住田祐のレビュー一覧

  • 白鷺立つ

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    承認欲求と憎しみのお話。

    お坊さんも人間関係、老い、病、死、避けられない苦しみと向き合って生きているんですよね。当たり前ですけど。修行で克服できるものでしょうか。
    仏道修行の意味って何でしょうね。
    救いでしょうか。
    悟りでしょうか。
    「自分とかないから」でしょうか。

    最後は、伝統よりも最初の1人になれって感じでしたね。
    要するに、人生、何でもありやなと。
    ただ、強い意志がある事が条件かもしれないですね。

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    2026年03月27日
  • 白鷺立つ

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    私の好きな作家には、松本清張賞を受賞してデビューした方が結構いる(筆頭は青山文平)。ということで、その受賞作となると期待が高い。その思いに応える叡山の僧侶の世界が舞台の力作。作者は会社員とのことだがどのような背景をもとにこの世界を描けたのか驚きだ。

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    2026年03月24日
  • 白鷺立つ

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    デビュー作⁉︎未婚の天皇の子と愛人との隠し子の二人が主人公。淫らな朝廷に生臭坊主の世界というタブーをさりげなく背景に、周囲の思惑と運命に翻弄されながら自分の存在証明に命をかける。名を残すことが、そんなに大事かと一市井人には理解できないが、運命次第で御簾の向こうに座ってた主人公達とは違うか。憎み合った二人の終盤、感情揺すぶられてしまった。「人の値打ちなどというものはそうそう変わるものではあるまい。変わるとすれば相場であろう」白鷺というのは、千日回峰行達成者の異名なんだ。次の作品楽しみ。

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    2026年03月18日
  • 白鷺立つ

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    直木賞候補と云うことで、めんどくさそうやなと思いながら読んだら、めんどくさいことに間違いはなかったけど、引き込まれた。ムチャ煩悩に惑わされてるやん、坊さん。恃照と戒閻、すごい!

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    2026年03月13日
  • 白鷺立つ

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    抑えた筆致の中にも熱量が感じられる。今まであまり読んだことがないタイプの物語で面白かった。レビューが難しい。

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    2026年03月10日
  • 白鷺立つ

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    直木賞候補なので読みましたが比叡山の阿闍梨さまの話だったのですね。知っていたら直木賞候補でなくても読んでいました。
    しかし、お坊さんって煩悩を捨てて悟りの世界に入った人のことだと思っていたのですが、煩悩だらけの話で「なんじゃそれ?」と言う感想です。

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    2026年03月02日
  • 白鷺立つ

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    しらさぎと書いて「はくろたつ」と読みます。白鷺は修験道者が白い衣装で山中を駆け回る姿を表しています。江戸時代後期、比叡山の過酷な千日回峰行に挑む二人の人物を描いた物語です。
    強い物語です。特に後半は一気に読ませます。硬い文体。謎をかけて後でネタバラシするような話の進め方。どちらかと言えば私が苦手とするタイプなのですが。
    俗世から遠く離れたはずの修験僧たちの凄まじい妄執。しかし、主人公の悩みに、反発しあう外面からだけではなく、内面に沈み込むように入り込めていたら、もっと説得力があったように思えます。
    住田祐(さち)。まだ40歳杉の男性のデビュー作。次作に期待です。

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    2026年02月24日
  • 白鷺立つ

    購入済み

    スゴすぎる新人

    比叡山を舞台にした僧侶の世界がこれ程すごいと初めて知りました。過酷な修行とその後見えてくる世界。朝日新聞の書評は嘘ではなかった。

    #タメになる #深い #切ない

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    2025年10月08日
  • 白鷺立つ

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    仏道の厳しい修行を舞台に師弟の反目を描く物語。
    僧にも関わらず、欲や妬みが強く少し辟易とするも、それが人間らしさなのかと感じる一冊でした。

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    2026年03月10日
  • 白鷺立つ

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    おそらく新聞の書評て紹介されていたので読んだ。久しぶりに時代、小説を読んだ舞台は、江戸末期の比叡山でである。比叡山には有名な千日回峰行という恐ろしく達成が難しい修行があるが、それに挑んだ2名の僧侶の話であるこのうちの1名は恃照という名の僧侶で、彼は千日回峰行の途中で意識を失ってしまい、修行を満業できなくなってしまう、この場合本来なら自害することとなっていたのだが、恃照が天皇のご落胤でもあるそれは叶わず半行満ということで片付けられてしまい、生き恥恃照と陰口を叩かれるようになる。
    そのご恃照と同じ境遇の戒閻という僧侶が現れ、その僧侶の傲慢な態度に業を煮やすものの、また千日回峰行に挑むのも止められず

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    2026年02月26日
  • 白鷺立つ

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    タイトルに惹かれた。

    面白かったが、好みではない。

    特に終わり方。

    難しい言葉の羅列に、萎縮したのは事実。
    しかし、それだけ。
    ストーリー展開やセリフ、ト書き等から真新しく真に迫るものを見つける事はできなかった。

    これが"業"なのかもしれない。


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    2026年02月15日