齋藤ジンのレビュー一覧

  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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     著者の熱い思いが伝わってくる力作である。新自由主義という思想・価値観が今や凋落の淵にあり、再び市場ではなく政治や地政学的状況が経済を動かす時代がやってきたと著者は訴える。つまり、小さな政府観から、大きな政府観への転換が起きているというのだ。
     齋藤氏は写真を見ても分かるように、トランスジェンダーだそうで、その苦しみもあって、日本の大手都銀を早々に辞めて、アメリカに渡ったとか。今はマクロ・ヘッジファンドに各国の経済政策について分析し、レポートを提供するのが仕事だそうで、アメリカや日本、中国などの政治家、官僚、学者などの発言を非常に詳しく紹介しながら、ここ30~40年の政策観などの変遷を説得的に

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    2026年03月31日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    会社の上司に勧められたため手に取った1冊。
    過去から現在にかけての経済の変遷が、著者の独自の視点からまとめられている。かなり的を射た分析となっており非常に興味深く読むことができた。

    一点、著者は今後は日本企業は賃上げの流れとなり、ゾンビ企業が淘汰され賃上げに耐えうる企業のみに収斂される、とのこと主張であった。
    マクロ的には異論は無いのだが、自分に置き換えて見ると、徐々に健全化は図られつつも、社内のゾンビ社員(働かないおじさん)は生き続けるのだろうな、と感じる。

    ベースアップはされつつも、ゾンビ社員の雇用を守るために昇格はしづらくなっている。
    結果として、「頑張ること」はコスパが悪く、(企業

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    2026年03月28日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    三宅香帆さんのYouTubeから

    「ソロスを大儲けさせた”伝説のコンサル”」

    ドーンとおびにあります
    このおびを見た100人中130人はこう思うでしょう

    「ソロスて誰やねん」

    はい、わたくしもそう思いましたよ!
    よっ!平均的日本人!

    あー、焼き魚の脇に載っててね
    醤油をちょっと垂らして、魚の身と一緒に食べると美味しいよね
    わいはあんまり辛いのは苦手なんだけどねってそれは大根おロス

    はい、調べました!
    世界三大投資家に数えられるハンガリー出身の大金持ち
    「ヘッジファンドの帝王」ですって
    和食の定番の薬味じゃなかったです(そりゃそう)

    いや、ソロスはええねん
    齋藤ジンさんやねん

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    2026年03月28日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    面白かった。

    強い日本復活か?
    失われた30年を嘆き、これからの日本を憂う人には朗報。
    日本は今、数十年に一度のチャンスを迎えているそうです。

    こういう経済のプロの目から見ると、失われた30年の本質もよく理解できる。
    日本が負け組だったのは、その時代の『ルール』だっただけ。

    新自由主義が崩壊した後の世界はどうなるのか、ある意味楽しみ。

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    2026年03月27日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    ネタバレ

    アメリカを拠点に活躍し『伝説のコンサル』と評される著者が、世界経済のゲームチェンジに日本が取り残されないよう、この本を書かれたそうな。

    経済に詳しくないのでわからない言葉が多かったけど、それでもめちゃくちゃ面白かった。

    日本に順風が吹く。本当かな。信じたい。

    "これから起きる様々な変化の中で、自分の居場所を見つける準備をしておく"
    "このチャンスをつかんで悔いのない人生を送る"
    頑張ろうと思わせてくれる言葉で締めくくり。

    この先の人生を納得して生きていけるよう、わからないなりに何かしら頑張ってみようかな。

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    2026年03月20日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    話題の一冊。わかり易いのが良いところ。アメリカへの思いが滲み出過ぎている気もしますが、それはそれという感じ。

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    2026年03月18日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    金融の世界の情報やその見通しは殆ど語られない。
    それがお金になるから。
    見通しのプロは、様々な情報にアクセスしつつ歴史に学ぶ。
    予感と確信の間には隔たりがある。
    予感の段階で口にしていたのでは状況の変化の幅が大きく精度の高い話にはならない。
    予感を持ちつつ、それがいよいよとなるまで待てる人の現在の見取り図。
    説得力があって幸い日本にとって希望があるものなので多くの人に読んでほしい。

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    2026年03月15日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    小さな政府であり、市場原理による経済合理性が政府や政治に代わり社会を収斂させていく。そこでは、グローバリゼーションか進行し、属性を超えるグローバル市民が戦争のない平和な社会を追求していく。
    このような新自由主義的社会の終息が来ようとしています。グローバルな生産体制からの逆流が確実に起こっているのは、実感できます。
    失われた30年、デフレ社会からの脱却で、日本経済は輝きを取り戻しつつあります。
    今、経済、社会で何が進行しているのか、よく理解することができました。

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    2026年03月08日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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     三宅ねえさんの『なぜ働いていると本が読めないのか』の直後だったので、とんでもなく刺激的だった。
     ねえさんの主張も、斎藤幸平の主張もいわゆる新自由主義がもたらした現代社会への批判であった。
     齋藤ジンは投資の世界で見てきた経験を今向き合うべき世界観として提示する。「新自由主義は終わりを迎え、次のフェーズに移行している」と。
     すべてが正しいとは思わないが、世界に対して間合いが取れる教養を頂けた新書であった。

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    2026年03月08日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    アメリカから見た世界、日本がどう見えるのか、非常に参考になる話だった。ヘッジファンドの代表たが、マクロ経済はもちろんだけど、政治情勢の方にむしろ精通しているように思えた。

