松居温子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ日本人とドイツ人の「時間的感覚」は仕事でも生活でもドイツ人は「自分軸」で無駄を省き、効率的に仕事を集中させるという。近年の休暇比較でもドイツ人は日本人の3倍休み(平均実労時間1598時間の日本人vs1349時間ドイツ人)が、賃金比較では日本を100とするとドイツは185(1.85倍ドイツ人は高い)と言う。違いは「時間の無駄」を省き集中し効率を向上させていることが伺える。あえて「なぜ日本人は時間が足らないのか」は人間関係を重視した他人のために使っている時間が多い、と言う。やはり日本人は会議でもそうだが、厳粛に時間制限を用いて結果を出そうとはしない姿勢が多く、その度に会議の数も増えている。本文では「9割を捨てた1割の本質」とある解釈は思った以上に、最優先すべき必要な事だけを選択し、絞り込めば残りはごく僅かであると主張している。それには「自分軸」を基本として、「自分の役割」を判断する(責任感を持つ)、「固定概念」で行動しない(自分の専門性を認識する)、頼まれていないことはやらない(便利な人になってはいけない)、「自分が完璧にやる必要がある」か判断する(チームとしての成果を評価)、「時間内に終わる」(終わりを意識、結果を時間内に出す)、「やらなくてもいいことを見極める」(本質を見抜く)、更に「人間関係を忖度」では、日本人は「広く浅く」、ドイツ人は「狭く深く」を重んじる、と言う。ドイツ人の感性では「無駄を捨てる」について、6つの思考、行動する。
1、「曖昧なこと」具体的になるまで行動しない、仮定の話は答えない、無視する
2、「横柄なこと」行きすぎたサービスはしない、理不尽なクレームや過剰な要求には屈しない、無償で提供しない、無駄な交渉は相手にしない
3「目先のことだけを考える癖」目先のノルマに惑わされない、目的や目標を持って臨む意思が強い、健康を疎かにしない
4「損失回避思考」ずるずると引きづらない、損切りで早期に損の芽を摘み、健全な経営を目指す
5「断る技術」「ありがとう」を付け堂々とあっさり断る、保留しないで断る、相手にとって効率が良い方法を提案して断る、はっきりとした「断る」理由を伝える
6「任せる技術」褒めて任せる、完璧を求めないで任せる、任せたら素直に手放す
現代、日本の企業などに蔓延る「時間感覚」は人間関係も含めて商習慣での忖度と非効率な仕事(無駄)は時代遅れの感もする。本書は日本人の良さと悪さを改めて感じさせる書だが、ドイツ人の「時間と仕事感覚」は学ぶべきことが多い。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ⭐︎キーワード
他人軸じゃなくて自分軸で考える
→「自分がやりたいから」
今を楽しむ
→この瞬間を何度も繰り返してもいいと思えるなら良いが、そうでないなら幸せな時間を過ごせていない(永劫回帰)
×どれも大事、全部やる
◯大事なことのみ集中する
→成果に繋がることに集中
余白をつくる
→この時間に普段手が届かないことをやる
→⭐︎休日
スタンプラリーのように「何かをやる」というよりは、それをやってみて(行ってみて)どうだったかの方が大事
100点を求めず、70点でさくさく進める
終わりの時間を意識する
→終業1h前に、どうやったらちゃんと終わるか
やりたいことを見つける方法
1️⃣幼少期のことを思い出す
2️⃣五感を使った体験をする
3️⃣SNSを手放す -
Posted by ブクログ
個人的に、他国との比較文化論が好きでよく読むけれど、読んだ後は日本という国が嫌になる、、、苦笑
もちろん、日本にも良い部分があるのだけど、「休む」とか「仕事」とかそういうトピックで語られる時には大抵ネガティブな話になる。
どちらにしても日本人の良さである「几帳面さ」「真面目さ」がどちらの場合においても負の側面に出てしまっている。
