村田奈々子のレビュー一覧

  • 物語 近現代ギリシャの歴史 独立戦争からユーロ危機まで

    Posted by ブクログ

    場所が悪い。ヨーロッパにとってギリシャとは、19世紀まではイスラム世界との前線だったし、20世紀に入ってからは共産主義との前線だった。おかげで大国の思惑に左右されて自立した国づくりができなかった。やっと冷戦も終わったと思ったら、今度はユーロのおかげでバブって弾けてにっちもさっちも行かなくなってしまった。

    古代ギリシャに対する憧れ(自国民自身の憧れ・誇りと、ヨーロッパ世界からの憧れと両方)は、良い面と悪い面の両方があるだろう。
    良い面・・・独立への支援、諸外国からの文化的な関心、観光産業
    悪い面・・・分不相応な野望(メガリ・イデア)、言語の混乱(カサレヴサ対ディモティキ)
    しかし、良くも悪くも

    0
    2018年11月05日
  • 物語 近現代ギリシャの歴史 独立戦争からユーロ危機まで

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    歴史にこんなに興味があるのに、そういえばギリシャについては、古代ギリシャ以来全く知らないことに気付いた。今回の財政危機で改めてスポットライトを浴びた(といっても暗いものだが)ギリシャ。この機会に1800年から現代までの歴史を知り、ギリシャショックを巻き起こした原因を探りたいと思った。

    国民を裕福にさせる方法は2つある。経済を回してお金を生み出す方法、そして税金を徴収して国民に社会保障として還付する方法。ギリシャは政策に行き詰ると、国民の人気取りも兼ねて、後者の方法をよく用いる。ただし、粉飾決済付きで。

    現代のゼロ成長と言われていた日本を見て、厚い社会保障に傾くと、より経済が悪化すると感じて

    0
    2013年05月15日