    主な見立てはこんな感じだった

    覇権国家はルールメイクできるから強い
    日本は2度覇権国家に愛され、2度脅威認定され潰された

    1度目は日英同盟 太平洋戦争敗戦
    2度目は朝鮮戦争や米ソ冷戦のパートナー バブル崩壊時の日本式護送船団方式の破壊とハゲタカによる買い叩き

    1990年以降は、中国が日本のような位置になり経済成長を続けたが、トランプ政権からは中国は敵視されてきている。今後はその座をインドに譲り、中国は失速。

    日本は

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    2026年03月02日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    サクサクと読めた。読みやすいのに内容は一読に値する。とりあえず日本人や日本に関係する人は読んでみるべきだと思う。

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    2026年02月27日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    新自由主義とはなにか、なぜ日本は失われた30年を経験したのか、米中でカップリングについて、これからの日本、世界の展望等、驚きの考察で目から鱗だった。全ての社会人に読んでもらいたい。

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    2026年02月22日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    世界秩序の変化を構造として解説されて、とてもわかりやすかった。日本はこれからどう立ち回るべきか、という視点も印象に残った。そして、覇権国アメリカの強さも改めて感じ、金融の視点から冷静に分析する著者、説得力ありました。

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    2026年02月14日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    本書で述べられている世界秩序の転換、すなわち「新自由主義」が崩壊して現在新しい秩序への移行期だという分析に異論はない。
    小さな政府のもとで個人の自由を尊重し、グローバリゼーションに開かれた社会を目指した新自由主義的価値観が、格差の拡大によって限界を迎え、アメリカのトランプ現象、イギリスのブレグジット(EUからの離脱)、欧州の極右政党の台頭、米中対立、ウクライナ戦争などで見られるように、大きな政府のもとで国家および自国第一主義を是とする価値観が広がっているという見立てはその通りだと思う。

    著者はその結果が日本にとって有利なものになるという予測を立てているが、果たしてどうなのだろう?
    著者が日本

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    2026年01月31日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    複数の友人たちから次から次に薦められていた新書です。「ヘッジファンドをはじめとするプロの資産運用者に助言をするコンサルタント」という著者の生業に、ちょっと引いていてなかなか手を出してきませんでした。去年の5月18日の「NHKスペシャル 米中対立 日本の“活路”は」という番組での彼が語るロジックがまったく理解できなかったのも、理由かも知れません。しかし、今、このタイミングで読むと世界を取り巻くモヤモヤが急に晴れたような気がしました。たぶん、最近読んだ『戦後史1945-2025 敗戦からコロナ後まで』で日本現代史を俯瞰で感じることができた上に、さらに世界的視点での現代史を被せることによって、解像度

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    2026年01月30日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    著者のキャリアを振り返りながら、世界の流れと行く先を見通す良書。
    覇権国家との関係性は、今後の日本の未来を考えるととても興味深い。

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    2026年01月30日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    ヘッジファンドに対するコンサルタントである著者の斉藤ジンさんの2024年末時点での国際評価。一言でいうと、これからの世界ちつしの中で日本に順風が吹き、それを活かしていくべきチャンスの時代が到来するというもの。地政学的にも不安定で金利も上昇して終わりの始まりかとも思っていた中で非常に勇気をもらえた書。

    本書の基本としてアメリカの覇権国の地位の継続を前提としている。中露EUといった他の大国と比べて、人口動態、イノベーション、統治機構の柔軟さという点から筆者は米国覇権の継続を前提とする。

    その上で、目から鱗の視点だったのが、近代・現代日本の歴史の評価。覇権国に2回愛され浮上し、2回敵視されて沈ん

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    2026年01月25日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    表紙を見て胡散臭さを感じたので、本屋で平積みされているのを見ても見て見ぬふりをしていたが、藤沢数希氏がポジティブな評価をしていたことから、読んでみる気になった。

    読むと、著者の人生を振り返りながらも世界の構造とその移り変わりについて、これまでとは異なる視点で見ることができた。

    会社の動き方であったり、転職などの個人の進む道を考える上でも、マクロの動きを把握して、それを踏まえて意思決定していく必要があるのだなと感じた。

    誰に対してもおすすめしたい一冊。

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    2026年01月25日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    ネタバレ

    ヘッジファンド相手にコンサルティングをする著者が、アメリカを中心とした、これまでの、これからの経済変化や、その渦中の日本における立ち位置を記した著書。2026年になってから読んだが、著者の想定に沿って変化しているように感じ、現時点での展望を知りたいと思った。
    本書の自分メモ。
    ①小さな政府と大きな政府の変遷。そして今小さな政府から大きな政府へと振り子が揺れ出していること。カウンターエリート達の台頭。世界の構造が大きく変わるとき、勝者と敗者が入れ替わり、日本はカジノのオーナーであるアメリカから勝ち馬の席を用意されていること。
    ②著者の経歴の紹介。バブル期の日系銀行に入行した著者が、当時の銀行のビ

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    2026年01月24日
  • 世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ

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    新自由主義の終焉とその後の世界秩序を「ゲームチェンジ」として描く一冊。著者はヘッジファンドの助言経験を背景に、米中対立やウクライナ戦争などを旧秩序崩壊の兆候と分析。国家主導の産業政策や経済安全保障の復活を予測し、日本にとっては数十年に一度の好機が到来すると説く。ただし、視点は米国寄りで、未来予測には不確実性もある。世界の変化を理解し、戦略的思考を促す羅針盤となる良書

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    2026年02月26日