ニテーロンのレビュー一覧
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購入済み
読む価値あり。
他の方も書いてますが、主人公の心理的な変化が上手に描かれているのは、良かったです。
2巻のヒロインも魅力的に描かれていました。
一方、1巻のヒロインの扱いが少なくなり過ぎた印象はあります。全体通じて、どうするのかなー、というモヤモヤが。
バトルシーンは、少し冗長です。それで全体の流れが悪くなっているように感じます。戦闘中心の話ではないので、ボリューム的には半分くらいでも良いかも。
「勝ったと思ったら、まだだった」という展開は避けてくれた方が、読み手としては良い気がします。
ということで、いくつか気になるところはありましたが、それでもお金と時間を費やして読む価値は十分あります。 -
購入済み
少し青臭いけど良作です
主人公が、調子に乗り過ぎたり、モテ過ぎたり、褒められまくったりしないのが良かったです。
途中、そういう展開にするルートもあったんだろうと思いますが、易きに流れなかった作者さんが立派と感じます。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ『転生程度で胸の穴は埋まらない2』は、「転生」という装置に安易な救済を期待する読者の視線を、静かに、しかし確実に裏切り続ける作品である。前巻に引き続き、本作が描くのは再出発の爽快さではなく、喪失を抱えたまま生き続けることの不器用さと誠実さ。転生してもなお消えない痛み、むしろ生き直すからこそ浮かび上がる後悔や未練が、主人公の内面に深く刻み込まれている。
本巻では、過去と現在のあいだで揺れ動く主人公の心理がより精緻に描かれ、感情の一つひとつが丁寧に積み重ねられていく。「前に進む」ことが必ずしも癒やしではなく、ときに自らの傷を直視する行為であるという描写は静かな痛みをもって迫ってくる。それでも物語 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ著者初読。KU。
この作品は、異世界転生を題材としながら、その表層的な娯楽性に留まらず、“胸の穴”という心の深い喪失を真正面から扱った稀有な物語だった。主人公コノエの渇望は、単なる力の源として描かれるのではなく、彼の生き方そのものを形づくる根源的な痛みであり、読者はその孤独と誠実に向き合わされる。しかし、この重さは決して読後の気分を曇らせるためのものではない。むしろ彼のひたむきさは、絶望の中に差し込む細い光のように、ページをめくるほどに温度を帯びていく。
そんな彼の隣に立つテルネリカの存在は、とりわけ鮮烈だ。無償の愛という言葉を軽々しく使うことが憚られるほど、彼女の優しさは静かで揺るぎな -