齋藤ジンのレビュー一覧

  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    金融の世界の情報やその見通しは殆ど語られない。
    それがお金になるから。
    見通しのプロは、様々な情報にアクセスしつつ歴史に学ぶ。
    予感と確信の間には隔たりがある。
    予感の段階で口にしていたのでは状況の変化の幅が大きく精度の高い話にはならない。
    予感を持ちつつ、それがいよいよとなるまで待てる人の現在の見取り図。
    説得力があって幸い日本にとって希望があるものなので多くの人に読んでほしい。

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    2026年03月15日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    小さな政府であり、市場原理による経済合理性が政府や政治に代わり社会を収斂させていく。そこでは、グローバリゼーションか進行し、属性を超えるグローバル市民が戦争のない平和な社会を追求していく。
    このような新自由主義的社会の終息が来ようとしています。グローバルな生産体制からの逆流が確実に起こっているのは、実感できます。
    失われた30年、デフレ社会からの脱却で、日本経済は輝きを取り戻しつつあります。
    今、経済、社会で何が進行しているのか、よく理解することができました。

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    2026年03月08日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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     三宅ねえさんの『なぜ働いていると本が読めないのか』の直後だったので、とんでもなく刺激的だった。
     ねえさんの主張も、斎藤幸平の主張もいわゆる新自由主義がもたらした現代社会への批判であった。
     齋藤ジンは投資の世界で見てきた経験を今向き合うべき世界観として提示する。「新自由主義は終わりを迎え、次のフェーズに移行している」と。
     すべてが正しいとは思わないが、世界に対して間合いが取れる教養を頂けた新書であった。

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    2026年03月08日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    アメリカから見た世界、日本がどう見えるのか、非常に参考になる話だった。ヘッジファンドの代表たが、マクロ経済はもちろんだけど、政治情勢の方にむしろ精通しているように思えた。

    主な見立てはこんな感じだった

    覇権国家はルールメイクできるから強い
    日本は2度覇権国家に愛され、2度脅威認定され潰された

    1度目は日英同盟 太平洋戦争敗戦
    2度目は朝鮮戦争や米ソ冷戦のパートナー バブル崩壊時の日本式護送船団方式の破壊とハゲタカによる買い叩き

    1990年以降は、中国が日本のような位置になり経済成長を続けたが、トランプ政権からは中国は敵視されてきている。今後はその座をインドに譲り、中国は失速。

    日本は

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    2026年03月02日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    サクサクと読めた。読みやすいのに内容は一読に値する。とりあえず日本人や日本に関係する人は読んでみるべきだと思う。

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    2026年02月27日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    新自由主義とはなにか、なぜ日本は失われた30年を経験したのか、米中でカップリングについて、これからの日本、世界の展望等、驚きの考察で目から鱗だった。全ての社会人に読んでもらいたい。

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    2026年02月22日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    世界秩序の変化を構造として解説されて、とてもわかりやすかった。日本はこれからどう立ち回るべきか、という視点も印象に残った。そして、覇権国アメリカの強さも改めて感じ、金融の視点から冷静に分析する著者、説得力ありました。

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    2026年02月14日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    本書で述べられている世界秩序の転換、すなわち「新自由主義」が崩壊して現在新しい秩序への移行期だという分析に異論はない。
    小さな政府のもとで個人の自由を尊重し、グローバリゼーションに開かれた社会を目指した新自由主義的価値観が、格差の拡大によって限界を迎え、アメリカのトランプ現象、イギリスのブレグジット(EUからの離脱)、欧州の極右政党の台頭、米中対立、ウクライナ戦争などで見られるように、大きな政府のもとで国家および自国第一主義を是とする価値観が広がっているという見立てはその通りだと思う。

    著者はその結果が日本にとって有利なものになるという予測を立てているが、果たしてどうなのだろう?
    著者が日本

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    2026年01月31日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    複数の友人たちから次から次に薦められていた新書です。「ヘッジファンドをはじめとするプロの資産運用者に助言をするコンサルタント」という著者の生業に、ちょっと引いていてなかなか手を出してきませんでした。去年の5月18日の「NHKスペシャル 米中対立 日本の“活路”は」という番組での彼が語るロジックがまったく理解できなかったのも、理由かも知れません。しかし、今、このタイミングで読むと世界を取り巻くモヤモヤが急に晴れたような気がしました。たぶん、最近読んだ『戦後史1945-2025 敗戦からコロナ後まで』で日本現代史を俯瞰で感じることができた上に、さらに世界的視点での現代史を被せることによって、解像度

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    2026年01月30日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    著者のキャリアを振り返りながら、世界の流れと行く先を見通す良書。
    覇権国家との関係性は、今後の日本の未来を考えるととても興味深い。

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    2026年01月30日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    ヘッジファンドに対するコンサルタントである著者の斉藤ジンさんの2024年末時点での国際評価。一言でいうと、これからの世界ちつしの中で日本に順風が吹き、それを活かしていくべきチャンスの時代が到来するというもの。地政学的にも不安定で金利も上昇して終わりの始まりかとも思っていた中で非常に勇気をもらえた書。

    本書の基本としてアメリカの覇権国の地位の継続を前提としている。中露EUといった他の大国と比べて、人口動態、イノベーション、統治機構の柔軟さという点から筆者は米国覇権の継続を前提とする。

