住田祐のレビュー一覧

  • 白鷺立つ

    Posted by ブクログ

    圧倒的な厳か感(笑)
    仏教語や昔の言葉ばかり出てくるので最初は焦りますが、フリガナがついてるから安心して!
    スマホ片手に単語の意味を調べながら読みます。

    でもね、それらが全くストレスじゃないのよ!

    それらがあることで、厳粛な感じ、緊張感、憤怒、嫉妬。
    などがビンビンに伝わってくる。

    本当に素敵な作品でした。

    テーマが難しいように思うかもしれないけど、1度みんなに読んで欲しい!

    そんな一冊でした。

    0
    2026年03月06日
  • 白鷺立つ

    Posted by ブクログ

    また新たな世界を窺い知ることができた…
    僧とかさ…修行とかさ…手塚治虫のブッダを読んだ時に「こんな修行すんの?!」って目を丸くしながら読んだくらいの知識しかなかったのだけど。
    こんなにものめり込んで読む自分がいるなんて。
    最初から最後まで本当素晴らしい作品。人物たちを理解しきれていない自分もいると思う。いつか再読したときに気付けるかな?

    0
    2026年03月01日
  • 白鷺立つ

    Posted by ブクログ

    第32回松本清張賞

    圧倒的!!
    作中に漂う厳粛な空気や緊張感、僧たちの胸に潜む熱、仏道の世界観に触れる読書体験ができた。
    仏教用語や独特の難しい言い回しがあるのに、読みやすく心地よい文章で、前半からこれは!と星5を確信。
    一見地味そうな僧の修行の話なのに、ささやかなユーモアもあり飽きることなく没入した。

    千日回峰行はとんでもない荒行。
    人って、水も飲まないと3日くらいしかもたないんじゃないっけ?
    不眠も死んでしまうんじゃないっけ??
    医学的に無理だと思うし、そんな危険な修行をすることになんの意味が、、、と全く理解はできないけどすごい世界を見てしまった気分。

    寺院と朝廷が深く結びつき、寺院

    0
    2026年02月27日
  • 白鷺立つ

    Posted by ブクログ

    千日回峰行と二人の似た出自を持つ僧の確執、互いを憎みながらも底に流れる感情。心理描写が巧みで引き込まれました。
    また、比叡山の高僧や大阿闍梨のあり様を知って興味深かったです。

    0
    2026年02月22日
  • 白鷺立つ

    Posted by ブクログ

    直木賞候補作。作者本作デビュー作。
    圧巻の作品でした。比叡山延暦寺を舞台とする、生きるか死ぬかの千日回峰行に挑む同じ境遇の2人の僧侶の師弟の感情のぶつかり合い。戒閻の憎むほどの可愛げのなさが最後の章で涙になりました。参考文献の詳細も載っておらず、ここまでの資料をどう引き出して書かれたのか知りたい。

    0
    2026年02月19日
  • 白鷺立つ

    Posted by ブクログ

    心打たれました!
    本格歴史小説とあったので、読み切れるかな〜という思いもあったのですが、もう読みだしたらとまらない(@_@。

    叡山 (比叡山の略称 ) の三大地獄とされている回峰地獄の北嶺千日回峰行をめぐって、本人にはどうすることも出来ない本人の出目が障壁となる師僧と弟子の運命が描かれています。
    これは不運とは違う運命?

    「わしらはそのような血を享けておるからこそ、この北嶺千日回峰行に命を賭す覚悟を決めたのじゃ。この行に出会い、自らに鞭打ち、自らを高めんとすることができたのも、わしらが血を享けているからではないか」と。
    この師僧の言葉がどこで発せられたか、ぜひ読んでいただきたいですね。

    0
    2026年02月08日
  • 白鷺立つ

    Posted by ブクログ

    比叡の千日回峰行に臨む二人の僧。このワンテーマに徹してここまで書けるものか。主題のせいか読んでいる間は酸素が薄く感じる程なのに、一気に読まされた。

    0
    2026年02月02日
  • 白鷺立つ

    Posted by ブクログ

    叡山の2人の僧の千日回峰。いや、凄まじかった。SNSでオススメを見て何気なく手に取ったのだけど、すごいものを読んだ。

    0
    2026年01月27日
  • 白鷺立つ

    Posted by ブクログ

    松本清張賞
    直木賞候補作

    直木賞候補作ということで読む。
    比叡山延暦寺に今でも残る北嶺千日回峰行という過酷な仏道修行。
    これを満ずれば、大阿闍梨という高僧の称号が与えられる。

    もし直木賞候補にならなかったなら、仏教の難しい言葉にひるんで読むことはなかっただろうが、意外に読みやすい。
    北嶺千日回峰行についても、わかりやすく書かれている。

    主人公とその弟子のいがみあいや葛藤、比叡山の高僧たちのいやらしさがこれでもかと著されていて、文章もうまく、なるほど直木賞の候補となったのもわかる気がした。残念ながら選ばれることはなかったが。
    これがデビュー作というのも驚いたが、このまま書き続けられる人か見

    0
    2026年01月14日
  • 白鷺立つ

    Posted by ブクログ

    第174回直木賞候補作の中で、最後に読んだのが『白鷺立つ』でした。
    そして読み終えた今、はっきりと言えます。
    最後に読んで、本当によかった。
    しかも、著者の住田祐さん、会社員でデビュー作とは!!
    小説の完成度もかなり高いのですが、プロフィールにも驚きを隠せません!!

