マルク・ラーベのレビュー一覧

  • 19号室

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    トム・バビロンとその相棒ジータ・ヨハンスのシリーズ第二弾。
    今回もタイトルは数字。そして登場人物たちの過去の出来事が現在に深く関わってくるというスタイルを踏襲。
    本作の主役はジータで、彼女の特異な見た目の秘密が明かされることとなる。

    始まりはいきなりベルリン国際映画祭の会場だし、
    後半スリリングな展開となる場面の舞台は
    数千のコンクリートの石柱が立ち並ぶホロコースト記念碑。
    視覚的な効果が半端なく、先へ先へと気持ちがはやり楽しめた。

    四部作の半分で、以降の作品の発売は今のところわからず。
    早めの刊行、よろしく!!

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    2025年05月06日
  • 19号室

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    ネタバレ

    17の鍵に続いてトム・バビロンの2作目。作品の色調はどんよりと曇った鈍色でドイツってこんな国なのかと思う。とりわけ東ドイツの歴史が共産主義国の典型的な閉鎖的で疑い深く自国民を(特に子供を)もっとも虐げていたことを底流に話が進んでいくので救いがない。ただ、ジータの初恋の描写だけが唯一の例外と言えるか。
    それにしても、最近読んだフランスのセルヴァスシリーズと主人公の設定がよく似ている。優秀なはずなのに無鉄砲で単独行動が多く、なんども殺されそうになりながらも敵の優柔不断さに助けられて生き延びる、アクション映画の世界そのものでリアリティを削いでいる。バビロンシリーズはこの後も2作品が続くようだがこの重苦しさは変わらないだろう。

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    2025年04月06日
  • 19号室

    Posted by ブクログ

    マルク・ラーベ『19号室』創元推理文庫。

    『刑事トム・バビロン』シリーズの第2弾。

    『17の鍵』からの秘密がついに暴かれるという触れ込みのようだが、謎が謎を呼ぶだけだった。どうにもストーリーに入り込めず、いつの間にか結末を迎えていた。

    本シリーズは4部作で、第3作は『スズメバチ』、第4作は『ヴィオーラの部屋』と続くようだ。


    ベルリン国際映画祭の開会式場で上映されたのは、若い女性が殺害される瞬間の映像だった。そして、その女性は市長の娘で女優の卵であったことから大騒ぎになる。トム・バビロン刑事は捜査を始めるが、相棒の臨床心理士ジータは、映像内の壁に残されていた『19』に自分との共通点を見付けて戦慄する。


    イマイチというか、読むのが苦痛になるようなストーリーに第3作以降は止めてしまおうと思う。

    本体価格1,360円
    ★★★

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    2025年03月21日