    その上で、目から鱗の視点だったのが、近代・現代日本の歴史の評価。覇権国に2回愛され浮上し、2回敵視されて沈ん

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    2026年01月25日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    表紙を見て胡散臭さを感じたので、本屋で平積みされているのを見ても見て見ぬふりをしていたが、藤沢数希氏がポジティブな評価をしていたことから、読んでみる気になった。

    読むと、著者の人生を振り返りながらも世界の構造とその移り変わりについて、これまでとは異なる視点で見ることができた。

    会社の動き方であったり、転職などの個人の進む道を考える上でも、マクロの動きを把握して、それを踏まえて意思決定していく必要があるのだなと感じた。

    誰に対してもおすすめしたい一冊。

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    2026年01月25日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    ネタバレ

    ヘッジファンド相手にコンサルティングをする著者が、アメリカを中心とした、これまでの、これからの経済変化や、その渦中の日本における立ち位置を記した著書。2026年になってから読んだが、著者の想定に沿って変化しているように感じ、現時点での展望を知りたいと思った。
    本書の自分メモ。
    ①小さな政府と大きな政府の変遷。そして今小さな政府から大きな政府へと振り子が揺れ出していること。カウンターエリート達の台頭。世界の構造が大きく変わるとき、勝者と敗者が入れ替わり、日本はカジノのオーナーであるアメリカから勝ち馬の席を用意されていること。
    ②著者の経歴の紹介。バブル期の日系銀行に入行した著者が、当時の銀行のビ

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    2026年01月24日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    マクロ視点の構造化と説得力、先見の明が素晴らしいコンサルタント。リスクの取り方が無謀ではなく、過去の歴史と地政学的な関係性を根拠にした確度の高い一手を差してきたんだなと感心してしまう。政治経済学という分野についてとても興味を持つことができた。

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    2026年01月20日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    カジノオーナーであるアメリカとその他の国と動き。そして世相を支配する考え方の転換点について、非常に興味深い内容でした。
    過去、そして今起きている世の中の事象について点が線で繋がった感覚がしました。

    自分が有利な立場に立てるうちは、自分の腹心となり得る人間を育てるが、自分を脅かす存在になったら他の人間を利用して徹底的に潰す…そういう人間の醜くて根源的な性質が、国家間にも現れていることに悲しさと納得感を感じました。

    適切なタイミングで適切な鮮度の本を読むことが大切なのだと改めて痛感しました。古本屋で名著を探すのもいいけど、たまには新刊でこう言った本を読むことも大切なのかもしれない

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    2026年01月20日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    経済はカオスに覆われている。
    これを念頭に置くと、齋藤ジンが示した未来に期待を保つべきでは無いかもしれない。
    しかし。

    特に第3章以降は、読み応えのあるものだった。
    論理的な筋道を示されつつ、期待ある日本の未来を魅せられた。

    「失われた30年」や「日本の地位」と言った言葉に気が沈むなら、一読の価値がある。

    日本の未来に思い悩むのは、まだ早過ぎるのかもしれない。

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    2026年01月15日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    マクロ的な世界の政治経済をベースに世界の価値観の変動を捉えることで、日本はじめとして近未来の投資環境を予測した世界的な投資コンサルタントにしてトランスジェンダーの処女作。

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    2026年01月05日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    新自由主義の終焉とその後の世界秩序を「ゲームチェンジ」として描く一冊。著者はヘッジファンドの助言経験を背景に、米中対立やウクライナ戦争などを旧秩序崩壊の兆候と分析。国家主導の産業政策や経済安全保障の復活を予測し、日本にとっては数十年に一度の好機が到来すると説く。ただし、視点は米国寄りで、未来予測には不確実性もある。世界の変化を理解し、戦略的思考を促す羅針盤となる良書

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    2026年02月26日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    経済の予想をする本はたくさんあるけど、とても納得感が高くて一気読みした。

    世界の振り子は、「レッセフェール(小さな政府)」→「ルーズベルト型(大きな政府)」→「新自由主義(小さな政府)」とシステムが変わってきて、また大きな政府に振れようとしている。
    新自由主義の流れに乗れずに「失われた30年」を耐えた日本だが、次の新しい世界システムでは追い風が吹くだろう。

    世界のゲームオーナーであるアメリカは、新自由主義で大きくなった中国を牽制するため、地政学的に強い日本を望んでいる。

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    2025年11月25日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    覇権国家はいわゆるカジノのオーナー。
    常に自国が勝つ様にルールを作っている。
    日本の二度の繁栄には覇権国家が不可欠であった。
    明治維新は英国、戦後の復興は米国だった。
    失われた30年は冷戦が終わり、米国の投資対象が日本から中国に変換された為である。
    そして今、新たな地殻変動が起きており、中国が投資対象から外れた。このチャンスに乗れば日本には明るい未来がある。

    本書はとてもわかりやすく書かれているのでとても勉強になる。著者はバブル期、都銀に在籍していたが日本の危ない状況をいち早く察知し、早期退職して渡米した。そんな著者がこれからも米国の覇権は続くと述べている。鵜呑みには出来ないが説得力はある。

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    2026年03月06日