海藤文字のレビュー一覧

  • ある映画の異変について目撃情報を募ります

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    モキュメンタリー好きなのでやっぱりこの手の話大好き!!
    メールとかDMでのやり取りやブログとか論文、記事などでお話が進んでいくからさらにリアルな感じがしていい!
    最後も結局終わらない、、??みたいな終わりですごく良かった!ファウンドフッテージ観ないようにしなきゃ!(?)
    映画化にしたらSFぽくなるだろうし文章のやり取りとかどうするん?ってなるから映画化はしないで欲しいな!

    0
    2025年09月18日
  • ある映画の異変について目撃情報を募ります

    Posted by ブクログ

    ドキュメンタリーのモキュメンタリー。
    いや、ドキュメンタリーのドキュメンタリーのモキュメンタリー?(何を言っている?)
    モキュメンタリーとして観たと思った映画がホンモノでやばい事に巻き込まれました!な話。
    読みやすい文章、読みやすい長さ。結構好きでした。

    主人公のMOJIさんはまさに海藤文字さんの事で、MOJIさんが観たという映画のレビューブログを発端に、恐ろしい事に陥っていきます。

    海藤さんの本は初めて読みましたが、各所に出てくる映画名や内容が、あの映画を参考にしているのかな?と思うような部分もあり、さては海藤さん、本当に映画好きですか?と勘繰り検索したところ、ブログ『MOJIの映画レビ

    0
    2025年09月13日
  • ある映画の異変について目撃情報を募ります

    Posted by ブクログ

    まるで自分もその場にいて、同じ景色を見てしまったかのような――そんなホラー小説だった。

    モキュメンタリーという形式だからこそ、日常にじっとりと忍び込んでくる恐怖がある。

    タイトルの通り、この作品は「ある映画」にまつわる不可解な目撃情報や証言が寄せ集められ、淡々と語られていく。
    その証言はどれも静かで、だからこそ妙にリアルで、読むほどに得体の知れない恐怖がじわじわと沁み込んでくる。

    読み終わったその瞬間、ふと考えてしまう。
    これは本当にただのモキュメンタリーなのか――と。
    気づけばもう、自分もこの映画の“目撃者”の一人になってしまっているのだから。

    0
    2025年07月15日
  • ある映画の異変について目撃情報を募ります

    Posted by ブクログ

    全く予備知識なく、映画に関する本だと思って読み始めたら、ホラーだった。「近畿地方のある場所で」というのを以前読んだが、怖さではそれに比肩しないが、夜一人では読めない類の本だった。先をどんどん読みたくなる仕掛けがしてあって、けっこう面白く読めた。

    0
    2025年12月03日
  • ある映画の異変について目撃情報を募ります

    Posted by ブクログ

    最近流行りのブログ記事やメールがつながっていくタイプの本。とあるマイナーモキュメンタリー映画を見たことから始まる怪異。文体は軽めで読みやすい一方で緊迫感はしっかりありホラー感を楽しめるのでサクっとホラー読みたい人におすすめ。

    0
    2025年11月22日
  • ある映画の異変について目撃情報を募ります

    Posted by ブクログ

    廃村を舞台にした低予算の映画、
    『ファウンド・フッテージ』

    映画ブロガーのmojiはその映画を見ている最中、
    とあるシーンで「白い人」を目撃する。

    ただの演出と思っていたが、
    他の映画にも現れるようになっていく。

    そして関係者が次々と死を遂げていき・・・ーー

    というあらすじ。

    主に映画のレビューブログと
    メールの内容で構成される本作品。

    意外とテンポも良く、
    モキュメンタリーや都市伝説好きの
    自分としてはとてもおもしろかった。

    なにが怖いって登場人物も海藤文字さんご自身で、
    ほんとに映画ブロガーもされていて・・・
    モキュメンタリーだよね・・・?

    0
    2025年11月20日
  • ある映画の異変について目撃情報を募ります

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    気になっていた作品だったので読んでみました!
    全体を通して読みやすく、展開もスピード感があって面白かったと思いました!
    特に印象的なのは、今回の怪異の正体に迫る部分で、どこか近畿地方の〜が連想されました。
    でも最後のは、これは収縮せずに広まっていったっていう解釈ですよね?怖いですね〜!

    0
    2025年11月17日
  • ある映画の異変について目撃情報を募ります

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    するすると読むことができて、次第に本の中に飲み込まれていく……というくらい、とても読みやすいホラー作品です。
    ラストも秀逸……なのですが、所々「メッセージでやりとりしながらこんな色々できるかな?」と思ったり、最後の性別のどんでん返しの必要性が分からず……まだ一度しか読んで無いのでそう感じただけかもしれません。
    ですが、短時間でちゃんとホラーを楽しめる、素敵な作品だと感じています。

    0
    2025年11月11日
  • ある映画の異変について目撃情報を募ります

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    全体的に上手くまとまっていたと思う。
    人をあの世に連れていく悪霊が解き放たれ、見る見られるという目的を達成するために、映画という媒体を使って大勢の人に視認され、徐々に映画の媒体を飛び出して日常世界を侵食し、人の命を奪う。悪霊を再度封印するために、廃村にて儀式を行う、そんな話。
    怖かったとか、ゾクっとしたとかはあまり無かったが、流れが綺麗だったので読みやすかった。

    0
    2025年10月12日
  • ある映画の異変について目撃情報を募ります

    Posted by ブクログ

    読み始めて、あぁこれはイマイチだなぁと感じて、とっとと読み終えちゃおうと斜め読み気味にスピードアップを図ったところが…急ブレーキ!
    いや、ちょっと待てこの本面白いかも。