今回はドイツとの比較になるけど、GDPの順位が抜かされているのなら、もうがむしゃらに働くだけではなく、個人にとって心地よく働く環境を追求できないものだろうか。
必ずしもドイツが、とか、他国の方が、とか言うつもりもないけれど、日本単独で見たとしても、「今の働き方」というのはまだまだ改善の余地があると思う。ただ、日本の企業体質としては限界があるのだろうなと思うと、虚しくなった。
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Posted by ブクログ
ドイツ人の性格憧れる
「やるべきこと」9割すてている。残った時間をすべて「自分の時間」に使う。
なるべく多くのお客に対し、短時間でかかわる日本人
お客がどなに並んでいても、時間をかけて対応するドイツ人
日本人は完璧を目指し、それを他人にも強要する
ドイツ人は100点ではなく、60~70点を目指す。
課題が生じたら、一緒に考えていくほうが効率が良いと考える。
「やらない」ことが圧倒的に多い。曖昧な質問に答えない。
デュアルシステム制度
高校を卒業するころに、約350種類のなかっから、自分が目指したい職業を選び、プロになる選択肢がある。
日本でよくある「気付いた人がやる」「家のことは妻がやる」という曖昧な基準で役割分担をしていると、特定の人に負担が偏ることがあるので、必ず話し合い、役割を決める。
頼まれて、先回りしてやることは無い。
狭く深くの人間関係を好む。
その場にいない人のことは話さない。(目の前の人に集中)
スマホに時間を奪われない。
①ルーティンをつくる
犬の散歩、軽いジョギング、ストレッチなど
②10分でも趣味に取りかかる
③その日の夜や翌日の自分にご褒美を
ベットメイキング、帰ってきてからの食事を出かける前に作る
読書を大事にしている。
情報を丸暗記したり、インプットすることに時間を費やすことはしません。
読書を通じて得た知識をもとに、考えること、人と語らうことに多くの時間を使います。
マルチタスクをしないのが原則。
ドイツ人の捨てる基準
曖昧なこと、横暴な人、目先のことだけ考える癖、損失回避思考。
ずるずる引きずらない
損切スピードが速い
「ありがとう」を頻用する。
自分の機嫌を損ねないことを大切にしている。
ドイツの会社では上司が部下に「君は仕事をしていて、楽しいかい?」と聞きます。
ネガティブな答えが返ってきたら、ひとまず、仕事の手を止めさせヒアリングに努めます。
従業員の心の管理を大事にしています。
アンガーマネジメントの天才
「怒ったら負け」
話してみないとわからない、やってみなければわからない。とにかく動く。
自然とのふれあいを大事にする
森林の散歩、サイクリング、ライン川沿いで日焼けなど
5時間でも6時間でもリラックスに身をゆだねます。
閉店法があるが、ジム施設は24時間営業しているところが多い。
日本人は休みの日に「行ったこと自慢」をしたがる。
ドイツ人は自分軸で主体的に生きています。 -
Posted by ブクログ
昨日、大きな書店に行き、目に付いた本を4冊買いました。その一冊。
ドイツ人の時間に関する考え方が素敵です。
なんでしょう…
ノーと言えない日本人。
気を使い過ぎて、自分時間が無くなる日本人。
夫を見ていてそう感じるのかな。
夫に本の内容を少し伝えると…
「貴女がなぜ今その本を読みたくなったのかわからないけれど、俺は、仕事で悩んだ時に、自己啓発本なんかで、それ系の本も読んだよ。ドイツの仕事の仕方が良いのはわかるけれど、日本の会社で、それをやるわけにはいかないでしょ。子どもたち世代なら、参考になったり、変えていけたりするのかも知れないけれどね」と。
なるほど。
他人軸ではなく、自分軸で暮らす。
そこなのかな。
夫は、会社では、気を遣っているが、最近、自宅では自分軸で暮らしているかな。
私は…そもそも、自分軸で暮らしている方が多いです。
