朝倉剛のレビュー一覧

  • 二年間の休暇(上)

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    無人島に流れ着いた15人の少年たち。思慮深いゴードンの統率の下、力を合わせて生きていく。
    人種も年齢も違う少年たちだから、その個性を発揮してうまく行く時もあれぱ仲違いしてしまう時もある。それを乗り越えられたのは苦境に陥った時の態度だ。おのずから気持ちは伝わるものなんですね。

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    2021年08月21日
  • 二年間の休暇(下)

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    登場人物は多いが、影の薄い人物は把握していなくても支障ない点が良い。
    ジュール・ベルヌの唯一の児童書ということで、他の作品に比べ、少々物足りなさもあったものの、訳も問題なく、読みやすい。

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    2020年04月25日
  • 二年間の休暇(上)

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    小学生の時に何度も読み返した本。通称『十五少年漂流記』の完訳版。子供のために買ったが、久しぶりに読んでみた。もうかなり前のものなのに全く色あせない面白さがある。ぜひ子供にも読ませたい。

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    2015年12月09日
  • 二年間の休暇(下)

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    ネタバレ

    子どもの頃十五少年少年漂流記を読んではいましたが、完訳版は初めてでした。
    子どもたちだけで暮らすところは結構記憶に残っていたのですが、島を脱出するところは記憶にありませんでした。
    こんな悪い大人たちと死闘を繰り広げていたとは・・・
    文句なく面白かったです。
    やはり、少年(少女も)たちに読んでもらいたいなあ。

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    2013年06月27日
  • 二年間の休暇(上)

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    所謂、「十五少年漂流記」です。
    たまたま、私がジュール・ベルヌにはまっていた時に読んだのが、こちらの題名の方でした。
    ジュール・ベルヌのお話はどれもお薦めですが、これは、やはり少年がメインのお話なので、少年独特の残酷さと潔癖さなど透明感があって、特にお薦めです。

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    2010年08月25日
  • 二年間の休暇(上)

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    無人島に漂着した15人の少年たち。
    最年長でも14歳。
    国籍の違いから起こる偏見・反目・葛藤を乗り越え、生存の危機に敢然と挑む・。
    何度も仲間割れの危機に遭いながら、決してあきらめない最年長のゴードンの思慮深さが好き。
    邦訳「15少年漂流記」として有名なジュールベルヌの傑作ですね。
    子供向きに書かれた本を読まれた方多いのではないでしょうか?
    原文に忠実に完訳された本が福音館書店から出ています。

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    2010年02月06日
  • 二年間の休暇(上)

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    十五少年漂流記の原作。
    実家には上下1冊の太い本があったのだけど廃盤みたい?
    実家から送ってもらおうかなあ。

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    2009年10月04日
  • 二年間の休暇(下)

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    童話館ブッククラブの配本、上下巻。
    森田思軒が『十五少年漂流記』として紹介したジュール・ヴェルヌの冒険小説の完訳。原題『二年間の休暇』はちょっと皮肉っぽくて、現代映画のタイトルみたいな響き。

    『漂流教室』を愛読している私としては、高い自律性と社会性、健康的な精神をもつ15少年が眩し過ぎて、多少の違和感もあったりして、まあ児童が読むものとしてはこれぐらい明白、簡潔であるべきなのでしょう。食糧も武器もサバイバル生活に必要なツール類も船に積載したうえでの難破であるため、死を予感させる要素は薄い。気分的にはMinecraftのサバイバルモードのようなワクワク感だけがある。
    ああいったゲームでも深い森

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    2024年04月02日
  • 二年間の休暇(上)

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    ヴェルヌが唯一少年向けに書いたという冒険小説、確かにとても楽しいものでした。

    イギリスの植民地、ニュージーランドはオークランド市にある、裕福な家庭の子どもたちが通う、チェアマン寄宿学校の8歳から14歳の少年たち(イギリス人、フランス人、アメリカ人)。
    夏休みにニュージーランドの海岸を1周する航海を予定していたのだけれど、
    子どもたちだけが船内にいる間に、不幸にも漂流し、嵐の最中へ…
    漂着した島での、2年間の生活ぶり。
    よく訓練された機転の利く少年たちの、とってもワイルドで危険がいっぱいだけども、読者にとっては痛快なエピソードの連続!
    少年時代に読んだなら、どんなにこの少年たちに憧れたか…(ド

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    2023年01月27日
  • 二年間の休暇(下)

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    当たり前のように黒人の子供に選挙権が無かったり、
    アメリカ人の開拓精神など、
    ベルヌから見た当時の世相が所々に出ているのが興味深い。

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    2014年04月11日
  • 二年間の休暇(上)

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    ネタバレ

    完訳版は初めてでした。
    最初のとっつきが少し悪かったけど(訳が固い)、途中からあまり気にならなくなりました。
    少年たちが知恵と勇気を振り絞って自分たちで暮らしていく様子がたいへんおもしろかったです。
    ブリアンとドニファンのくすぶった対立がのちに決定的になるだろうなという描き方が(下)への興味をつなげます。

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    2013年06月27日
  • 二年間の休暇(下)

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    この子たちすごい!サバイバルのなか賢い行動ばかり。最後はハラハラ、終わり方は一安心。冒険っていいなぁ。

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    2012年05月28日
  • 二年間の休暇(上)

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    読みたい、というよりは読まなきゃな…という気持ちで読み始めたのだけれど、読み進めていくと面白い。冒険や探検って、やはりわくわくする。
    精神のありかた(フェアであるとか)、サバイバルの知識も織り込まれているので面白い。下巻も気になる。

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    2012年05月25日
  • 二年間の休暇(下)

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    自分がこの子供たちの歳に、こんな絶体絶命な状況に陥ってしまったら、どうなるのだろう。こんなにも前向きに健気に生きることができるのか。どんな苦境に陥っても、秩序と熱意、そして何よりもともに生きている仲間たちのために勇気を出して行動することの大切さを感じた。

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    2023年08月28日