山口慎太郎のレビュー一覧

  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    本書は気鋭の労働経済学者による、サントリー学芸賞受賞作である。

    副題に、データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実とあるが、「真実」とはいえ、これは、「巷のあやしい言い伝えや、噂話よりは真実に近い」というのが正確であると思われる。

    実際に、著者もデータ分析の解釈については、慎重に判断をした上で解説をしている。

    もっとも、本書を通じて巷のデータ分析や、そもそものデータが「結構あやしい」かもしれないという可能性に気づくだろう。

    分かりやすく刺激的なデータと、データ分析に惑わされずに「家族の幸せ」を選択していくために、有用な本である。

    個人的には、伊藤公一郎(2016)『データ分析の力』

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    2020年11月20日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    「母乳神話」に対する考察に関しては非常に興味深かった。あとは個人的にはそうだよなといった印象。あとは保育園は子供の発育において信頼に値するんだなということと、育休はデメリットの方が大きいと感じた。(離婚率上昇や収入低下)

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    2025年12月30日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    恋愛、結婚、子育てに関する色々をデータで客観的に分析していて、読み物として面白かった。
    キャリアのある女性ほど子育てによる収入源など結婚のメリットは減る、離婚しやすくなると嫌なら簡単に離れられるのでDVが減る、など、言われてみればなるほど、な事例が多く面白かった。

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    2025年12月01日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    育児という個々の家庭のブラックボックスに経済学的な切り口で書かれている点が面白かった。

    育児中の身としては、頷けるところと、はて?と思う点が半々くらい。

    個人的ななるほどは、
    早期教育の効果は長くて中一くらいまで。
    早期教育の流れがすごくて圧倒されているが、焦る必要もないかと、自己肯定の材料にさせてもらった。
    とはいえ教育レベルが高ければ、将来の安定につながる可能性は高そう。

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    2024年04月27日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    一般によく聞く通説(例:「母乳育児でないと子どもの成長に悪影響を及ぼす」「帝王切開をすると子どもに健康上のリスクを及ぼす」「3組に1組が離婚している」)の真偽をデータを持って証明しているのは良かったと思う。
    また、データ上導かれた「育休は1年で十分(3年もいらない)」という結論は、世の女性(特にキャリアとの両立に悩む女性)に広く知られていくと良いと思った。

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    2023年12月31日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    ほぼ海外の先行研究のまとめって感じ。
    内容は興味深い。事実から著者の発展した考察が書いてあればなおよいかなーと。

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    2022年03月10日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    個人的に「イクメンの経済学」はためになった。元々感じていたとおり、客観的合理性の観点からは、育休取得には良し悪しある(むしろキャリアにはマイナス?)との調査結果。
    何でも理屈で納得したがる男子にはオススメできる本かと思う。
    とはいえ、自分の幸せは自分にしか決められないので、こういうものも参考にしつつ、悩みながら前に進んでいきたい。

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    2020年11月15日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    ネタバレ

    結婚、出産、育児、保育園、離婚についての「常識」に対し、アカデミックに分析した内容です。

    家族がテーマだと、感情論になりがちです。きわめて私的な世界です。合理的だとか科学的に信頼できるなど優位性があることも、分かっているけどあえてそれを選択しないというケースは多いかと思います。

    だとしても、「何となく」で語られてきたテーマを、学術的な立場で白黒つけてくれた本書は、たいへん意義があります。

    明確な根拠がないまま、昔から言われている通りにしているのもおかしな話。一方、科学的に正しいことを知り、その上で、それを選択しないという考えは「あり」だと思います。

    なお、タイトルから、子育て真っ最中の

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    2020年11月05日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    結婚、出産、育児について、特に育児では父親の育児と保育園の効果、果ては離婚の効用についてまでをデータをもとにご教示くださる。離婚はさておき、我が身にとって人生の過ぎ去ったイベントばかりなのだが、得てして若き当事者はこういう本を読む余裕もなく、我われが体験を踏まえて次世代に語り継がねばならないのだろう。なまじべったりと親が幼児を育てるよりも、育児のプロである保育士に委ねた方が子どもに有益ってのは納得した。育休3年制ってのは・・・本音を晒すとやばいわ。

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    2020年10月30日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    内容自体はとても興味深い。本当に因果関係なのか、単なる相関関係を恣意的に解釈しているのかが全ての根幹。プライバシーや生活の多様性があるのでこれ以上の追加調査は困難だろう。

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    2020年10月07日