実家の母は、他人軸で暮らしているようで…でも結構、自分軸じゃないかなぁ…とか。
なんでしょう…今後の生き方に迷っているのかな。私。 -
Posted by ブクログ
日本人と同じで真面目で似ているものだと思ってた。真面目には変わりないが、自分主体の考えが強い部分は、全く異なっている。いわゆる空気を読むようなところはない。
もっと自分に素直になってもいいんだとの思いにさせてくれる。
確かにいつしか、家族から私の読書時間が許されている。いやむしろ元から禁止なんてされてないわけで。
◉何の生産性もないような時間の大事さ
◉他者の反応、常に他人軸での疲弊
◉脳は何もしていない時こそ、一番エネルギーを使っている。
→アイデアはふとした時に出ますね…意図的な休息が必要なのだろう。
◉気に留まること、未完了の作業を引きずらない。
◉プライベートのタスク管理。タスク=やりたいこと。
◉小さいタスクは平日のうちに。
◉休日を誰かのためから、自分のために。
◉つまらない、退屈なのは自分のせい。
◉他人に喜んでもらうこと=自分の喜びの場合は他人軸での行動ではない。
→これはストンとおちた。子供を思ってやってあげることは、自分軸の動きで犠牲ではない。
◉休んだからといって、失うものはなにもない。
→確かに、翌日溜まりに溜まったメールにうんざりはするが、一時的なことにすぎない。むしろ、部下がいつもに増して良い動きをして、成長に繋がる。
◉そうしたいと思った人間が積極的にする。役割が流動的。例)カレーが食べたいなら自分で作って振る舞う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレとにかく「自分主体で生きよう」「自分の時間を無駄に他人のために費やすのをやめよう」「幸せに感じる時間を大切にしよう」というメッセージを繰り返し形を変えて訴求してくる。
日本人にありがちな悪癖はドイツ人ならこう対応している。という語り口だが、提示される例の昭和感が強いせいで納得感に欠けるところがある。
終わりの方で、“ドイツ人は、平たく言えば、自分の人生を主体的に生きているとでも言いましょうか。私はこのような傾向を見て「ドイツはいい」と言いたいのではありません。“と述べた後に、ドイツ人と長年過ごしてきた立場から幸福な時間を過ごせるようヒントを呈示する。と続けているのは流石に鼻についた。さんざんドイツ人の生き方って素晴らしいですよとしか読めない内容を書いているのだから、素晴らしいでしょと言い切ってほしい。
P.S.
私にはドイツ人の知人はいないので、「ドイツ人はこんな生き方をしている!」と言われたらそうなんですねとなってしまうが、本書の「ドイツ人は洗濯を週一しかしないけど日本人は毎日する人もいる。その時間を大切な人との団欒に使えばよいのでは?」という記載については気候の違いが大きいのでは…?と環境の違いによる差を国民性の差にすり替えて箇所で、本書に対する疑念が強くなりやや素直に読めなくなったりした。 -
Posted by ブクログ
★3.5
印象に残った箇所については、以下のとおり。
【P136】時間というものは財産で、命に値する大切な資源だという意識が、日本人は総じて薄いように感じます。
【P163】人に「任せる」ことができるようになると、自分のなかでは捨てたものでも、結果として会社や家庭内では捨てていないことになります。リーダーや妻だけが大きな負担を背負うのではなく、部下やお手伝いができる子どもたちにうまく分散させていくことで、自由な時間を確保することができるようになるのです。
【P170】「やらなきゃいけないこと」を絞っているために、心に余裕があるという部分もあると思いますが、ドイツ人は基本的に自分の機嫌を損ねないことを大切にしているのです。
【P179】時間という目に見える軸で終わりを明確にしておくこと。それによって、「絶対2終わらせる」という強い意識が、集中力を生み出します。