海藤文字のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前作に続いて、今回も“映画”という身近なものを題材にしたモキュメンタリーホラー。
映像の中に何かがおかしいものが映っている。
それを見つけてしまった人たちの目撃情報が集まっていくことで、
少しずつ異変の全貌が見えてくるのですが……
この「本当にそんなことがあったのでは?」と
思わせる作りがやっぱり怖い。
怪異そのものを直接見せつけられるというより、
文章や証言の隙間から「何かいる」と感じさせられるところがよかった。
全部を説明されないからこそ、
自分の頭の中に映像がでてきてしまって、余計に怖くなる。
そしてタイトルにもある「目撃情報を募ります」という形式が、
読者自身まで“目撃者”にされてしまうような感覚。
物語の進み方が、怖く…そしておもしろい… -
Posted by ブクログ
マイナーなモキュメンタリー映画のハズが、映画レビューとそのコメントから不穏な事実が明らかになる
『①『ファウンド・フッテージ』を観ると、「白い男」を見ることがある。
②「白い男」は、映画館で観る他の映画について来ることがある。
③「白い男」を見続けると、死に至ることがある。』
最後、怪異に襲われて恐怖の真っ只中にいる主人公が、誤字脱字もなくきちんとした文章のメールを打ち続けてるのはおかしかったwww
めちゃめちゃ肝の座ったやつに違いない!
It was meant to be a small, obscure mockumentary.
But as reviews and comments began to circulate, something unsettling came to light.
“① Those who watch Found Footage sometimes see the White Man.
② The White Man may follow you from one film to the next.
③ If you keep watching him… death may follow.”
In the final moments, as terror closes in, he keeps typing—fast, precise, every word perfect, no typos, no panic.
He must be one hell of a man.(*´艸`*) -
Posted by ブクログ
こんにちは、映画レビューブロガーのMOJIです。
今回紹介するのは、怪しげなホラー映画『ファウンド・フッテージ』。
とある廃村で失踪した若者たちが残した映像だというのですが…。
ー本書冒頭より
すごく読みやすくて一気に読めた。
小説は普段あまり読まないという人でも、ホラーが好きなら楽しく読めそう。
物語の展開は、MOJI氏がブログで「ファウンド・フッテージ」というマイナーな映画の感想文を投稿したことから始まる。
そういやあのシーンに出てくるあの白い男の演出は要らなかったな、みたいな感想を投稿すると、読者から驚きの反応があり、あれよあれよという間に恐ろしい出来事が積み重なっていく…
一本のアトラクションを楽しむ感じで良かったです。 -
Posted by ブクログ
読み始めて、あぁこれはイマイチだなぁと感じて、とっとと読み終えちゃおうと斜め読み気味にスピードアップを図ったところが…急ブレーキ!
いや、ちょっと待てこの本面白いかも。
雑な作りと思いきや、なかなか練られたプロットがリアリティーを醸しており、ともするとベタな展開がゾクゾクと読み進められる。
後半、些か上首尾に運び過ぎと思えるが、実時間より半歩遅れるメールのもどかしいやり取りが一層の臨場感を付与して、それほど気にならずサクサク読める。
しかし、仮にも神様に仕える人間が、気持ちは分からなくは無いもののこれほどの暴挙をもたらすとは、いやはや人とはかくも恐ろしきものだなと改めて考えた。
この夏、ブームとともに数多出版されたホラー小説の中でもなかなかの秀作。 -
Posted by ブクログ
前作の後半で見られたような失速感はなく、今作は最初から最後まで安定した面白さがありました。
一方で、相変わらずリアリティに欠ける描写は目立ちます。特に、登場人物がつける日記の記録があまりにも細かすぎる点には違和感がありました。
人間の記憶はそんなに完璧ではないので少し不自然に感じましたが、状況証拠やディテールが詳細にわかるというメリットはありました。
また、前作のラストで判明したとある登場人物の年齢ネタを、今作でもひたすら擦り続けているのはちょっと…。物語の核心を突くような重要なキーワードでもないので、繰り返し触れられるとしつこく感じてしまいます。
細かいツッコミどころは多々あるものの、頭を空っぽにして楽しむエンタメ作品としては十分アリです。個人的には好きなので、もし三作目が出たらなんだかんだ言いながらも読むと思います。
これから読む予定の方は必ず一作目から手に取るのがおすすめです。二作目から読み始めると、前作の怪異や人物が説明なしで自然に登場するため、話についていきにくくなっています。