中田豊一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ビジネス書や自己啓発書を好んでたくさん読んでいるけど、大抵は「分かる分かる」「もう意識してやってる」とどこかで読んだことのある、もう知ってるわかってることが大半だ。それでも言語化してきちんと整理されていることが気持ち良いので損した気持ちにはならないけど新しい気づきはない。
しかし、この本は「なぜと聞かない質問」という時点で「えっ、なんで理由を聞かないの?」と新たな視点を得られた。
質問というと「なぜ」「どうして」と聞きがちだけど、これは相手の思い込みを引き出す。
「いつ」「何が」「どこで」「誰が」などの「事実質問」が思い込みを取り去る、解釈のずれが浮かび上がる、バイアスから抜け出せるという -
Posted by ブクログ
ここに書かれていることは、全くその通りだと思うんです。医者やカウンセラーや、その他専門家として、テーマになっている領域についていろいろ質問し話を進める手法としては、これは正解なんだと思います。しかし、読み進めていくうちに、納得する一方で、根掘り葉掘りになってそれ自体が詰問調になってしまったり、プライバシーの詮索になりかねないとも。特に親しいわけでもないが赤の他人でもないという人との、いわゆる雑談でうっかりやってしまう可能性も無きにしも非ず、だと思いました。こういう質問をしつつ話を進めるかどうかは、状況や相手との関係性によるのではないでしょうか。「どう?」「なぜ?」は本題に入る前の、慣らし的会話
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Posted by ブクログ
【事実】を正確に確認する。ただそれだけ。
よく元の世界には戻れなくなるとか書かれる方がいるんですけど、戻るとか戻らないじゃなくて、実行するかしないかだと思う。
そもそも【なぜ】がなぜいけないのかを考えると、うっとおしいでしょ。何回もなぜ?なぜって聞かれたら。結局それで相手が答えることって『思い込み』な理由が大半だから質問の仕方を変えてみましょうってこと。
事実を淡々と確認するっておもしろみも何もないけど事実を最速で正確に確認できる。
【いつ、誰が、誰から聞いたのですか。】
【なぜ】と聞きたくなったら【いつ】と聞く。
【考えさせるより、思い出させろ!!】
著者の言いたいことはこれが全