愛野史香のレビュー一覧

  • あの日の風を描く

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    復元模写、という世界に触れてみたくてこの本を手に取りました

    日本画に詳しくないので人物や絵図がわからなく、何度もどんな人か、どんな絵なのかを調べていたのでなかなか読むのに時間がかかりましたがとても良かったです

    完成したこの襖絵を、想像でしか描けないのがこんなにも悔しい
    世界各国で復元というものは行われているけれど、改めて、なくてはならない技術だと思えました

    主人公が過去に傷つきながらも、どんどん前を向いていく姿も良かったです

    この作者さん、次作も出版されていますがそちらも気になるほどの作品でした

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    2025年12月06日
  • 天使と歌う

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    音楽が聴こえてくる小説が大好きです。初読みの作家さんですが、大当たりでした!始めはスポ根ものか?と、ちょっと間違ったかななんて思いながら読んでいたのに、どんどん夢中になっていました。いつもは二三冊を並行して読むのですが、これは一冊集中して読みました。ちょっとラッキーすぎる流れも、主人公の音楽に対する真摯さへのご褒美だと思えるいい話でした。曲の背景や解釈など、お勉強させられている感なく頭に入ってきましたし、演奏曲を聴きながら読むと格別でした。次の作品が今から楽しみです。


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    2025年10月31日
  • 天使と歌う

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     「データ化された私の音だけでなく、その瞬間しか聴けない生演奏の面白さを知ったはずだ。
     大夢も、彼女たちも、もどってきた弦も、みんな世界に息づく音楽のひとつだ。
     すべてに物語がある」

              (本文より)

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    2025年10月18日
  • 天使と歌う

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    いつのまにか読み終わった。この物語を読んだ後、心が透き通って、心が軽くなった気がした。読めてよかったなと
    音楽が好きになる本だな

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    2025年10月17日
  • あの日の風を描く

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    古い襖絵の修復再現に参加することになった主人公の再生の物語。日本画の世界にどっぷり浸れて楽しかった。

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    2025年10月14日
  • あの日の風を描く

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    古典絵画の模写や修復、自然科学調査等の日本画研究にのめり込んでいた父は、異国の地で亡くなったが、真は美大の油画科を休学して引きこもっていた。
    そんな真を修復を仕事にしている従兄の凛太郎が、襖絵の復元模写制作のメンバーとして参加させる。

    大学の修士二年の土師と一年の蔡と一緒に十二面の花鳥図を完成させなければならないが、現存するのは九面と切り貼りされた一部のみ。

    狩野探幽の血縁であり、父が狩野派を破門された雪信の娘・平野雪香が描いた襖絵を復元できるのか…


    真が引きこもっていた心情…価値がないと烙印をおされて何者にもなれない辛さに苦しんでいたことなどを乗り越えたのは、いっしょに頑張った二人が

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    2025年10月13日
  • あの日の風を描く

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    人生に行き詰まりを感じる美大生が、襖絵の復元模写に取り組む物語でした。
    日本画についてほとんど知らなかった私にとって、描かれ方や歴史を知れる点も新鮮でした。

    主人公は「何者にもなれない自分」に囚われていましたが、復元模写を通じて自分や人、そして過去の絵師と向き合っていきます。
    特に、ひとつのことに没頭する感覚を「命の輪郭が輝く瞬間」と表現していたのが印象的で、最後にその感覚を得た主人公に共感し、思わず胸が熱くなりました。

    模写の技法的な説明はやや難しかったですが、その分、最後に清々しく終わる展開が心地よく、美しい読後感を残してくれる一冊でした。

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    2025年09月21日
  • 天使と歌う

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    とても素敵な作品。完全にタイトルだけに惹かれて読み始めたらバレーボールからチェロという大好きな題材。そして親しみやすい文章と真っ直ぐな主人公。優しい人々。優しい音楽。泣ける。。愛野史香さん、今作が2作目なのかな?次作も楽しみです!

