E・T・A・ホフマンのレビュー一覧

  • クリスマスに捧げるドイツ綺譚集

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    ホフマンが同じドイツロマン派のコンテッサ、フケーを誘い、「子どものメルヘン」として創作した短篇を作家ごとに二編ずつ収録したアンソロジー。子どもの頃クリスマスに、人形劇版をテレビで見て以来大好きな「クルミ割り人形」。去年はそのシーズンに再読しようと思っていたところにこのアンソロジーに出会い、翻訳違いでまた新しいクルミ割りに出会えて嬉しかった。

    もうひとつ収録された、ホフマン作「見知らぬ子」もああ、ホフマンの世界だと感じられるクラシカルさと、少し怖くてドキドキしながらも先が気になるミステリーめいた展開の面白さがあり、大好きなお話がまたひとつ増えた。面白いポイントのひとつは長い章タイトル。

    <子

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    2026年02月23日
  • 牡猫ムルの人生観

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    教養ある天才猫が自らの人生を綴った奇書
    いかなる人物がこのようなプロットを組めるものかと調べたところ、著者は裁判官にして作家、画家、作曲家であるドイツの鬼才
    漱石のデビュー作は本作に着想を得たとされるが、2つの物語が錯綜する本作の構成は卓越している
    未完だからこその良さもあると割り切るしかないが、続きが読みたかった

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    2025年11月30日
  • クリスマスに捧げるドイツ綺譚集

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     ホフマンが友人のコンテッサとフケーを誘い、クリスマスに合わせて出版した二巻の物語集をまとめて文庫化した本。クリスマスに合わせて出版されたといっても、クリスマスが題材になっている物語はホフマンの『クルミ割り人形とネズミの王さま』(pp85-206)だけであり、私がこの文庫本を読んだ時期がたまたまクリスマスシーズンだったからなのか、ホフマンがすごいのか、サンリオが一九七九年に人形劇映画にしたものを観ていて馴染みがあったからなのかわからないけれど、やっぱり一番『クルミ割り人形と〜』がすごい。残りの五篇は騎士道物語(あるいはその影響を受けているメルヘン)であり、出版当時でも、時代とずれていたんではな

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    2025年12月25日
  • クリスマスに捧げるドイツ綺譚集

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    別れの宴:コンテッサ/小さい人たち:フケー/クルミ割り人形とネズミの王さま:ホフマン/見知らぬ子:ホフマン/剣と蛇 八章からなるメルヘン:コンテッサ/覗き箱:フケー

    知ってるお話に知らないお話
    いろいろ読めて面白かった
    子供向けのようなそうでないような
    不思議な感じ

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    2026年01月31日