上垣外憲一のレビュー一覧

  • 陽炎の飛鳥

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    聖徳太子の師慧慈老師がみた大和や聖徳太子を語る。最近興味を持ち始めた聖徳太子なので流れを掴む点では分かりやすい話で穏やかな目線で語っているので心がざわつくことなく読み終わる。
    でも何か得られる事は見つからず年表を詳しく読んでいる感覚。

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    2022年09月29日
  • 勝海舟と幕末外交 イギリス・ロシアの脅威に抗して

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    本書は「勝海舟を巡って」ということ一辺倒なものではない。幕末期における対蘭関係、対露関係、対米関係、対英仏関係というものや、それらの関係が錯綜した中での幕府の外交というものを、また諸外国による当時の“対日アプローチ”というようなものを考える、広く深い内容になっている。実に興味深い!!

    「幕末期の日露関係」というようなことが非常に詳しく語られている本書…非常に有益だ!!

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    2015年01月14日
  • 勝海舟と幕末外交 イギリス・ロシアの脅威に抗して

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    幕末の外交を史実を元に記されて、各国の思惑がわかりましたが、延々と述べられるだけで何が言いたいのかがわからない結末でした。

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    2019年01月21日
  • 鎖国前夜ラプソディ 惺窩と家康の「日本の大航海時代」

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    ネタバレ

    そら「大胆に描き出す」とあるけど、ここまで「大胆に描き出す」とは思わないだろ、普通!
    憶測に憶測を重ね、全てを藤原惺窩に好意的に描いている。
    もはや、どこに、どこまで、資料的裏付けがあるのかさえわからない。
    「講談社選書メチエ」は以前に購入していたシリーズなので安心して買ったのだがなあ。
    藤原惺窩を褒め称える際に、知名度のある家康が使われているだけじゃねえか。

    数少ない有益情報
    ・「貿易立国島津家」の再確認(だよなあ。貿易の利。それも膨大な利を理解できていなければ、琉球を征服しようとは思わないよな。
    ・文禄の役で流れたが、秀吉からルソンへ服従を求める親書が商人の手によって届けられている!

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    2018年10月14日
  • 勝海舟と幕末外交 イギリス・ロシアの脅威に抗して

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    幕末に対馬を巡って、露英仏とどうやり合うか、幕府の中にでも、親露派、親英派がいて、また親米派もいて、誰が誰と交渉するか、それが、ロシアや中国、アメリカの状況によって、変わって行く。世界の中の日本で虎視眈々と領土が狙われていた状況をどう乗り切ったのか。それに勝海舟が深く関わっていたという。
    でもタイトルと違って、勝海舟はほとんど出てこないし、ロシアが退去した時の状況がほとんど描かれていないのにちょっと欲求不満が残りました。

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    2017年09月14日