愛野史香のレビュー一覧

  • あの日の風を描く

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    ネタバレ

    主人のが序盤僻みとか捻くれ感が凄いけれども、復元模写の手伝いをすることになり、徐々に創作に対する思いや元々の素直さが表れるようになった。爽やかな読後感。

    しかし日本画と水墨画で題材は違えど、『線は、僕を描く』とどうしても重なる部分があって比べてしまうかも。
    日本画の説明が少し難しく、本を読んで絵を想像できたのは私は、砥上さんの方だった。

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    2025年02月15日
  • あの日の風を描く

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    題材はスポーツではなく、襖の修復だけれどとても大きな熱量が伝わってきた。時代背景、絵師の気持ち、持ち主の家の間取りなどここまで考えるのかと脱帽した。

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    2025年01月31日
  • あの日の風を描く

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    ネタバレ

     舞台は日本画の世界。
     大学が依頼された襖絵の修復という受託研究に参加することになった、現在休学中の油画科の真(まこと)が主人公。
     日本画の復元模写という、普段、うかがい知ることのない美術作品の修復・保存の世界が描かれる。

     折しも、倉本聰作の『海の沈黙』という美術界の贋作にまつわる映像作品を鑑賞した後だし、今年は、日本画家の知人の個展も拝見させてもらい、何かと、この界隈に縁がある?(そういえば、その日本画家の知人は修復もされている)

     礬砂とは? 胡粉とは? 新岩絵具と天然岩絵具の違い、その粒子の大小に、重さの単位の両など、恐らく学んだことのある人には常識ともいえる基礎中の基礎の話ば

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    2024年12月26日