シャロン・ボルトンのレビュー一覧

  • 身代りの女(新潮文庫)

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    ラストの急展開を再々読

    導入の第一部、20年後の第ニ部に入ってゆき、まあぐいぐい読ませるが、ラストはまず一回では理解できず、再読したがその日は理解できなかった。

    翌朝読み直し、ようやく理解できた。

    あの夜、メグの提案に乗ってしまい警察に届けなかったばっかりに、結局あの夜のドライバーのダンが最後気が触れてハンマーを下ろし獄中のメグを救えたのに逆をしたタリサを殺し、約束を破り結婚したサヴを殺した。
    ただ首謀者フェリクスが、ダンの仕業に最後気づき、ギリギリ間に合い、その時潰れてたアンバーと20年服役したメグを救った、と。

    まあ、ラスト展開が急すぎて、まだスッキリしないので、星四つで。

    疑問点。なぜフェリクスは一人で親父を殺したか?
    弱い点。メグの最初の脅しかたが、強引すぎる。

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    2025年01月11日
  • 身代りの女(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    イギリスが舞台。
    有名伝統校の監督生グループである6人組メグ、フェリックス、タリサ、アンバー、ザヴ、ダン。
    6人は大学入試試験前夜に車道を逆走するといういつもの度胸試しを行った所、対向車と事故を起こしてしまう。
    救護せずに逃げ出した6人は対応策を話し合う中で、誰か一人を犠牲にして警察に自首する案を採用する。
    誰がその一人になるべきか……。
    そんな中メグが自分一人で運転していた事にして自首すると主張した。
    他の5人全員がメグに対して義務を負う、という条件の下で。
    そしてメグは事実を記した念書と写真を撮り次の日に警察へ出頭する。

    そして20年後メグは出所し、それぞれ成功した5人のもとへ戻ってくる。
    メグは5人に何を求めるのか、そして5人はきちんと義務を果たせるのか。

    ・感想
    面白かった!けど最後が駆け足だった感じが勿体無い……!
    あの最後は私結構好きだったなー。
    ハッピーエンドではないし、終わったからと言ってフェリックスもアンバーも心から幸福にはなれないだろうけど、メグは新しい土地で幸せに生きて欲しい。
    フェリックスのキャラ描写はもうちょい深掘り出来そうだったからそこが1番勿体無い感じする。

    続きも気になるし、短い章立ての作品で読みやすかったのもありスイスイ読み進められた。

    5人とも薄情だけど1番最悪なのはタリサ、恐ろしい女だw

    消してしまいたい、無かったことにしたい現実を直視できない弱さと人間の身勝手さ。
    舞い戻ってきた悪夢に対して、あそこで誠心誠意の謝罪と感謝を見せておけばまた展開が違ったのにと思うけど仕方ないよね。
    結局みんなその場の享楽を楽しむだけの一時的な仲間で真の友達では無かったってだけなんだと思う。

    「もしあの時ああしていれば」「こうしていれば」とたらればは沢山あるけど全員が毎回選択肢が出るたびに最悪な手段、方法を選択していった良いサスペンス作品だった。

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    2025年01月08日
  • 隣人(新潮文庫)

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    ネタバレ

    信用できない語り手「わたし」
    いや、最初から全然信用してない
    ていうか、登場人物全員信用できない

    湖近くの普段は穏やかな町
    そこで教団主催のフェスが開かれ、数百人の教団関係者たちでにわかにざわめきだす
    何が行われているのかわからない教団の大テント、何らかのトラブルを抱え怯えている少女、そんな彼女を救おうとするアナと隣人たち、過去にある事件を引き起こした少年とその精神科医師…
    不穏な空気と伏線とミステリアスなキャラクターたち
    面白さ確定のパーツは充分に揃ってはいるが、どこか散らかっているような、まとまりに欠くような印象で読み進める
    誰にも感情移入できず、モヤモヤしたまま後半へなだれ込み、ある人物のカミングアウト、疑っていたのに騙されていた感
    ま、ある程度ミステリー免疫があり、なんとなくそういう展開ね、と頷きながらも、終盤のカオスでワケ分からんくなる
    ぐっちゃぐちゃのヘルハウスにちょっと疲れた

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    2026年09月29日
  • 身代りの女(新潮文庫)

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    ネタバレ

    残り1/3くらいから、先の見えない怒涛の展開。うわ、これ、どうなっちゃうの?と、一気に読んだ。最後、どうなの?メーガンはそれでいいの?

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    2026年08月11日
  • 身代りの女(新潮文庫)

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    最初は身代わりになった方が悪なのかなと思いきや、話が進むにつれて罪を償わなかった方が悪になっていくサスペンス。

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    2026年08月08日
  • 隣人(新潮文庫)

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    最初から最後まで不穏な空気を纏った小説。宗教施設の中で行われている事、謎の隣人、精神が不安定な少年、その全てが壮大な600ページ超の物語の中で絡み合い、展開していく。不審死も相まって犯人の正体や行方も気になる。
    最後に待ち受ける衝撃は一級品でした。

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    2026年07月25日
  • 隣人(新潮文庫)

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    ネタバレ

    全員怪しくてカオスなところが気に入った。

    叙述トリックも好きなので楽しめた。

    唯一ひっかかったのは、アナブラウンがいつパンやらスープやら惣菜の仕込み(あと買い出し)をしている?っていうところ…一人じゃとてもじゃないけど無理だと思う。
    そんなんいちいち気にしてたらフィクションなんて読めないのはわかってるのだけど…あまりにも忙しそうすぎて同情してしまった。

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    2026年07月19日
  • 身代りの女(新潮文庫)

