海藤文字のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前作の後半で見られたような失速感はなく、今作は最初から最後まで安定した面白さがありました。
一方で、相変わらずリアリティに欠ける描写は目立ちます。特に、登場人物がつける日記の記録があまりにも細かすぎる点には違和感がありました。
人間の記憶はそんなに完璧ではないので少し不自然に感じましたが、状況証拠やディテールが詳細にわかるというメリットはありました。
また、前作のラストで判明したとある登場人物の年齢ネタを、今作でもひたすら擦り続けているのはちょっと…。物語の核心を突くような重要なキーワードでもないので、繰り返し触れられるとしつこく感じてしまいます。
細かいツッコミどころは多々あるものの、頭を空っぽにして楽しむエンタメ作品としては十分アリです。個人的には好きなので、もし三作目が出たらなんだかんだ言いながらも読むと思います。
これから読む予定の方は必ず一作目から手に取るのがおすすめです。二作目から読み始めると、前作の怪異や人物が説明なしで自然に登場するため、話についていきにくくなっています。
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Posted by ブクログ
「見たら死ぬ映画」だなんて、一体何が起こるのかとワクワクして一気に引き込まれました。劇中のリアルなブログを読むのが面白くて、ページをめくる手が止まらなくなったのは久しぶりです。
ただ、後半からは急につまらなくなってしまい驚きました。考察不要の分かりやすい設定で、真正面から突っ込んでいくホラーなのは、まぁまだ良いのですが……。
「パニックの中でスマホを打っている暇があるのか」といったツッコミどころがあったり、登場人物の正体の明かし方に蛇足感が強かったりするのが気になりました。
序盤がとても面白かっただけに、非常に勿体ない作品だと感じました。 -
Posted by ブクログ
「ファウンド・フッテージ」という低予算B級映画を観た映画ブロガーのMOJIは、映画の中にサブリミナル的に映し出された白い男の姿を見る。やがてその白い男は他の映画のシーンでもたびたび現れるようになり、同じく映画でその姿を見てしまった人や、映画の関係者が次々と不可解な死を遂げてゆく…
タイトルを見ただけで最近流行りのモキュメンタリー小説の類だなとすぐわかる。(でもなんだかんだでこういうの好きなんです!)ブログ上のやり取りとメールのやり取りだけで物語が進むので1時間半くらいでサクサク読めた。終盤主人公がその映画のロケ地になった廃村へ行って怪異に遭遇するあたりは緊迫感があって面白かったけど、全部メールで実況してるのを想像すると何かシュールだった。最近は怪異も時代の流れに即してデジタル化してきて困ったものですね。