金山泰志のレビュー一覧

  • 近代日本の対中国感情 なぜ民衆は嫌悪していったか

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    ネタバレ

    中国に対してどのような感情を漫画が表していたか、特に子供向けの漫画が、ということである。あとがきで示すように、これが現在の差別に用いられないようにと著者は心配している。
     わかりやすくマンガで示されるがゆえに差別を煽る画像となっているものであり、それが、意図的というよりも当時の人気を博するためのものである。これは現在のxと同じ役目を果たしている。
     よくこれだけのマンガが集まったものである。

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    2025年05月21日
  • 近代日本の対中国感情 なぜ民衆は嫌悪していったか

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    明治から昭和戦前期までの近代日本における一般民衆の対中国感情の様相、変遷を、少年雑誌の挿絵や漫画等のビジュアル表現に着目して展望。近代日本の一般民衆は、古典世界の中国へはポジティブな感情を抱く一方で、同時代中国には一環してネガティブな感情を持っており、日清等の戦争中は敵愾心が中心だったが、それ以外の時期も蔑視、嘲笑の対象であり続けたということが明らかにされている。
    戦前の日本人の対中国感情を明らかにするのに、少年雑誌の挿絵等へ着目するという著者のアイデアは慧眼だと感じた。豊富な図の引用などにより、戦前の日本人が中国に抱いてきた侮蔑的・嘲笑的感情が赤裸々に伝わってきて、目を覆いたくもなったが、外

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    2025年12月30日
  • 近代日本の対中国感情 なぜ民衆は嫌悪していったか

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    ネタバレ

    近代における対中国への感情がどのようなものであったかについて、おおかた少年雑誌を通して確認する本である。
    わかりやすくまとめられていたため、読みやすいと感じた。

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    2025年10月09日
  • 近代日本の対中国感情 なぜ民衆は嫌悪していったか

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    「歴史はなんの役にもたたない」とよく言われるが、その実、役にたちすぎてしまうことがある。本書を通して語られるのはその好例だと思う。「プロパガンダ」といえばそれまでかもしれないが、やはりそれ以前の問題として歴史が関わることは避けられず、自らがつくりだした歴史からまた新たな歴史を生み出してしまうという悪循環的な状況が、中国・中国人を嫌悪させたといえよう。
    コロナによるパンデミックの際にも、中国・中国人に対して根拠のない嫌悪が飛び交っていた記憶がある。わたしたちが普段目にしているメディアも、こうした考察の材料たりえるわけで、今後はそういったものを相対化して捉えようと心がけるきっかけとなる一冊。意外な

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    2025年03月22日