白石正明のレビュー一覧

  • ケアと編集

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    「ケア」と「編集」には類似性がある。
    それを述べていく本だとのことだが…

    著者の白石さんについてはまったく知らなかった。
    福祉系の出版社から医学系の出版社に転職。
    雑誌「精神看護」、ケアをひらく〉のシリーズを立ち上げた、とある。
    〈ケアをひらく〉といえば、東畑開人『居るのはつらいよ』、国分功一郎『中動態の世界』、伊藤亜紗『どもる体』…。
    えっ?この本にも、この本にも関わってるの?と、何度も驚いた。
    カリスマ編集者じゃないか。
    しかし、文体は軽く、読みやすい。

    医学とケアは方向性が違う。
    原因を取り除き、将来の治癒、改善のために現在に(時に苦痛を与えて)介入するのが医療。
    一方、ケアは現在志

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    2025年09月07日
  • ケアと編集

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    「ケアをひらく」シリーズ編集者白石正明さんの新書。そこまで多く読んでいる訳ではないが大好きなシリーズで、語りたくなったり、人がどう語るのかを知りたくなる書籍も多いので他の方の書評やレビューなどを読むのも楽しいのですが、著者でもなく、読者でもない、編集者という特殊な立場から語られる「ケアをひらく」はまた新鮮でとても面白かった。ケアと編集という本書の主題自体よりも紹介される本が「ケアをひらく」のものもそれ以外のものも、どんどん読みたくなる読書でした。特に前々から気になっていた「弱いロボット」の読みたさがググッと増して楽しみになりました。

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    2025年08月18日
  • ケアと編集

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    タイトルと岩波新書のイメージから固そうだが大学の先生の雑談のような不思議な本

    系統立てた論考が読めるわけではないが少し世界を見る目が変わるというか

    自己啓発本ではないが何かが啓発されるような
    俺はすでにして完全(坂口恭平)とか

    全体を通して見ると図を変えないで地を変える、ものさしを変えるということか

    ケアを開くシリーズの編集されている方の本
    なのでこのシリーズが読みたくなるし、このシリーズのブックガイドみたいだ

    全くケアの世界に興味がないのにケアの世界の(学術的に?)面白いところが読める本

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    2025年08月16日
  • ケアと編集

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     「ケア」と「編集」、不思議なタイトルだなと思い手に取ってみました。著者の白石さんは、医学書院で、シリーズケアをひらく、の編集長をしていた方です。
    あとがきをパラパラと読むと、「ケアと編集は近い」という感覚を、言語化して示すために、「それを探すために」書いたとあり、更に面白そうだなと感じて読み進めることにしました。

     ケアについては、私は幾度も医療や福祉にお世話になっているので、その関わりのある人たちの感覚に近いものがあるのかもしれないと思っていました。
    本書を読んでみて納得したのは、ケアは現在志向であり、世の中の逆ベクトルで展開される手法のようなものだと知りました。

     今の世の中は、未来

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    2025年07月31日
  • ケアと編集

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    この本ではケアとは、相手をあるべき姿にするよう努力するのではなく環境の方を変えることらしい。
    私は仕事において現状とあるべき姿を埋めるために努力することを求められるし、自身の至らない点を思い返して落ち込んだりもして、すごく生きづらいなと感じていたので、こういった考えは(無理だろうけど)いろんなところで広まってほしいなと感じました。

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    2026年08月22日
  • ケアと編集

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    自分がいかに科学に(因果論に)とらわれているのかを実感されられました。様々な視座が次々と提示されて、理解できなかったり、通り過ぎただけの部分もたくさんあったけど、まずは自分の頭・身体に通すところから、少しずつ。

    ——ここから引用——

    現時点から過去に遡って原因を探る作業(=因果論)と、現時点から未来に向かって何かをつくり上げていく作業(=構成論)の違い。(p.129)

    ——ここまで引用——

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    2026年05月20日
  • ケアと編集

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    話があちこちにいくので内容はまとめにくいけど、医療・福祉系の雑誌編集者だった著者が、これまで出会った人々や学びを分かりやすく伝えてくれる本。

    精神科領域で働いている人なら誰もが知っている"べてるの家"。そこでの取り組みや、それがなぜケアとなっているのかなどを著者なりに検討している。

    科学から発展してきた医療に対して、福祉やケアにおいては、科学的なものだけでなく、障害をどのように捉え直すかなどのいわゆる編集的な視点が必要であると述べている。

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    2026年03月07日
  • ケアと編集

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    看護・介護の本をたくさん手がけてきた
    編集者さんが書いた本です。

    べてるの家の話が興味深かった。
    前に読んだことのある
    『弱いロボット』のことも書かれていて
    そこから派生した話の中の
    「依存症の人は依存が足りない」という
    部分が興味深い。

    うーん、なるほど確かに…。
    あれもやりたい、これもやりたいで
    ひとつにのめりこまないようにすれば
    広く浅く、依存症までいかなくてすむ?

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    2025年11月06日
  • ケアと編集

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    ノンフィクションでおすすめされていた記事を読んで。
    ケアをひらくのシリーズの編集者さんだったのか。なんで岩波新書?と思っていたが、あとがきを読んで納得。むしろ、ずっと残るだろうから単行本よりも正解かもしれない。

    様々な価値観のあるジャンルで、自分なりに都度咀嚼して見解を綴れる人がそもそもすごいと思う。
    本も映画も飲食店ですら、口コミを見て、引っ張られてしまうことも多い。すごくいいなと思った本でも、酷評されていたら、モゴモゴと仲間内にしか勧められないこともある。

    とりあえず、ケアをひらくで読めていなかった「逝かない身体」を読んでみたいと思った。ALSの方の話がこわくて辛そうでこれまで読めなか

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    2025年10月14日
  • ケアと編集

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    弱いロボット

    弱いからこそ、なめらかに足をすべらせることができる。

    心を開くということがどういうことか、自立とは、依存先を増やすこと、という言葉が感覚的に掴めるような内容でとてもよかった。

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    2025年09月26日