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    2025年09月18日
  • あの日の風を描く

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    これって白川通りの芸大がモデルだよね
    自分が知っている風景と合わせながら読んでいく
    基礎知識を物語に入れ込むのはちょっと嫌だなーと思ったが
    復元に関してのミステリーにつながっていくところから面白くなってくる
    フィクションと思えど実際にありそうな設定だもんね

    襖絵の復元模写制作の哲学がリアル感を持って表現されていた
    以前に見た名古屋城の襖絵ドキュメンタリーを思い出して納得する事もあった
    著者は現場と関係無さそうなのに(薬剤師らしい!)
    何だかこれもミステリーだなぁ笑

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    2025年09月16日
  • 天使と歌う

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    天使とは誰のことかなって思いながら読む。
    作品の中に答えはあるけど、
    あの人もあの人も天使だなと思いながら読む。

    世の中とつながるとは、
    人とのつながりだけではない。
    あらゆるものとのつながること。

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    2025年08月12日
  • 天使と歌う

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    ネタバレ

    音楽って本当に深くて面白いなと改めて感じた。
    大夢が演奏するときのどんどんと膨らんでいく曲のイメージが目の前に広がっていき、読んでいるだけでも胸が高鳴る。その人にしか生み出せない音楽がある。答えがないからこそ、音楽は難しくて面白い。今まで音楽が作られた時代背景や作曲家の心情などについてあまり学んだことがなかったけれど、この本を読んでとても興味を持った。背景を思い描きながら聴くと、同じ音楽も全然違うように聴くことができる。

    ふとした出会いが人生を変える。音楽を通して、色々な出会いが重なって、大夢の世界が広がっていく。幸せも苦しさも味わいながら、必死に努力して、時にもがきながらも、前を向いて生き

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    2025年07月29日
  • あの日の風を描く

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    面白かったけど、人には勧めないかな…
    どなたかも感想に書かれていたが、日本画の難しさをそのまま伝えるからこ難しくて読みたくなくなる。
    きっと最後は感動だろうな、と思い読み進むが全体的な硬さが涙を生まない。

    話はとても面白く、日本画の修復作業の大変さ、模型を作ったり、その時代背景はもちろん、作者の環境や心持ちまでも考えての復元、奥が深く興味深い!
    表紙は今風にてらって、タイトルも賞の時とは変えて現代風なのに文体が硬いからギャップが生じているように感じた。それが星一つ削る理由
    こちらも映画化して、こ難しさを取り除いたら万人受けするかも笑

    従弟の凛太郎に連れ出され、美大休学中に日本画の修復作業に

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    2025年02月13日
  • あの日の風を描く

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    絵画の復元模写を通じて、
    主人公が亡くなった父親の仕事に対する思い、
    自分自身の進むべき道を見つける。

    あの日の風を描く素敵なお話でした。

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    2025年02月08日
  • あの日の風を描く

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    主人公が、挫折から立ち直る所から始まるのが小気味良い。周囲の人物は、異なるキャラ。共通するのは、目的が同じ事。接していくうちに溝が埋まっていく。出会いを恐れない事が大事か。

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    2025年01月06日
  • あの日の風を描く

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    美大を休学している真に舞い込んできた襖絵の修復の手伝いを通して、人生の再構築をしていく。
    二条城、いきたいなぁー。復元模写も原本も見てみたいなぁ。
    京都行きたいなぁ。

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    2024年12月14日
  • あの日の風を描く

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    美術品の修復に関わる人の精神って
    こんな感じなのかあと新鮮。
    画家と大事にすることが違うんだな。
    新鮮で面白かった。

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    2024年11月23日
  • 天使と歌う

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    展開が何か起こるなと分かってしまうのか、キャラクターなのか、何か薄いような感じがあった…でも読んで嫌な気持ちとかにはならず、すっと読めた

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    2026年05月02日
  • あの日の風を描く

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    とても興味深い内容でした。
    復元模写の気の遠くなる作業量の多さと繊細さ。そしてなぞるのは線だけではないという奥深さ。
    知らない事だらけで一つの職業を知るという視点でも面白く読みました。

    デビュー作との事、とても気合いの入った文章であると感じました。
    少しその気合いが入り過ぎ、捻り過ぎな表現が散見し読み心地に引っ掛かりを覚えますが、きっと制作を重ねるうちに登場人物の土師の作品のような削ぎ落とされ洗練されたものになるのではと期待しています。
    出来ればバンドメンバーと和解していただきたいので是非続編を…(笑)

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    2026年04月08日
  • 天使と歌う

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    ネタバレ

    大夢が人との出会いを通して世界を広げ、成長していく姿にぐっときた。忘れられた才能や遅咲きの人に光を、という考え方にも共感。こんなコンクールが本当にあったら素敵だなと思う(あるのかもしれないけど)。コンクールの描写では、思わず実際の演奏も聴きたくなった。

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    2025年11月11日
  • 天使と歌う

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    ネタバレ

    初読み作家さん。チェロコンクールの話だった。チェロ奏者としてはとんでもなく恵まれている主人公。ファイナルに出られるようになったり楽器貸してもらえたりするのも裏で仕組まれてるんじゃないかと疑ってしまったが、さすがにそこまでではなかった。

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    2025年08月29日