有森ジュンのレビュー一覧

拒絶された花嫁

キャサリン・ジョージ / 有森ジュン

面白かったです。18歳の誕生日に旅先で出会った青年はヒロインがずっと夢に見るほど憧れていたラクビーの選手でした。劇的な恋に落ち、結婚した若い二人はその時、すぐ先に絶望的な破綻が待ち受けていとも知らずに、束の間の恋と幸せに酔いしれます。

結婚後、夫が実は爵位を持ち、伯爵だと知ったヒロイン。加えて権高で格式を重んずる義母の冷淡な扱い、更にハネムーン先での夫との行き違いなどから、夫の居城を飛び出します。月日は流れ、自立した美しい大人の女性となったヒロインは元夫と再会。
「今度は逃がさないぞ」。熱く情熱の余韻をはらんだ声で囁きかけられたその瞬間から、ヒロインと夫の攻防が始まる。法律上、彼女はまだ伯爵の妻だった―。

ラストの冷たいと信じ込んでいた義母が実は優しい女性で、ヒロインにも「遺産」を残していたシーンには心が洗われるようでした。この小さな終わりのエピソードが物語りの終わりに消えることのない感動の余韻を残し、最後を引き締めています。
「二度と逃がさない」熱いヒーローのセリフから始まった物語りは最後まで読者を飽きさせず惹きつけ読ませてくれることでしょう。

薔薇色の明日 小さなキューピッド ＩＩＩ

レベッカ・ウインターズ / 有森ジュン

このシリーズには悪人が出てきません。いい人やらちょっと寂しい人やら。ヒロインのメグは、それを全部ひっくるめたような感じの人です。ゼインもそうです。そんな二人が幸せをつかむまでのお話しです。３作品で終わりなんでしょうが、男の友情も描かれていて好感のもてるお話でした。

未来への扉

エリザベス・ハービソン / 有森ジュン

「十二時の鐘が鳴るまで」「恋のレシピはいかが？」
三姉妹の末っ子の話。
最初から最後まで面白かった。

拒絶された花嫁

キャサリン・ジョージ / 有森ジュン

ちょっぴり秘密があるヒロインとメロメロヒーローのいつものキャサリン・ジョージ
悪意ある第三者の策略で別れる系

情熱のヴェネチア

キャサリン・ジョージ / 有森ジュン

『旅先で彼女を待っていたのは、夢のようにロマンチックな恋だった』

最初の方からヒーロー、ドメニコとヒロイン、ローラは相思相愛な感じがして微笑ましい。

ヴェネチアでのシーンが美しく、ロマンチック。
ドメニコの方が情熱的でローラに迫っている（笑）

ローラは少々頑固なところもあるが、純粋。良くも悪くも現実的な面がある。

十二時の鐘が鳴るまで

エリザベス・ハービソン / 有森ジュン

◎総合評価　３
◆ヒロイン　４　　◆ヒーロー　４
◆純愛　３　　　　◆情熱　１
◆さわやか　４　 ◆セレブ　４
※真面目に仕事に励むヒロインと、過去には浮名を流しながらも現在は自分の職務を全うしようとするヒーローのお話。サラッと読める。

薔薇のキューピッド

エマ・ダーシー / 有森ジュン

子供の居ない祖父の家に乳母。謎の女性ヒロインにヒーローは疑念ばかり膨れ上がりヒロインを傷付ける。
結構面白かった。主役の二人も素敵だったけど、ヒーローの祖父や使用人のみんなもそれぞれ魅力だった。

秘書の二つの顔

リンゼイ・アームストロング / 有森ジュン

シングルマザーのリズ・モントローズが、派遣先で秘書をしている社長キャメロン・ヒリアーを気にし始めて…。キャムにも亡き妹の遺児を育てていて、都合がいいから結婚しないかをー愛しているから無理だわのパターン。理屈っぽい出来でまあまあ。

薔薇のキューピッド

エマ・ダーシー / 有森ジュン

子供が先に出来ちゃうパターン。
その後、歩み寄って分かり合いたいと努力するヒーローと、少しずつ心を開いていく（許していく、かな？）ヒロインの過程が好みです。

黒衣の愛人 シークの憂い ＩＩＩ

トリッシュ・モーリ / 有森ジュン

毎回王位を放棄する理由の為、不幸を十年。今回は売春婦と思われてるという理由。前回は不妊だし、かわいそうなヒロイン達。

砂漠の夜の誘惑

キャロル・マリネッリ / 有森ジュン

☆3.5
普通のR
結構大胆にはしょられてる印象があり、「あれ、いつの間に？」ということが結構あって、いまひとつ入り込めなかった。

別れのクリスマス

レイ・マイケルズ / 有森ジュン

過去の誤解が辛い記憶とトラウマになったリサ　優しく頭がよく本当に素敵な女性・・・が　過去に愛したけれども別れる事になったカートと再び結ばれる素敵な話