戒も込めて。
    福音派も一枚岩ではなく、政治参加のアプローチや掲げる政策についてすら、多少幅があるのだとわかったが、とはいえ対立思想を悪魔の所為だと主張するような層とはそもそも議論が成

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    2026年04月25日
  • 福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会

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    アメリカはなぜ分断が進み二極化するのかが、なんとなくわかった気がする。最近の世界の動きは自分の理解をはるかに超えている。

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    2026年04月04日
  • 福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会

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    トランプ大統領の自国ファースト、独裁的な政策に疑問や憤り、恐れを感じていました。
    本書を読む事で、宗教観と政治思想には想像していた以上に強い相関関係が存在する事に新鮮な驚きがありました。
    日本人は、宗教観よりも倫理観を大事にしているという感覚があるのですが、そこにアメリカとの隔たり、違和感をを感じてしまう要因があるのではないかと思いました。

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    2026年03月29日
  • 福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会

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    アメリカの政治と「福音派」と呼ばれるキリスト教の一派が、どのように絡み合って今のアメリカを動かしているのか、アメリカ建国の頃から第二次トランプ政権までを網羅した力作。これを読むと、トランプの荒唐無稽な行動の原理がわかる。理解できるかは別問題だが。

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    2026年03月25日
  • 福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会

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    ネタバレ

    序章  起源としての原理主義
    第1章 「福音派の年」という転換点ー1950年代から70年代
    第2章 目覚めた人々とレーガンの保守革命ー1980年代
    第3章 キリスト教連合と郊外への影響ー1990年代
    第4章 福音派の指導者としてのブッシュー2000年代
    第5章 オバマ・ケア vs. ティーパーティー2010年代前半
    第6章 トランプとキリスト教ナショナリズムー2010年代後半~
    終章   アメリカ社会と福音派のゆくえ

    福音派にも色々あって一枚岩ではないのがわかったが、
    ”終末論的な世界観”、
    ”対立する相手をサタンや悪魔の支配下とみなす・善悪二元論”.........。
    宗教観は個人的・セン

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    2026年07月05日
  • 福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会

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     トランプが支持されているアメリカという国を理解するためには、アメリカで普及している宗教を知らねばならない。この本は気になっていたのであるが、しばらく買わないでいたのだが、トランプがイランを攻撃してメチャクチャなことを言ってるのを聴いてこの本を読むことにしました。全体的には読み物よりは研究論文的な文体でとっつきにくいのですが、我慢してじっくり読むと、現在のアメリカの精神風土がわかってくるように思えました。
    アメリカにはキリスト教原理主義者が多いのはもちろんなのですが、1940年代以降は、そこから派生して聖書で言っていることを政治勢力として強まってきたのが「福音派」と呼ばれている勢力である。この

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    2026年04月30日
  • 福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会

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    ネタバレ

    アメリカの大まかな歴史がわかっていないから、珍紛漢紛になる部分があった。もう一回読み直そうとおもう。

    私のアメリカの認識が

    イギリスから後悔して来て、インディアンを駆逐して、アフリカ人を連れてきて奴隷にして、リンカーンが黒人を解放して、戦争して、9.11があって、オバマさんがいてトランプという認識。お粗末すぎ。

    ・福音派の中にもいろんな人がいて一枚岩ではない。
    ・福音派は白人男性の権力回復を望んでいる。
    ・イラン戦争をハルマゲドンだと考えるに至るストーリー。

    人が増えれば増えるほど民主主義は難しくなるんだな…。
    アメリカという国の分断は本当に大変。こんなの1人の人間で背負えないってば…

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    2026年04月17日
  • 福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会

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    積読している本が引用されていたり、かつて読んだ本で知っていたことが出て来たり、という意味では興味深ったのだけれど、やはり宗教は難しい。どんなに理解しようとしても難しい…

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    2026年03月29日
  • 福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会

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    一般成人日本人には、ほぼ理解できない世界。

    宗教は大事だと思うし、必要なものだとは承知しているし、信仰を持っておられる方には大変失礼申し上げるのだが、大の大人が創造主とか罪を背負って死んだ人間が蘇って、終末には突然信じてくれる人間だけを引き上げるとか、そんなことを真面目に信じていることがどうにも理解できない。

    それでいて、同じ宗教なのに考え方が違ってという。意味がわからない。

    世間がそう言う信仰から離れていくのに危機感を持って、つながりは強固になり、信仰をこの世に実現するための政治と関わっていく。
    政治家も、言っちゃ悪いが票のためなら約束しまっせてきな節操もない態度だし、それでも一旦当選

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    2026年03月23日