加藤喜之のレビュー一覧
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ネタバレ福音派というグループは、歴史上かなり前から存在していて、そのゆるい定義のもとに、時代ごとにさまざまな団体や個人が政治に影響力をもたらしてきた。ただし、大きな概念での福音派という中にも、右寄り左寄りの団体がいたり、目指すものや信条が少しずつ違う宗派だったり、決して統一した一つの団体や宗派ではなく、複雑な構造なおかつ流動的な存在でもある。ニュースで眼にする団体や個人の立ち位置が理解でき、常に「誰がトランプの裏にいるのか」という問いにもある程度解を得ることができたと思う。 いずれにせよ、日本人の私が思う「アメリカ」とは全く前提も定義も違うものを信じているアメリカ人がものすごい数いる、ということを改め
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キリスト教の書物と言うより、現代の米国の政治・社会をキリスト教の観点から分析した好著。キリスト教福音派とは何なのか?原理主義者が「福音派」のグループに含まれ、その右派としての活動を強めていったこと、それが現在のトランプの岩盤支持層になっている背景が良く分かった。その一方で福音派左派と言われる人たちもいて、「クリスチャン・トゥデイ」はその流れの雑誌でありラインホルド・ニーバー、ディートリッヒ・ボンヘッファーは福音派からは容共産主義と批判されているという!
彼らはトランプに対して批判的らしいが、マスコミの報道では全く取り上げられていない。カーターが大統領選で勝利した1976年は「福音派元年」と呼ば -
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トランプ大統領来日記念、アメリカをもっと知ろーのコーナーー!(わー)
と言うわけで、トランプ大統領の支持基盤でもあるキリスト教「福音派」について学びます
ちなみ「ふくいんは」と読みます
地味に読み方とか書かかれてるのうれしいでしょ?
うーん、この親切設計レビューね
「福音派」です
めちゃめちゃ簡単に言うと「聖書ガチ勢」(分かりやすいw)
終末論を信奉する人たちで、アメリカの人口の二十五%近くを占めるとされています
多っ!
政治的には(かなり幅があるんだけど)、中絶禁止、同性愛禁止、イスラエル支持なんかで知られているよね
超保守的で「古き良きアメリカの倫理観」を取り戻そう!みたいな主張も -
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アメリカで福音派がなぜ政治的な力のようなものをもっているのか、そのことが分かりました。
独身の頃集っていた教会は「福音派」でした(と言っても、アメリカのそれとは違いますが)。
本書でも「福音派」が政治に関わっていくのに非常に大きく関わった伝道師としてビリー・グラハムについて述べられています。
彼が大統領の就任式の際の祈祷会に呼ばれるのは、彼がそれほど素晴らしいキリスト者だからだと、集っていた教会の牧師は言っていました。そして、それをそのまま信じていましたが、ああ、そんな背景があったのだと分かりました。
そして、どうして「福音派」がトランプ大統領を支持するのかも。
一キリスト者とし -
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本書で取り上げれている福音派というのはプロテスタントの一派であり、そのなかでもアメリカで独自の発展を遂げたもののことだが、大雑把なイメージでいえばトランプ政権の支持者である。本書の副題からも、そのあたりの同時代的なテーマを期待して読む人も多いかもしれない。
たしかにトランプ政権の背景にある福音派についての概略も豊富に書かれている。が、主題となるのは福音派そのものの発展の歴史であり、本書は戦前から紐解いていく。トランプ政権の支持者たちに福音派が多数いるのは現実だが、福音派すべてが支持しているわけではないことも、順序立てて説明されている。福音派も一枚岩ではない。
福音派はそもそもの始まりとして -
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福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会 加藤喜之
イエス・キリストの教え、聖書が絶対、という原理主義が、
呼び名を変えて福音派として、アメリカ政治にいかに影響を与えているかが
書かれている新書。
何だか暗澹たる気持ちになる。
福音派といえば中絶禁止、同性婚反対。
ダイバシティ&インクルージョンなどもってのほか。
家父長制的な社会こそが望ましい。
そうでない人は許さない!
なんで人の性癖や信条まで入り込むんだろう、と思う。
個人の自由だろうと。
自由の国アメリカで。
ただ、途中から分からなくなってきた。
同性婚カップルがパーティを開こうとケーキを注文したら、
半同性婚の店主が断ったと頃、 -
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非常に学びになり、おもしろかったです。
福音派、なんとなくわかっていたつもりでしたが、より理解が深まりました。
キリスト教だから、福音派だから、プロテスタントだから、みたいな分かりやすいグループで今までは考えようとしていたのですが、かえって混乱しちゃってましたね。
当たり前といえば当たり前ですが、どれも一枚岩ではないわけです。
強いテーマに思える、同性愛・人種主義・中絶に対する考え方でさえもグラデーションであるということが分かりました。
他、特に印象的だったのは、社会の変容の結果、相対的に白人の優位性が失われて、現在、白人が被害者ムーブをしているといったところです。
これもよくある構造ですが、 -
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福音派という切り口での分析で非常に興味深く、勉強になりました。昨今fanaticの度が増してるなと思ってましたが、さもありなんという感じで腹落ちしました。
また、日本も同様の状況に陥りつつあるような気がして、寒気を覚えた次第。
ただ、この本でも解き明かしていなかったように思いますが、白人男性至上主義ですよね?選挙制度の歪みがあるにせよ、この流れで大統領が選ばれていくというのはまだ納得できず。女性、白人以外の男性などを合わせても「少数派」ということなんでしょうか?
ここのところが何とも?で、やっぱり詰まるところ、経済が相当に悪くて、その辺を上手く擽る人物に傾くということの方が少なくともトップを選 -
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ネタバレpivotでアメリカ政治に影響を与えてきた宗教団体として福音派が紹介されていて、興味を持って読んでみた。
本書は、原理主義から始まった福音派がどのように政治的影響力を拡大し、トランプ政権の強力な支持基盤へと変化していったかを描いている。
特に印象的だったのは、「終末論」に基づく善悪二元論が、アメリカ社会の分断を深めているという指摘。リベラル派を「悪」とみなす構図が政治の対立を激化させ、民主主義の根幹を揺るがしているという点が恐ろしかった。
日本でも宗教と政治の関係はあるけれど、福音派のように“信仰が政治そのものを動かす”ほどの影響力はまだ感じない。ただ、議員数削減や代表制の変化次第では、価