井上久美のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
言わずと知れた、フォトリーディングを解説した本。
2009年に新版となっていたようで、以前読んだつもりだったが、内容が少し違っていた。
以前は活性化=高速リーディングという感じだったが、この版では、復習が入り、高速リーディングは活性化の一手法となっていて、主力はスーパーリーディングとなっていた。
講座でもスーパーリーディングで済むならそれがいいし、高速リーディングしていると、元の読書スピードに戻ってしまいますと警告された。高速リーディングとスーパーリーディングの違いは範囲の違いとのことだったが、なかなか腹落ちしない。経験を積んで、この辺クリアにしていきたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ長倉顕太さんの「超一流の二流を目指せ」で、編集者からの視点から見て、本の魅せ方がうまく、内容も充実した良本として紹介されていたので読んでみました。
読書の方法についても興味があったので。
神田昌典さんはマーケティングなど、ビジネスの世界でとても有名な方の本ですが、これはビジネスに限らず、とても広い分野での新しい読書の仕方「フォトリーディング」を謳ったもので、とても参考になりました。
すぐに実践して、たくさんの本を効率良く、自分の脳力を引き出してやってみたいと思えました。
本の魅せ方も、読んでみると、なるほど見やすい!と納得しました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ恐らく自分の人生を変えた本の一つ。自分の場合はまだまだフォト・リーディングについて身につけたとは言い切れないが、講座を受講せずともその気になれば数週間、数ヶ月で身につけられるとも思う。(教える人によるが、講座は大体十数万円で数日間というものらしい)
本書の肝は、「読む」こと「理解し、知識化する」ことの概念を変えることにある。(根底からパラダイム・シフトするレベルで)
以下に僕なりにまとめた概要を載せてみます。
僕は脳科学の専門家ではないので外観しか言えないが、脳は「見たい」ものしか見ない。「認識したい」ものしか認識していない。であれば、本を読むのも「目的」を明確にし、「認識したい」領域( -
Posted by ブクログ
フォトリーディングシステム
○ステップ1準備
1目的を明確にする
2文章を読む
3理想的な心の状態
集中学習モードに入る
★リラックスして読むことが大切(みかん学習法)
○ステップ2予習
1文書にざっと目を通す
2目的に沿った価値があるか検討する
3読み進めるか否かを決定する
○ステップ3フォトリーディング
1アファメーションを行う
(明確なゴールを設定して
脳が向かうべき方向性を示すこと。
そして、意識が設けた限界を飛び越える)
2フォトフォーカス状態に入る
全体を読む感じ。
焦らなくてOK
3安定した状態で、リズムよくページをめくる
読めないところで分からないと -
Posted by ブクログ
フォトリーディングの本。一昔前に流行ったらしい(?)
「ここまで読んだ」の概念が無い読み方を解説していて、この本自体もそう読めるように書かれている。構成が面白い。"スーパーリーディング"とか"加速学習モード" とか具体的なテクニックを名前付きで使っているのもわかりやすいと思う。
フォトリーディングを実践するかどうかを置いておいても、本の読み進め方、積ん読解消に役立つ。
フォトリーディング自体についても触れると、意識で理解するのを一旦スキップして眺めて、あとから知りたいことを掘り起こすような方法。ベタで端から塗っていくのではなく、うっすい色で全体を何度 -
Posted by ブクログ
習得したい能力。
<手順>
1.準備【1〜2分】
○目的:以下を自分に問いかけて明確化する
「この本を読んだ結果、最終的にどうなることを期待しているのか」
「この本は、自分にとってどのくらい重要か」
「どのくらい詳細なレベルまで理解する必要があるか」
「目的を達成するためにたった今、どれくらい時間をかけたいか」
○集中学習モード
・目を閉じてリラックス、頭の頂から足のつま先まで意識をいきわたらせ、背筋を伸ばして、無理のない楽な姿勢で、ゆったり呼吸を整える
・心の中で目的を唱える
・リラックスしたままゆっくり目を開けて読み始める
2.予習【1〜2分】
○見渡す
・目次をはじめ文書全体にすばや -
Posted by ブクログ
初めてこの本を読んだのは10年以上前になると思いますが、ポール・シーリィ氏原作、神田昌典氏が監修した速読の仕方を解説した本です。
彼はフォトリーディングという速読法のインストラクターもされていて、彼の元で多くの人が学んだと思います。私が買った本の帯には、勝間女史がこれをマスターしたから今の彼女がある、と書かれています。
私が読書する場合、この方法を完全に使って行っているとは言えませんが、今の私の読書法の基礎となっています。この本でも何度となく強調されているように、本を読む前に「目的を明確にすること、何を得たいかを決めてから読書に入る」です。
これは必要に迫られて読む読書に最適で、同一系統