衣刀信吾のレビュー一覧

  • 午前零時の評議室

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    第28回ミステリー文学大賞新人賞受賞作(この賞は、光文社の関連団体である光文文化財団が主催している。正賞・副賞のほか、受賞作が光文社から出版されることになっている)。

    女性容疑者が過去の交際相手を殺したとされる事件。裁判員裁判となることが決まっていた。事件の裁判員に選ばれた面々が、「オリエンテーションがある」と、とあるビルに呼び出されていた。折しも外は大雨で、交通にも影響が出る可能性があるほどだった。
    主人公・神山実帆(こうやまみほ)は、補充裁判員として選ばれた。欠員が生じた場合のための要員だが、裁判には最初から参加することになるため、オリエンテーションにも来てほしいと請われた。
    ところが、

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    2025年09月08日
  • 午前零時の評議室

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    ネタバレ

    裁判員裁判への問題提起。

    裁判員裁判をちょっとでも知っていたら、舞台設定が不自然なのがわかる(弁護士事務所でアルバイトしている実帆がそこに気づかないとか…)が、そこはスルーしないと話が進まない。
    裁判の対象になっている事件と、それを巡って集められた人たちの事件と、二つの事件を扱っている。

    復讐、なのだろうが、最も悪い相手(=事情もわからなずバッシングしてくる外部者)には復讐できないジレンマがある。
    言論の自由をはき違えている輩にはそろそろ黙ってもらいたいものだが、諸刃の剣なので難しい。マスコミにはプロの矜持を見せてもらいたいものだ。

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    2025年08月04日
  • 午前零時の評議室

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    大学生の美帆に届いた裁判員選任の案内状。記載された被告人の名前に聞き覚えがあったが、それはアルバイト先の羽水弁護士事務所が担当する事件だった。事前オリエンテーションとして担当判事に呼び出された裁判員たちに、通常とは違う異例の事態が訪れるー。現役弁護士の作者さんなので法廷ミステリーかと思いきや…。設定に少し無理があるような気もするのですが、このストーリーなら仕方ないのかも。デビュー作とのことなので、次作に期待したいと思います。

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    2025年07月30日
  • 午前零時の評議室

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    ネタバレ

    デビュー作は作者の経歴を先に見ることにしていますが、「日本弁護士連合会副会長」とありビビりましたが、ちょっといろいろと無理があるかと。しかしミステリ愛を感じました。

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    2025年07月05日
  • 午前零時の評議室

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    設定とかモチーフとか作家さんが弁護士ということでなかなか着想は良いかと思いましたが、犯人に関してはなんとなく文脈の中で早めに想像できたので凄いという読後感は湧いてこなかったかな。ただ全体的には面白く頁を繰るのが楽しい作品ではあります。

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    2025年05月02日