葦原青のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ第5回C☆NOVELS大賞 大賞受賞作
魔法で橋をかけるという設定がとてもユニークで面白いと思って。
いろいろと設定がつくりこまれていてよかった。
師匠の存在もいい感じ。完璧ヨーダとルーク。
しかもレイア姫も登場するし(笑)。そうきたか、って感じ。
あと、リシュリュー枢機卿も登場してたなあ(笑)。憎たらしくも存在感がある、敵というかなんというか、という存在。スパイスがきいてていい感じ。
敵国との戦いのあたりはいまいちよく分かんなかった。その戦いをクライマックスとするには、全体のバランスが悪く、前半はプロローグのオンパレードという感じで、設定が開示されるばかりでストーリーが全然進んでないように感 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ《古縞》
自軍を敵地に運ぶための橋を〈歌〉で架ける架橋技師。伝説の六色技師である師を持ち、若くして三色技師となった少年フレイは、戦に協力するという罪悪感を抱えながらもエラトリア帝国軍に従軍していた。相棒アリューシャ、守護騎士レオとともに次の戦地へと赴くが……。
第5回CNOVELS大賞受賞作。
架橋技師っていう設定が面白い!
要は魔法のようなもので橋を架けるわけなのだけど、扱う素材によって難易度が違って、扱える素材の多さによって階級みたいなものが決まるみたい。
三色技師=木、石、土が使える、って感じ。
でも、最終的にはこの技術の転用でなんか異世界の物を引っ張ってきちゃったっていうのがなんだ -
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Posted by ブクログ
歌で橋を架ける「Pontifex」フレイは若くして頭角をあらわしている。戦地で橋を架けることから戦略的に重要な役職だけれど、当の本人は橋マニアで、天才にありがちなひねくれ者。対をなす相棒アリューシャも同様に橋マニアだが明るくて前向きな少女。守護騎士レオは元不良ながら常識人?
自分と相棒の師匠が好敵手であったり、また自身のライバルが喧嘩をふっかけてきたり、人間関係もいろいろ。主人公がひねくれ者ながら意志がしっかりしていたり、周囲のまっすぐな人たちに救われている気もする。
お話の最後でちょっとしたどんでん返しというか、スターウォーズのレイア姫的展開というか…。