三浦真奈美のレビュー一覧

  • 女王陛下の薔薇4 咲き匂う花たち
    説教的ではなく自然と、明日も頑張ろうと励まされる物語でした。何よりすごいのは、エスティが女王のような革新的な女性として描かれるのではなくて、ごくありふれた普通のお嬢さんだったことだと思う。エスティがエスティのままに世界を広げていって、そのしなやかさで社会に溶け込んでいく。歴史に名を刻んでいなくとも、...続きを読む
  • 蒼穹のシディ アグラファ1

    作品はいいのに電子書籍のが残念

    紙の本が発売した当初から購入して何度も読み返している作品です。電子書籍の方が持ち運びに便利なのと好きな作品の新装版の感覚もあり購入しました。
    何度も読み返している作品ですので、作品の内容については文句のつけようもなく星5ですが、電子書籍の作りが残念過ぎるので、星1つマイナスにしました。
    以下、個人的...続きを読む
  • 女王陛下の薔薇3 棘の痛み
    少女から女性へと変わっていくヒロインたちがすごく「愛おしい」。エスティはエスティのままにしなやかな女性へと花開き、リディアはリディアで一皮むけて(というか一気に階段上って)独り立ちし、あぁ、ひとつの時代の幕開けだなぁという感慨が胸にひたひた沁みてくる。
  • 女王陛下の薔薇2 秘めたる花園
    エスティがエスティとして目覚め始める第2巻。エスティが1人で歩き始めるその姿に、何かを重ねてドキドキワクワクします。
  • 女王陛下の薔薇4 咲き匂う花たち
    未だ内乱の治まらないパガンに特使として赴くことになったエスティ。あのエイダン・グレイもまた特使として代表団に加わることに。パガンでもエスティの周りは騒動続き。ブランカとの再会、エイダン・グレイとの画策、軍部の醜聞。無事に調印式は行われるのか。最終巻にして第一巻の様な冒険がわくわくさせてくれる。相変わ...続きを読む
  • 女王陛下の薔薇3 棘の痛み
    植民地パガンから逃げ帰ってきた紳士淑女たち。その中にはシン・シェルバーンとその婦人となったリディアの姿もあった。帝国では新聞の一面にエスティの記事が踊り、サウスダウン社の評判は地に落ちている。そして女王陛下は親友に、自らの病を打ち明け、エスティはセシリアを護り助けようと心に深く誓った。今回なんと言っ...続きを読む
  • 女王陛下の薔薇2 秘めたる花園
    ブランカと共にパガンから帝国へ戻ってきたエスティは、思案の末、エイダン・グレイの紹介で新聞にパガンについてのコラムを書くことにした。しかし父親には親子の縁を切られてしまい、ブランカは下宿先でも騒動を起こしてばかり。ブランカはカレッジに入ると意気込むが、女性入学の前例のないカレッジの対応ははどこもひど...続きを読む
  • 女王陛下の薔薇1 夢みる蕾たち
    寄宿学校時代を共に過ごした親友は女王陛下になった。一番の親友が遠い存在になってしまったと感じたエスティは寂しさを抱える。そんな彼女に婚約の話が舞い込んだが、渡航先のパガン人をこけ下ろすその相手を愛せる自信はエスティにはない。帝国から船で一ヶ月も離れた地で、エスティは友人となった藩主の娘ブランカと共に...続きを読む
  • 閃光のミオ アグラファ2
    いくつもの視点で描かれているため、時間軸がわからなくなってくる…。
    ミオがすごいです。
    アインはあまりいいとこなしなんですが…どうなるんだろう。
  • 女王陛下の薔薇1 夢みる蕾たち
    社会の中で自立しする女性の物語(文才ないな…)女性は脆くか弱いようでいて、実はしなやかに強い。私もそんな強さを手に入れたい。
  • 女王陛下の薔薇1 夢みる蕾たち
    序章。でも再読してみると、エスティはエスティらしさを失わないまま、人生を駆けていったんだなぁとしみじみ思う。
  • 蒼穹のシディ アグラファ1
    ミオとアイン、敗戦国と戦勝国、二つの視点で描かれる物語。
    黒衣の男が謎過ぎて続きが気になります。いいやつなのか、悪いやつなのか、そんなのを超越した存在、って気もしますけど。
  • 風のケアル1 暁を告げる鐘
    未知の国の巨大帆船。この言葉に惹かれるモノがあり購入。後半駆け足気味なのは残念だがそこまでは十分面白い。