ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
明治維新後、欧米をモデルに近代化した日本。他方で中国はその停滞から一転し蔑視の対象となった。 日清・日露戦争、満洲事変、日中戦争と経るなか、それは敵愾心から侮蔑、嘲笑へと変わっていく。 本書は、明治から昭和戦前まで民衆の対中感情を追う。 世論調査がない時代、民衆が愛読した少年雑誌に着目。赤裸々な図版から、古代中国への変わらぬ思慕とは対照的に、同時代中国への露骨な差別意識、感情を描く。図版百点収載。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
明治から昭和戦前期までの近代日本における一般民衆の対中国感情の様相、変遷を、少年雑誌の挿絵や漫画等のビジュアル表現に着目して展望。近代日本の一般民衆は、古典世界の中国へはポジティブな感情を抱く一方で、同時代中国には一環してネガティブな感情を持っており、日清等の戦争中は敵愾心が中心だったが、それ以外の...続きを読む時期も蔑視、嘲笑の対象であり続けたということが明らかにされている。 戦前の日本人の対中国感情を明らかにするのに、少年雑誌の挿絵等へ着目するという著者のアイデアは慧眼だと感じた。豊富な図の引用などにより、戦前の日本人が中国に抱いてきた侮蔑的・嘲笑的感情が赤裸々に伝わってきて、目を覆いたくもなったが、外国人排斥的な動きが目立ってきた現在にあって、直視しないといけない歴史的事実だと感じた。
「歴史はなんの役にもたたない」とよく言われるが、その実、役にたちすぎてしまうことがある。本書を通して語られるのはその好例だと思う。「プロパガンダ」といえばそれまでかもしれないが、やはりそれ以前の問題として歴史が関わることは避けられず、自らがつくりだした歴史からまた新たな歴史を生み出してしまうという悪...続きを読む循環的な状況が、中国・中国人を嫌悪させたといえよう。 コロナによるパンデミックの際にも、中国・中国人に対して根拠のない嫌悪が飛び交っていた記憶がある。わたしたちが普段目にしているメディアも、こうした考察の材料たりえるわけで、今後はそういったものを相対化して捉えようと心がけるきっかけとなる一冊。意外な結論が展開されることはないが、読んでよかった。
中国に対してどのような感情を漫画が表していたか、特に子供向けの漫画が、ということである。あとがきで示すように、これが現在の差別に用いられないようにと著者は心配している。 わかりやすくマンガで示されるがゆえに差別を煽る画像となっているものであり、それが、意図的というよりも当時の人気を博するためのもの...続きを読むである。これは現在のxと同じ役目を果たしている。 よくこれだけのマンガが集まったものである。
近代における対中国への感情がどのようなものであったかについて、おおかた少年雑誌を通して確認する本である。 わかりやすくまとめられていたため、読みやすいと感じた。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
近代日本の対中国感情 なぜ民衆は嫌悪していったか
新刊情報をお知らせします。
金山泰志
フォロー機能について
「中公新書」の最新刊一覧へ
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
一覧 >>
▲近代日本の対中国感情 なぜ民衆は嫌悪していったか ページトップヘ