    雑な作りと思いきや、なかなか練られたプロットがリアリティーを醸しており、ともするとベタな展開がゾクゾクと読み進められる。
    後半、些か上首尾に運び過ぎと思えるが、実時間より半歩遅れるメールのもどかしいやり取りが一層の臨場感を付与して、それほど気にならずサクサク読める。

    しかし、仮にも神様に仕える人間が、気持ちは分からなくは無いもののこれほどの暴挙をもたらすとはいやはや人とはかくも恐ろしきものだなと改めて考えた。

    この夏、ブ

    0
    2025年09月19日
  • ある映画の異変について目撃情報を募ります

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あるインディーズ映画をめぐったモキュメンタリー小説です。映画ブロガーのブログやメールを通して、未知の存在が迫ってくる恐怖がひしひしと伝わってきて面白かったです。自分も映画館で白い男を見てしまうかも....と思ってしまいました笑 ただモキュメンタリーあるあるなのかもしれないですが、やはり超常現象エンドになるのは避けられないものなのでしょうか....

    0
    2025年09月16日
  • ある映画の異変について目撃情報を募ります

    Posted by ブクログ

    かなり読みやすいモキュメンタリーです。
    2時間あれば普段から読書する人であれば読みきれるかと思います!
    個人的には楽しく読ませていただきました!

    0
    2025年09月15日
  • ある映画の異変について目撃情報を募ります

    Posted by ブクログ

    ひさーしぶりの読書。
    とちゅまで読んでいたうそのしにこ「右園死児報告」を買いに行ったら売り切れか見つからない。

    代わりのいい感じの本。完全にホラーが読みたい気持ちになっていたので、本作を選択。

    いやー、話し言葉メインだから読みやすい。
    1時間半ぐらいで読み終えれた。

    内容は謎のモキュメンタリー映画「ファウンドフッテージ」の映画レビューの感想から始まる。映画の本編中に不気味な何かが観えたという人と見えなかった人が存在するという。はたしてこの不気味な何かの正体とは。。。。という感じ。

    そこまで、情報量が多くなくシンプル。
    映像化もしやすい感じだと思う。
    そして、現実と虚構のなかで彷徨う感じ

    0
    2025年08月08日
  • ある映画の異変について目撃情報を募ります

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    映画レビューブログの体で基本的には進んでいくので、文体はシンプルで読みやすかったです!
    終盤は頭の中に景色が浮かんできて、薄気味悪いけど何処か神秘的なものを感じました。
    人は過ちを繰り返すのか…

    0
    2025年07月28日
  • 悪い月が昇る

    Posted by ブクログ

    「最恐小説」という括りにはいい意味であてはまらない。登場人物の心の葛藤を描いた文学作品として読み応えあり!著者の次回作が楽しみ。

    0
    2024年07月06日
  • ある映画の異変について目撃情報を募ります

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ブレアウィッチかと思いきやリング。
    Web記事とメールのみという構成に面白さがあるが、終盤チェイスしながらメールをやり取りするところはやや滑稽だ。

    0
    2025年12月17日
  • ある映画の異変について目撃情報を募ります

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    観たら死ぬ映画に纏わるお話。

    2chの洒落怖とかホラーまとめみたいな感じで地の文は少なめでテンポ良くは読める。

    SUZUの行動力は凄いけど危ない。
    前半の手探りな感じ結構好き。

    このタイプで縦書きだとなんか変な感じ。

    村に入ってからの怒涛のメール、想像したらシュールで笑っちゃうな。

    結局、宮司の恨みは特に言及されてない…?

    話のオチはなんか微妙。

    0
    2025年12月14日
  • ある映画の異変について目撃情報を募ります

    Posted by ブクログ

    ほとんどブログ記事とメッセージのやり取りだけで一冊が構成されており、2chのスレっぽい印象を受けました。

    序盤は「白い男」とは何者なのかという謎が徐々に深まり、先が気になってワクワクしながら読み進めることができました。

    ただ、その分、最終章をあまり楽しめなかったというのが正直な感想です。緊迫した状況や電波が悪い描写があるにもかかわらず、登場人物たちが必要以上にメールを打ち続けている様子が不自然に感じられ、どうしても現実味が薄れて物語から気持ちが離れてしまいました。

    終盤は展開が急ぎすぎている印象も強く、不自然さが目立ちます。ウジが沸いているような状況の死人の顔を識別できたり、「祖母っぽい

    0
    2025年12月14日
  • ある映画の異変について目撃情報を募ります

    Posted by ブクログ

    ☆3.0
    映画レビューブログやそのコメント、SNSの投稿、メールのやり取りや新聞記事などの媒体上の文章によって展開される呪い伝染系ホラー。

    いわゆる地の文が存在せず、ブログ記事やメールとしての人の語り口調でほぼ進行されるので読みやすくはあるが読み応えはないタイプの作品。
    これ系で問題なのが「この状況でそんな文章書く!?」という不自然さ。特に終盤の緊迫した場面はそういった不自然さの連続でどんどん気持ちが冷えていくのは大きな欠点だと思う。
    実在する映画のもじりタイトルがちょっとあからさまで滑り気味なギャグ感があるのもなんだか羞恥を煽る。
    映像を依代とした事を理解しておきながら大した理由もなくビデ

    0
    2025年12月09日
  • ある映画の異変について目撃情報を募ります

    Posted by ブクログ

    ブログ記事とメール、SNSのような記事で進むモキュメンタリー。
    真相解明の手前までは、どんどん読みたいと時間を忘れるほどだったが…
    最後のあたりはほぼメールで進むのだが、そんな速度で長文打ち込める!?と少し萎えてしまった。

    0
    2025年12月08日