    ちなみに、「白鷺」とは文中にこのように説明がありました。

    ”白鷺とは、叡山における回峰行者を指して用いられる比喩である。”

    物語の舞台は江戸中期。
    比叡山・北嶺千日回峰行を軸に、二人の僧侶――恃照と戒閻の、静かで激しい憎悪劇が描かれます。

    比叡山の修行が苛烈であることは、以前から耳にしていました。
    けれど、この小説で描かれ

    0
    2026年01月13日
  • 白鷺立つ

    Posted by ブクログ

    直木賞候補と云うことで、めんどくさそうやなと思いながら読んだら、めんどくさいことに間違いはなかったけど、引き込まれた。ムチャ煩悩に惑わされてるやん、坊さん。恃照と戒閻、すごい!

    0
    2026年03月13日
  • 白鷺立つ

    Posted by ブクログ

    抑えた筆致の中にも熱量が感じられる。今まであまり読んだことがないタイプの物語で面白かった。レビューが難しい。

    0
    2026年03月10日
  • 白鷺立つ

    Posted by ブクログ

    直木賞候補なので読みましたが比叡山の阿闍梨さまの話だったのですね。知っていたら直木賞候補でなくても読んでいました。
    しかし、お坊さんって煩悩を捨てて悟りの世界に入った人のことだと思っていたのですが、煩悩だらけの話で「なんじゃそれ?」と言う感想です。

    0
    2026年03月02日
  • 白鷺立つ

    Posted by ブクログ

    しらさぎと書いて「はくろたつ」と読みます。白鷺は修験道者が白い衣装で山中を駆け回る姿を表しています。江戸時代後期、比叡山の過酷な千日回峰行に挑む二人の人物を描いた物語です。
    強い物語です。特に後半は一気に読ませます。硬い文体。謎をかけて後でネタバラシするような話の進め方。どちらかと言えば私が苦手とするタイプなのですが。
    俗世から遠く離れたはずの修験僧たちの凄まじい妄執。しかし、主人公の悩みに、反発しあう外面からだけではなく、内面に沈み込むように入り込めていたら、もっと説得力があったように思えます。
    住田祐(さち)。まだ40歳杉の男性のデビュー作。次作に期待です。

    0
    2026年02月24日
  • 白鷺立つ

    Posted by ブクログ

    最初は漢字も難しく、仏門の話だし、読むのに相当時間がかかりそうと思っていたのに。
    松本清張賞受賞作、直木賞候補作品である本著、
    納得の面白さ。
    結局あっという間に読んでしまいました。

    千日回峰行とは平安時代に始まった比叡山延暦寺の命を落とすこともあるという過酷な修行のこと。
    その修行に挑む二人の僧の物語です。

    僧であっても、憎しみ、妬み、苦しみ、恐れ、見栄、承認欲求など色んな感情が生々しく描かれて
    こんなに清廉な生活をしていても
    どこまでいっても人間は人間なんだなぁと。

    後半は憎きカイエンが修行をやり遂げられるのか?ハラハラして、一気に読んでしまいました。

    本作がデビュー作とは驚きでし

    0
    2026年02月13日
  • 白鷺立つ

    Posted by ブクログ

    直木賞候補、松本清張賞受賞作。本著者はコレがデビュー作というから驚き。

    内容は、とある秘密を抱えた二人の仏僧が、失敗すると死と言われる千日回峰行という厳しい修行を成し遂げんとする‥

    仏道修行を描いた本格歴史小説ということで、難しい言葉も多く最初は少し読みづらいと感じました。でも、読み進めていくと、二人の僧が修行を通して生きる意味を問う、熱血バトルものという感じで不思議とスラスラ読めちゃう。ラストもいい意味で裏切られて楽しく読めました。再読したい作品です。

    0
    2026年02月05日
  • 白鷺立つ

    Posted by ブクログ

    直木賞候補作です。
    住田さんは初なので受賞は無いと思いましたが、
    この作はとても良かったです。
    比叡の千日回峰の辛さが良くわかります。
    複雑な境遇におかれた二人の生涯と心の動きが描かれ最後まで一気に読まされます。

    0
    2026年01月23日
  • 白鷺立つ

    Posted by ブクログ

    デビュー作らしい気合の入った物語。

    主人公目線で読み進めていくと、敵役のなんと憎たらしいこと。
    この物語は、クライマックスシーンでの「だまらっしゃい!」というセリフに帰着するための物語だと思った。

    0
    2026年01月21日
  • 白鷺立つ

    Posted by ブクログ

    一体全体あとこれだけのページでどう落としていくんだ!と、ハラハラしながは怒涛の後半をめくり続けた
    背景の登場人物から浮き上がらせる2人の心の格闘具合。諸々映像で浮かび上がる情景。いやはや直木賞だろー!!!仏門の奥深さと浅はかさと本人たちの思い入れの錯綜感が半端ない。

    0
    2026年01月20日
  • 白鷺立つ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おもしろかったけど、お坊さんってこんなに短気なんだって違和感が強かったです。

    反行満って酷いですね。半人前みたいでジショウさんは辛かったでしょうね。

    0
    2026年01月19日