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    小島秀夫監督のヒデミス2024に選出されていたため気になって購入。

    序盤からずっと展開が気になって読み進めていたが、色々と疑問(というか気になる点)を残したまま急展開で終わってしまってちょっと残念かな。

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    2025年03月21日
  • 身代りの女(新潮文庫)

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    超優等生達が起こした事故、罪を被ったひとりの女性が出所後にどうするか。恐ろしい復讐のストーリーと思って読んでいて、途中でそれだけじゃないことに気付きます。徐々に明らかになっていく過去や、登場人物達の弱さが切なくもあります。

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    2025年03月18日
  • 身代りの女(新潮文庫)

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    凄い傑作だと思った。ラスト近くまでは。
    みんな同じような感想を持ってるから、それこそがこの作品の弱点なんだと思う。登場人物が絶望感に満たされたところで読み終えるのが良いかも。

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    2025年03月17日
  • 身代りの女(新潮文庫)

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    身代わりになった女性が刑務所から出所した後の他の5人の心理描写が引き込まれるくらい良かっただけに、終盤があまりにもあっさりと終わってしまって少し残念...
    本当は星3.5くらいにしたいが、不完全燃焼に終わったので星3に

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    2025年03月14日
  • 身代りの女(新潮文庫)

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    ネタバレ

    高評価だから,期待して読んだけど。
    メーガンが自ら志願したんだから、身代わりと言うにはどうかな?
    A試験を失敗して、父親と仲間のせいで自暴自棄にだったから、数年の刑期を終えたら、仲間から報酬を得て、好きだったザヴと結婚して…とか考えたのかな。
    それが20年になるとは…
    思惑がはずれたってことなんだろうけど。実際には、メーガンは復讐から殺人を犯すような性格ではないし。
    なんか、結末はうーんって感じかな。

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    2025年02月09日
  • 身代りの女(新潮文庫)

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    ネタバレ

    まあまあ。
    ミステリーはほんのり。サスペンス。
    そしてミランダを殺す、みたいな。
    そしてミランダのほうが話はうまいかなと感じた。好みの問題。

    メーガン視点が無いのは良い。想像の余地がある。でも、後半はたくさん出てきちゃったのがちょっとナンセンスさ。

    メーガンの頭の良さは面白かったけど、また身代わりという罪を被るのなんかな。
    解説で選択の物語と言われていたが、確かに、こうはならなかった場合も有り得る書き方で、ゲームのマルチエンドの一つという感じは受ける。ノーマルエンドかな。
    メーガン大勝利エンドも有り得るのが匂わされているのが面白い。

    未来ある若者がやらかしてその時はうまく誤魔化すが後で破滅するって結構いくつか出てきたな感。ラストサマーとか。
    実際にイギリスで、お店でやらかして殺しちゃったっていう事件も起きてるし。
    日本でも揉み消しはあるんだけど、あまり大々的に表沙汰にならない(だから揉み消してるわけだけど)し、厳しい視線を向けるエンタメ作品って思い付かないな。

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    2025年01月23日
  • 身代りの女(新潮文庫)

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    高校の成績優秀な6人グループが、卒業間近の夜に高速で逆走運転をし、親子3人を事故死させてしまう。メンバーの一人が、全部の罪を被り20年服役して帰ってくる。5人は、それぞれ成功しているのだが、20年前に交わした約束を果たすことを求められ…。

    読み始めたら止まらない、という紹介文が多かったが、確かにそうだった。では、星5つかというと?こういう結末で良いのか?何のかんの言っても、親子3人死んでいる訳だし、6人ともジコチュウ過ぎるだろう。確かに「予測不能サスペンス」ではあった。

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    2025年01月09日
  • 身代りの女(新潮文庫)

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    「このミステリーがすごい」ベスト10に入ってたかと思う。
    たしかにノンストップで読ませる筆力すごい。
    けど後味の悪さ。救いのなさ。疲れた。
    自分がミステリーに向かなくなってきてるのかなぁ…

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    2024年12月24日
  • 身代りの女(新潮文庫)

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    高校卒業間近の男女6人が酒を飲んで親の車を運転し高速道路を逆走、対向車と事故を起こし、母子3人を死なせてしまう。6人のうちメーガン1人が出頭して服役し、それから20年後に釈放されたメーガンが他の5人に見返りを強要する…というサスペンス。
    徐々にメーガンがモンスター化していくにつれて、メーガンに抱く同情心が薄れていってしまい、むしろ他の5人の方に同情しつつハラハラしながら読み進めていくが、終盤は強引な展開に気持ちが冷めてしまった。

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    2024年12月19日
  • 身代りの女(新潮文庫)

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    海外ならではの教育システムの背景とか高校生でも親の車ガンガン運転しちゃう感じのイメージを思い浮かべながら読んだ。ダニエルがダンだったり、メーガンがメグだったりするのが慣れず誰?となりがちで、ちょこちょこ読むより一気に読んだほうが入ってきやすかった。ヒヤヒヤして心臓に悪い、イコール面白い。人の精神が病んていく描写がうまかった。犯人はこの人だろうな、からのまさかの人へ。読者だけでなく登場人物すら騙されていた!

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    2024年12月16日
  • 身代りの女(新潮文庫)

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    ネタバレ

    プロットでスリリング感が一挙に最後にきた。

    人は自分にとって辛いこと嫌なことを思い出す出来事やそれに連なる人物は、思い出したくないしなかったことにしたい。それを思い出すと自分が苦しくなる、罪を思い位出させるから。人を助けたつもりでも、助けられた人は忘れ去りたいし、いらない人物になってしまう。

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    2024年12月11日