東島威史のレビュー一覧
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眠らない脳。そして、脳は老いない。
とても興味深い本でした。
特に以下の点が興味をそそりました。
・加齢によって体力は老いるが、脳だけは老いない
・脳は忘れることが大切。それにより大切な記憶を引き出しやすくなる
・脳は筋トレできる!いろんな刺激を与えることで強化される
・疲れない脳を作る。チョコレートよりくるみ!
・外国語を学ぶことで脳の障害に強くなる
・本を読むのは良い。特に小説が良い!
・小さいときから麻雀を覚えるのは脳に良い!
・高齢者はレーシングゲームが脳に良い!
などなど。
読み進めるなかで、とても参考になる情報がたくさんあり、楽しくスラスラ読み進められました。
認知症になりにくい脳 -
Posted by ブクログ
この本の宣伝のため出演されていたYouTubeでたまたま筆者を知り、人柄と話し方に惹かれ、もっと詳しく本の内容が知りたいと思い、まんまと購入。(笑)
現役の医師が知識プラス実際の経験や体感を交えて書いてくれているため、へーそうなんだ!と思うこともあり、面白い。
私を含め「多忙な日々を過ごしており睡眠時間が少なくなってしまう」ことをなんとか改善したり、もっもパフォーマンスを上げたいと思い、この本を手に取る人も多いと思う。この本の中には、そんな読者を応援してくれているようなメッセージがところどころに散りばめられていて、読み終えてなんだか元気が出た。
どうしても本に載せるために根拠を端折らない -
Posted by ブクログ
「脳は眠らない方がいい」――外科医が教える驚きの脳科学
著者は、機能神経外科のスペシャリストであり、日々メスを握る臨床医、そして公費で研究を行う脳研究者という二つの顔を持つ人物だ。そんな現場の最前線にいる著者の言葉は、私が長年信じ込んでいた「脳と睡眠」の常識を鮮やかに裏切ってくれた。
これまで私は、「寝ないこと」は脳への虐待だと思っていた。睡眠不足は脳細胞を殺し、いずれ脳を壊してしまう恐怖の行為だと。しかし、本書は真逆の事実を突きつける。脳とは本来、活動するために生まれた器官であり、常に刺激を求めてやまない存在なのだ、と。
特に興味深かったのは、「眠る必要があるのは体であって、脳ではない」とい -
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ネタバレ脳自身は「それほど睡眠を必要としていない」が、身体は一定の睡眠を必要としている。ただし、身体が支障をきたしているわけで無いなら、無理に睡眠を取る必要があるわけでは無い。
ということが特によくわかりました。
寝ていようが起きていようが脳は一定以上常に働いていて、ただ、身体を休めるために身体を休めるための指令を強く放つ状態というのがあり、この状態は明らかに効率が悪いため、さっさと眠って脳にそんなことをさせない状況を作ってやるのがいいということだと理解しました。
また、脳に疲労を感じる時には、使っていなかった部分を使ってバランスを取ってやると良いそうです。例えば、仕事で考え事をしたり物を書いたりして -
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麻雀が子供の言語能力をアップさせる!
たった1.2行の内容だっだが、これで子供に麻雀を教える大義名分ができた。なにせ、脳科学者がいってるんだもんね。
最新の脳科学の研究結果を知れる本作だが、
新たな知見として、、、、
アルツハイマーの原因になると、いわれているアミロイドβや老廃物。これは寝ている時に除去されると言われていたが、起きている覚醒時にも除去され続けている。らしい。
基本的な寝ている脳は、お店が閉店してその後の清掃作業を行っているイメージだが、そうではなくコンビニの様に、営業しながら清掃を行なっているとか。
わかりやすい。
そして、脳は筋肉と一緒で使っていれば、常に維持、成長で -
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時間は平等なんかではなく、ドキドキしている人にたくさん与えられるのだ。
知的刺激(読書・語学の習得)を受けると、シナプスの新たなネットワークづくりが促進され、海馬や前頭前野という脳の一部分でBDNFが増加する。
断的断食など軽度なストレスでも活性化するし、日光浴でも効果があると言われている。
そして特に効果的なのは、有酸素運動やリズミカルな全身運動だ。
骨を刺激する「ジャンプ」で記憶力が改善
早足でウォーキングし、たまにジャンプし、できれば筋トレをすることで、記憶力に良い影響を与えられる。
認知症になりたくないなら、ぐっすり眠るより、語学を学んだほうがいい。
第二言語学習の効果は、「外国 -
Posted by ブクログ
ネタバレ脳は最も老化しにくい臓器で、必要な情報を素早く活用するために、不要なものを削ぎ落として磨いていく。脳細胞の減少は怖いことではないというのが驚いた。
心がときめいてる人に時間は多く与えられる。
ドキドキしてる方が時間が長く感じ、たくさんの情報を処理しやすくなる。平凡な日々を送ってる時の方が時間が経つのがあっとゆうまで、刺激がない日々は認知機能が衰える。
という内容が心に残った。
狭い空間での繰り返しの日々で時間が短く感じていると実感したし、刺激のあるワクワクした日々を送りたい。それには言語習得や小説の読書が有効とのことで継続していきたい。文献に基づいているから説得力があった。