山口慎太郎のレビュー一覧

  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    各国の家族に関する経済学の研究報告をわかりやすく紹介した本。各種データが面白い。経済学に対する興味も湧いてくる一冊だった。

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    2025年11月24日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    春から経済学部に進学するので読んでみた。
    経済学は色々なことに応用できるのだということがわかった。興味がないと思った分野でもチャレンジして様々なことを楽しんで学びたいと思う。
    ますます楽しみ。

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    2025年01月20日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    子供が生まれたのをきっかけに知人に勧められて読みましたがとても良かった。経済学的に結婚、子供、家族などの在り方や評価がとても参考になる。海外事例だとどこまで日本に当てはまるか怪しいとこはあるものの、事例として知っておくと良い子供多かった。

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    2024年12月31日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    現在育休中の身であり、母乳育児神話の真偽、育休取得の効果などに興味を持ち購入。

    経済学的手法(科学的なアプローチ)を基に判明した各種研究結果がわかりやすく解説されており、今後の育児に際しためになる知見を得ることができた。
    本著はあくまで経済学的アプローチによって判明した知見であるため、別途、医学や発達心理学の方面からも同様のテーマについて学んでみたい。

    また、経済学は、思っていたより心理学に近しいのだなと感じた。(一人一人の心理・行動の集約が経済現象/社会現象になる)
    体系的に学んだことがないので、ぜひ学んでみたい。

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    2021年04月29日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    女性が社会進出することで、経済と社会の活性化につながる。
    そのためには何が必要か、を解いた一冊。

    なんとなく迷信だと気づいてることでも、データ分析があるのでより納得できる。
    根拠のないことで不安に思うよりも、ぜひ本書を一読してほしい。きっと杞憂で終わることも多いと思う。

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    2021年03月15日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    ここでいう「家族の幸せ」とは、数多くの噂
    や都市伝説めいたしきたりや行動を実行する
    ことによりたどり着くことができるゴールを
    表しています。

    例えば「赤ちゃんは母乳で育てるべき」
    「幼児教育は大切」などの、何が正解なのか
    誰も分かっていないのに、何となく正論とし
    て語られている習慣のことです。

    これらの「噂」に対して、米国などのデータ
    を駆使して極力真実に迫ろうと著者は試みま
    す。

    何と「男女の出会い」から「育休」「保育の
    内容」まで研究対象になっており、まさしく
    「家族」を学べる一冊です。

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    2021年01月20日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    子育てについては、いろんなこうしたらいい。という説があるが、データを用いて何が根拠のある説なのか解説してくれる
    母乳の効果や、保育園の効果など

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    2025年11月18日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    友人に紹介されて読んだが、とても興味深かった。
    この分野の本は初めて読んだが、基礎知識などなくてもすらすら読めてとても良かった。
    これは男性の方が書かれていて、男性目線で書かれていたから、この分野での女性目線からの本も読んでみたい

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    2025年09月19日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    研究結果やデータを元に今の教育や家族の問題を紐解いていく、乳児の子育てについても昔の常識と今の常識の変化を書いてあるのがとても興味を持ってよかっです。

    さらに家族のあり方や子育てなど男性目線で書いてあるので冷静に見れるし、感情論ではなく経済学に乗っ取って家族のあり方や子育てこれからの問題点を指摘してるので、男性にも読みやすいし、こんな考えの方がいらっしゃるのは日本の未来が明るいなと思いました。

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    2023年12月02日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    母乳育児は生後一年の子どもの健康にはプラス、その後は影響なし
    生後母親と過ごす時間の長さは子どもの将来の進学状況や労働所得に影響なし(保育園の環境が良ければ愛着理論は母親である必要なし)

    父親育休
    ノルウェーやスウェーデンの研究では、父親が約一ヶ月の育休をとった場合、所得が2%減り、16歳時点の子どもの偏差値が1あがる。
    またケベック州の研究では、育休改革後に父親の子育てや家事の時間はそれぞれ15-20分増えた。アイスランドでは離婚率が下がった。(一方でスウェーデンでは3年以内で増加するも5年後では変化なし=離婚が前倒しされた)

    日本の研究では、保育園に通うと、母親の学歴が低い(高校を卒業

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    2023年11月10日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    3歳児までは親が育てるべしと言う神話(?)を信じていた部分が少しはあったが、そうでないことがエビデンスを元に示され、認識を改めた。
    特に、学歴の低い母親の子供にとっては、いいことだらけと言うことは驚きである。
    一方で、保育士の質の問題はあまり問われていないが、保育園ごと、保育士毎に質のバラツキは相当ある。その影響も是非分析して欲しい。

