日本の軍事支配、3・1運動、文化政治への転換、民族運動の展開、植民地の近代、文化政治の終焉と日本人、戦時体制と朝鮮、戦争と解放。1910年の朝鮮併合から日本の朝鮮植民地化が始まったのではない。明治時代の日朝修好条規より植民地化がすすめられていた。朝鮮併合で日本は朝鮮にいいこともしたと言う人もいるが、インフラの建設や教育はあくまでも日本統治のためであり、朝鮮の人達を第一に考えたわけではなかった。儒教的農本主義、一君万民思想の伝統は、現在の韓国の政治文化にも表れているのだな。「民乱」の伝統。公論の活発さなど。