加藤喜之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
トランプ大統領来日記念、アメリカをもっと知ろーのコーナーー!(わー)
と言うわけで、トランプ大統領の支持基盤でもあるキリスト教「福音派」について学びます
ちなみ「ふくいんは」と読みます
地味に読み方とか書かかれてるのうれしいでしょ?
うーん、この親切設計レビューね
「福音派」です
めちゃめちゃ簡単に言うと「聖書ガチ勢」(分かりやすいw)
終末論を信奉する人たちで、アメリカの人口の二十五%近くを占めるとされています
多っ!
政治的には(かなり幅があるんだけど)、中絶禁止、同性愛禁止、イスラエル支持なんかで知られているよね
超保守的で「古き良きアメリカの倫理観」を取り戻そう!みたいな主張も -
Posted by ブクログ
福音派という切り口での分析で非常に興味深く、勉強になりました。昨今fanaticの度が増してるなと思ってましたが、さもありなんという感じで腹落ちしました。
また、日本も同様の状況に陥りつつあるような気がして、寒気を覚えた次第。
ただ、この本でも解き明かしていなかったように思いますが、白人男性至上主義ですよね?選挙制度の歪みがあるにせよ、この流れで大統領が選ばれていくというのはまだ納得できず。女性、白人以外の男性などを合わせても「少数派」ということなんでしょうか?
ここのところが何とも?で、やっぱり詰まるところ、経済が相当に悪くて、その辺を上手く擽る人物に傾くということの方が少なくともトップを選 -
Posted by ブクログ
ネタバレpivotでアメリカ政治に影響を与えてきた宗教団体として福音派が紹介されていて、興味を持って読んでみた。
本書は、原理主義から始まった福音派がどのように政治的影響力を拡大し、トランプ政権の強力な支持基盤へと変化していったかを描いている。
特に印象的だったのは、「終末論」に基づく善悪二元論が、アメリカ社会の分断を深めているという指摘。リベラル派を「悪」とみなす構図が政治の対立を激化させ、民主主義の根幹を揺るがしているという点が恐ろしかった。
日本でも宗教と政治の関係はあるけれど、福音派のように“信仰が政治そのものを動かす”ほどの影響力はまだ感じない。ただ、議員数削減や代表制の変化次第では、価