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    2023年10月04日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    家族についての経済学。

    結婚、出産、子育て、離婚の経済について書いており、どれも実践的で勉強になった。

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    2023年04月16日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    まさにタイトル通りの本。
    すでに世の中でよく言われていることでも、その裏づけをデータとして説明している。
    正規雇用を小1の壁で退職したのが、この本を手にした理由でしたが、この本で学べたことは、その裏づけを証明するためにはこんな条件が必要(たとえば、このデータを裏づけるためには、調査対象の人たちが年齢学歴などほぼ同じ環境であることが条件)といった、自分がものごとを判断したり分析するための方法のヒントをもらった、ということの方が大きいですね。

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    2022年06月24日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    講義を受けてる教授が書いた本。結婚、出産、子育てに関連する様々なトピックについて、次々に経済学の観点から見ていく内容。
    国内外問わず様々な論文を噛み砕いて説明しており、いい意味で「学者さんの書く文章」感が強い。神話なのか事実なのかはっきりしない社会通念を、データを正しく用いて白黒つけていく様はお見事!
    大学のお陰でこの領域の基礎教養はわりと身についている気がする。

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    2022年06月16日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    授業と同じく面白かった
    社会通念や偏見、「幸せ」という曖昧な話を、データ分析でできる限り客観的な議論まで持っていくという試みはやはり読んでいて痛快です

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    2021年04月17日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    当たり前の話をデータで説得する感じかな?日本の育休は世界的に悪くないとか、ヨーロッパの多くの国とアメリカは全州で離婚後共同親権だけど、原則ではなく裁判官の判断でアメリカでは25%くらいだと。それなら納得ですね。もう少し少なくても良いくらい。共同親権には懐疑的だったけど、双方が希望して裁判所が担保できるならありかなと思った。

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    2021年04月04日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    ネタバレ

    家族という身近で感覚的な内容にこそ、エビデンスをもって、科学的に見直すことが必要である。全てではないが統計として、低体重児や帝王切開が及ぼす悪影響、母乳育児なよる短期間の好影響、適切な期間の育休や父親の育児参加による好影響、幼児教育による社会全体への利益還元など、考えさせられる内容が多い。正しくデータを用い、世論調査や国勢調査などを通して自らの生活を向上させようとする態度が必要不可欠である。

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    2020年12月30日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    家族に関して調べたのデータを解説する本
    自分でも述べているが、そこまで新しい発見などはあまりない、でも裏付けがあることが大事。
    新しい知見はないが、「どのような分析をすればバイアスを回避し結論を言えるようなデータを集められるのか」という視点は参考になる。

    少子化①子育てによる暗黙の損失②家庭分業の利益の低下
    幼児教育の成果は消えやすい、貧しい家庭の引き上げが効果のメイン。
    日本は制度上は育休が恵まれている。給料の割合で出るので育休の充実は貧富の差の拡大につながる。
    共同親権により、養育費の受け取れる確率の上昇

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    2020年11月29日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    本書は気鋭の労働経済学者による、サントリー学芸賞受賞作である。

    副題に、データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実とあるが、「真実」とはいえ、これは、「巷のあやしい言い伝えや、噂話よりは真実に近い」というのが正確であると思われる。

    実際に、著者もデータ分析の解釈については、慎重に判断をした上で解説をしている。

    もっとも、本書を通じて巷のデータ分析や、そもそものデータが「結構あやしい」かもしれないという可能性に気づくだろう。

    分かりやすく刺激的なデータと、データ分析に惑わされずに「家族の幸せ」を選択していくために、有用な本である。

    個人的には、伊藤公一郎(2016)『データ分析の力』

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    2020年11月20日
  • 「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

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    結婚、出産、子育てにまつわる事柄について、データに基づく、経済学をはじめとしたさまざまな科学的研究成果をもとに、家族がより「幸せ」になるためのヒントを紹介。
    マッチングサイトのデータ分析、出生体重の影響、母乳神話の虚実、育休制度の政策評価など、本書で紹介されている結婚や子育てについてのデータに基づく最新の研究成果は、どれも興味深いものだった。また、育休に伴う給付金の充実よりも保育園の充実のほうが重要、幼児教育・保育無償化よりも待機児童解消が急務といった有益な政策的含意も多かった。
    本書で紹介されている研究成果のほとんどは海外の事例を分析したものであり、日本と同様と考えていいのか確信が持てないと

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    2020年09月03日