ジョンブロウンロウのレビュー一覧

  • エージェント17

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    ネタバレ

    主人公語り手系のスパイ小説。17と呼ばれるスパイ(エージェント)が主人公(タイトル)、数字は歴代の最高実力者スパイの意味、初代から15代目までは他のスパイに殺されている。16代目は突如行方不明になって消息が分からない状態。
    序盤17のスパイとしての活躍が描かれた後、ハンドラー(スパイの斡旋担当者)から16を見つけて殺害するよう依頼される。

    17と16の戦いが中盤から後半のメイン。そしてこういう小説ではお決まりの、中盤でのライバルが結託して真の敵に挑むクライマックスでボルテージあがりまくり。

    独特の個性が溢れた登場人物たち、女性陣のたくましさとしたたかさ、下品でガラの悪い語り口調、スパイ活動

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    2025年08月17日
  • エージェント17

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    ネタバレ

    イギリスの作家、ジョン・ブロウンロウのデビュー作。脚本家や映画監督らしい。

    暗殺専門のエージェント17。彼の前には16人のエージェントがいたが、そのうち15人は既に死んでいる。前のエージェントを殺すことで代替わりを行うからだ。ただ、16だけは姿を眩ましており、行方不明のはずだったが…

    ハヤカワ文庫の白背表紙からわかるように、バリバリのアクション小説。中身半分以上、戦闘描写だったような。キャラクター描写も良く、主人公の17はもちろん、16やモーテルの女主人も非常に魅力的。その点だけでも読ませるのに、展開も良く飽きさせない。
    続編があるとのことで、ぜひ続けて翻訳してほしい。

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    2025年04月16日
  • エージェント17

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    軽く読み始めたものの、エージェント17の立ち向かう相手が誰なのか、微妙な角度で相手が変わりついつい先が気になり夢中になった。とても短い章立ても、小説にいいリズムを与えている。CWA賞スティール・ダガー賞を受賞しているのも納得。

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    2025年03月16日
  • エージェント17

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    ★5 殺やるか殺られるか! 軽々しい語り口にニヤリとしちゃうサバイブアクション #エージェント17

    ■あらすじ
    スパイとして活躍しているエージェント17。彼は依頼があれば粛々と任務を遂行し、必要があれば暗殺も行う。これまでNo15までは次のエージェントによって殺されてきたが、No16だけは殺害されることなく姿を消していたのだ。

    ある日、エージェント17に暗殺の依頼がなされる。スパイ作家ということだったが、その正体はエージェント16。彼らの生存競争の末にある、隠された陰謀とは何だったのか…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    ★5 おもろいっ! アメリカ諜報機関のエージェントたちによるサバイブア

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    2025年03月08日
  • エージェント17

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    アクション映画のような小説。話はよくできていて退屈はしないが、割りと安心して読み進められる。やっぱりこの手の話は脇役ガレット魅力的かどうかだと思う。この作品はそれが丸。

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    2025年03月08日
  • エージェント17

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    世界で最も恐れられているエージェント“17”。“15”までの暗殺者は、そのだれもが次の番号のエージェントたちによって殺されてきたが、“16”だけは殺されることなく姿を消していた。“16”の跡を継いだ“17”の次の任務は、とある作家の暗殺。どうやら、その作家の正体は“16”らしい。激しい戦いの末、“17”が“16”から聞かされた世界を揺るがす巨大な陰謀とは。

    CWA賞スティール・ダガー賞受賞も納得。イキのいいアクション満載の冒険小説。

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    2025年02月19日
  • エージェント17

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    ネタバレ

    代々前の暗殺者を消すことにより、当代一の暗殺者になるというストーリ。
    設定がおもしろく、表紙も素敵だったが、なんとなく読みずらかった。
    17が16を探しだし、どのように暗殺するかを仕掛ける頭脳戦というところはおもしろかった。
    接触したときに、つく嘘を知らベられても嘘だとばれないように仕組んでおくところとか、それを見抜変れていたとか、いろいろ面白かった。
    最終的には、16と17で共通の敵に対峙していくのだが。2人のやり取りもおもしろい。

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    2025年11月27日
  • エージェント17

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    個性的な主人公と副主人公との対決とエンディングがストーリーの盛り上がる所ですが、前半から中盤の副主人公を探す所が少し中弛みします。だが、他の暗殺者シリーズに比べて、探し出す方法が面白い所です。次回作があるようなので、さらにストーリーの作り込みに期待しています。

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    2025年06月28日
  • エージェント17

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    スパイ小説ということで
    クールな頭脳戦のようなものを期待して読んだが
    ハードボイルド?肉弾戦が続く展開

    Netflix映画みたいな感じでした

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    2025年04月09日
  • エージェント17

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    世界最高の殺し屋「16」が突然に行方をくらまし、その後任となった殺し屋「17」に与えられたミッションが「16を殺すこと」だった…というスパイアクション小説。
    話の流れは「どこかで読んだことがあるような展開パターンだな」というもので、文体やセリフ回しはくどいところもあるが「くどすぎる」というほどではない。「いかにもなハリウッド映画を観させられました」という印象。
    17が立ち寄ったモーテルで経営を管理しているキャットという女性のキャラクターが非常に良い。殺し屋同士の決闘にたまたま巻き込まれただけの一般人だが、本書を読み終わった時点で抱く印象は「ターミネーター2直前のサラ・コナー」という逞しさ。

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    2025年04月06日
  • エージェント17

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    ハードボイルド・スパイ小説はほぼ読んで来なかったですが、表紙・帯・あらすじを読んで衝動買いしました。
    ただ、正直最初の数十ページはメチャクチャ読みづらかったです。関連のない文章が延々と連なるような感じで、まったく意味が入って来なかった…。
    銃撃戦が始まる辺りから徐々にテンポアップして、やっとすんなりストーリーに入りこめるようになりました。キャラクターやアクション、それぞれの人間関係も良かったです。映画化とかされれば単純に面白いかも。

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    2025年02月14日