クリスティン・ペリンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
あらすじを読んでおもしろそう!となったものの、いざ読み始めるとリーダビリティがよいとは言えず、こねくり回した独特の言い回しで状況が掴めない場面が所々あり、流れに乗るまで少し苦労した。
アニーが主人公の現在と数十年前のフランシスの日記が交互に展開するのだが、日記自体も回想が書かれていたりするので実際の時系列がわかりにくいというのもある。
でも中盤を過ぎた頃からコツが掴めてきてユーモアのある文章を楽しめるようになり、苦い結末ではあったけど読後感は悪くなかった。ミステリとしては中途半端。あと日本版のタイトルがいまいち。
もう少しアニーのその後を見てみたい気もするけど、殺人を娯楽にするタイプの作風では -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み物として、本当に面白い!でも個人的にはミステリじゃない
良かった点
・"フランシスの日記"(早く続きが読みたくなる素晴らしい筆致)
・登場人物は多いけど、親族で固めているから把握しやすい
ここはどうなのか?と思う点
・とにかく中途半端な描写が多い
・アニーの恐怖症の数々(これは要るのか?)
・現在のサクソンが余りにも小物
帯とかで“ホロヴィッツと並ぶクリスティの後継者”って書かれてあったけど、それは本当なの?
推理小説として、放置してある事象多くないか?
細かいけど、
・フランシスの紫色のカーディガンを何故かローズが持っていくが、それについては触れてない
(多分、 -
Posted by ブクログ
タイトルと装丁に惹かれ、手に取った。
英国を舞台にしたミステリーではあるものの、
作者はアメリカ人だそう。
資産家の大叔母が亡くなったことから
25歳、作家志望のアニーがその事件の犯人探しをすることに。
その死には大叔母が16歳の時に占い師から告げられた予言が大きく関わっていた??
海外ミステリーで登場人物多数。
現在と過去が交互に繰り返され、その関係性は複雑!
かなり読むのに集中力が必要とされるのに、
その集中力がなかなか保てず、苦労した。
結末は納得行くものだったけど、
いかんせん情報量が多すぎて、もう少しシンプルにまとまっていたらもっと純粋に楽しめたかも。
謎解きをする時の、主人公