E・T・A・ホフマンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ホフマンが同じドイツロマン派のコンテッサ、フケーを誘い、「子どものメルヘン」として創作した短篇を作家ごとに二編ずつ収録したアンソロジー。子どもの頃クリスマスに、人形劇版をテレビで見て以来大好きな「クルミ割り人形」。去年はそのシーズンに再読しようと思っていたところにこのアンソロジーに出会い、翻訳違いでまた新しいクルミ割りに出会えて嬉しかった。
もうひとつ収録された、ホフマン作「見知らぬ子」もああ、ホフマンの世界だと感じられるクラシカルさと、少し怖くてドキドキしながらも先が気になるミステリーめいた展開の面白さがあり、大好きなお話がまたひとつ増えた。面白いポイントのひとつは長い章タイトル。
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Posted by ブクログ
18世紀末ヨーロッパのロマン主義運動の中でも中心となったドイツロマン派。ホフマンをはじめとする怪奇幻想小説は好物なので読んでみた。
9つの短編が収録されているが、やはりホフマンの「砂男」が傑出している。それ以外で面白かったもののひとつはルートヴィヒ・ティーク「金髪のエックベルト」。エックベルトと妻との幸福な生活が、友人に話してしまった秘密をきっかけに、不安が生まれ恐怖に変わり、幸福が崩れていく。恐るべき真実が明らかになる。お伽話のような体で気が狂わんばかりの戦慄のラスト。いや、ラストで彼は実際に発狂する。
もうひとつ挙げるならフケー「絞首台の小男」。絞首台の小男とは絞首台の下に生えるマンド -
Posted by ブクログ
ホフマンが友人のコンテッサとフケーを誘い、クリスマスに合わせて出版した二巻の物語集をまとめて文庫化した本。クリスマスに合わせて出版されたといっても、クリスマスが題材になっている物語はホフマンの「クルミ割り人形とネズミの王さま」(pp85-206)だけであり、私がこの文庫本を読んだ時期がたまたまクリスマスシーズンだったからなのか、ホフマンがすごいのか、サンリオが一九七九年に人形劇映画にしたものを観ていて馴染みがあったからなのかわからないけれど、やっぱり一番「クルミ割り人形とネズミの王さま」がすごい。残りの五篇は騎士道物語(あるいはその影響を受けているメルヘン)であり、出版当時でも、時代とずれて
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