E・T・A・ホフマンのレビュー一覧

  • 牡猫ムルの人生観

    Posted by ブクログ

    教養ある天才猫が自らの人生を綴った奇書
    いかなる人物がこのようなプロットを組めるものかと調べたところ、著者は裁判官にして作家、画家、作曲家であるドイツの鬼才
    漱石のデビュー作は本作に着想を得たとされるが、2つの物語が錯綜する本作の構成は卓越している
    未完だからこその良さもあると割り切るしかないが、続きが読みたかった

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    2025年11月30日