ヤマモリニシロのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
過度な期待に応えられず虐げられていた前世では、推し活中に事故で死んでしまう。
生まれ変わったエリシアだが、黒髪黒目により『邪神の使い』と蔑まれる日々を送っていた。
そのため、ひっそりと日陰で生きていこうと決めていたエリシアだったが、レイシェルト殿下に出会ったことから、現世での『推し』を見つけて、生きる生命力がみなぎり始めたのだった。
どんなものでも『推し』や『好きなもの』がある日々は活きる糧になるのだな。と再確認できる作品。
この主人公は前世でも現世でも不遇な扱いをされていたので、このまま静かに枯れていくような人生に諦めという達観をしていましたが、『推し』の出現により行動力から思考までもが -
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王太子のレイシェルト
苦しそうなエリシアを1人の男性が助けてくれました。その男性は何と王太子のレイシェルトでした。迷惑をかけたと謝る彼女でしたが、レイシェルトはそんなことは気にしていないどころか、「何も悪いことなどしていない」と言ってくれました。彼女はそのまっすぐな言葉に救われました。どうやら彼女はこの世界での推しを見つけたようです。これまでひっそりと生きてきた彼女でしたが、少しは楽しいことがありそうです。
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公爵令嬢エリシア
絵理はやはりアルスデウス王国の公爵令嬢エリシアに転生しました。この世界ではエリシアのような黒い髪と黒い瞳は邪神に通じる色として蔑まれ、これまでひっそりと生きてきました。15歳になったとき、妹で聖女のセレイアが国王に謁見するのに併せて、エリシアも同行しました。エリシアの母親は彼女が謁見することに反対でしたが、国王の鶴の一声で謁見することになったのでした。早々に謁見の場から退散して帰ろうとした彼女は庭の噴水を見て、前世の辛い記憶が蘇ってきました。彼女は大丈夫でしょうか?
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絵理
推し活中の絵理は、そのことを咎めた母から逃れようとして、誤って水中に落ちてしまいました。場面は替わってサランレッド公爵家で公爵夫人と思われる女性が女の子を出産しました。でも何か様子が変です。おそらく絵理がこの女の子に転生したのでしょうが、今回はまだそこまでお話が進みませんでした。