マルク・ラーベのレビュー一覧

  • 17の鍵

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    ドイツ人作家シャルロッテ・リンク「裏切り」からの
    こちら、「17の鍵」は、登場人物も舞台もドイツで
    ようやく紛れもなく初ドイツミステリ。

    センセーショナルな殺人事件の描写は
    トム・ハンクス主演の「ダ・ヴィンチ・コード」を
    思い出させる。

    登場人物多めで
    名前も読みづらく覚えにくいものが多いが
    キャラクターが個性的なので割と混乱は少なめ。
    おもしろかったんだけど、
    後半にかけて、え?この話、完結するの?と
    思い始め、あとがきを読んだら四部作とのこと。
    わー、ひっぱるのか!
    しかもまだ二作しか翻訳されてない。
    もやもやが長引きそう〜。

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    2025年04月14日
  • 17の鍵

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    ネタバレ

    天使のように吊り上げられた死体。死体の首には17と書かれた鍵。それは刑事のトムが少年時代に川底で発見した死体が持っていたものだった。そしてその鍵を持ってトムの妹ヴィーは失踪した。ヴィーの死を受け入れられないトムは、この鍵がヴィーへと導いてくれるのではという個人的な理由から捜査を進めていく。その中で、かつて死体を発見した時に一緒にいた幼馴染たちのもとにも同じ鍵が送り付けられていたことが発覚する。
    一方トムの相棒となったジータは、精神病院に入院するクララという女性とコンタクトをとり、そこに今回の事件と少年時代のトムが発見した死体の一件との関連を見出していく。
    凄惨な犯行現場に迫り来る犯人の魔の手と

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    2025年04月12日
  • 19号室

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    ネタバレ

    17の鍵に続いてトム・バビロンの2作目。作品の色調はどんよりと曇った鈍色でドイツってこんな国なのかと思う。とりわけ東ドイツの歴史が共産主義国の典型的な閉鎖的で疑い深く自国民を(特に子供を)もっとも虐げていたことを底流に話が進んでいくので救いがない。ただ、ジータの初恋の描写だけが唯一の例外と言えるか。
    それにしても、最近読んだフランスのセルヴァスシリーズと主人公の設定がよく似ている。優秀なはずなのに無鉄砲で単独行動が多く、なんども殺されそうになりながらも敵の優柔不断さに助けられて生き延びる、アクション映画の世界そのものでリアリティを削いでいる。バビロンシリーズはこの後も2作品が続くようだがこの重

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    2025年04月06日
  • 17の鍵

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    ベルリン大聖堂に女性牧師の死体が吊り下げられ、その首には数字の17が刻まれた鍵が付けられていた…という警察小説なのだが、主人公であるトム・バビロン警部は幼い頃に行方不明になった妹の幻影に振り回されているし、相方の臨床心理士ジータ・ヨハンスも暗い過去を持っていそうだし(次作で語られるらしい)、ライバルのヨーゼフ・モルテン警部も家庭環境や交友関係が破綻しているし、「キャラが立っている」と言うより「クセの強すぎる登場人物ばかり」というミステリ。
    後半に展開が加速していき、読み終わった時には頭の中で真相の整理が追いつかない。
    明らかにされないままの謎もあるので、シリーズ1作目ということもあるし「次作以

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    2025年04月04日
  • 19号室

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    マルク・ラーベ『19号室』創元推理文庫。

    『刑事トム・バビロン』シリーズの第2弾。

    『17の鍵』からの秘密がついに暴かれるという触れ込みのようだが、謎が謎を呼ぶだけだった。どうにもストーリーに入り込めず、いつの間にか結末を迎えていた。

    本シリーズは4部作で、第3作は『スズメバチ』、第4作は『ヴィオーラの部屋』と続くようだ。


    ベルリン国際映画祭の開会式場で上映されたのは、若い女性が殺害される瞬間の映像だった。そして、その女性は市長の娘で女優の卵であったことから大騒ぎになる。トム・バビロン刑事は捜査を始めるが、相棒の臨床心理士ジータは、映像内の壁に残されていた『19』に自分との共通点を見

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    2025年03月21日
  • 17の鍵

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    途中からの疾走感は半端なく一気読みで楽しめたのだけど、謎解きがちょっと説明的だったのが残念。まだ謎は残っているし、シリーズもあるのでこれからに期待。

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    2025年03月20日
  • 17の鍵

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    酒寄氏の翻訳と言う事でワクワクして読み始めた。主人公トムの幼少期と現在が気持ち良い速さで場面展開しながら進んでいく。が、
    途中からの違和感。妹の存在?亡霊?に囚われすぎたトムの行動、不死身とは言い難いご都合主義と、最後に唐突に出てくる真犯人、期待値が高かっただけに裏切られた感強め。

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    2025年03月10日