kokunoのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
全寮制女学院、皆の憧れの上級生3人組(だけど素の姿とのギャップあり)、いつもと違った時を刻む大時計、鏡の中の少女、謎めいた言動の先生…
心の中の少女が「好き〜!!」と叫ぶ要素てんこもりだったため手を出した本作。
クラリッサ達3人組のキャラクターが良くて、3人のわちゃわちゃを眺めているのは楽しかったのだけど、わちゃわちゃを眺めているだけで三分の二くらいページが過ぎており、「これ、少女の謎はどう着地するんだ…?」とヒヤヒヤしながら残りのページをめくった。
結果、謎の解明はかなり急ぎ足で、しかもフワッとした感じに終わってしまい、なんだか肩透かしを喰らってしまった。
途中陰謀めいた雰囲気もあったものの、そちらも特にピンチらしいピンチにもならず…。
全体的にエピソード不足な印象だった。
ややラノベ寄りではあるもののキャラクターは好ましかったので、もう少し謎に対する彼女たち自身の活躍を見たかった。
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Posted by ブクログ
ネタバレとてもわかりやすいことを、とても深く描いている。直球ど真ん中の王道ファンタジー。
世界の果てにある小さな島「終島(はてじま)」。そのには不老不死の魔法を会得した大魔法使いシロガネが住んでいるといわれていた。だが、もう長いこと魔法使いは島を留守にしていた。ある日、記憶を無くした少年が終島に流れ着く。留守を預かるアオとクロは少年にヒマワリと名付け、一緒に暮らし始めるのだが……。
まず、最初にシンプルで大きな謎が提示され、読み手はその謎のヒントを探しながら読むことになる。
それは、「大魔法使いシロガネ」である。
彼はいったいどこにいるのか。本当に不老不死の魔法を手に入れたのか。そもそもシロガネとはいったいどんな人物なのか。アオとクロはどうしてこの島で留守番をしているのか。
また、物語が進むにつれて新たな謎も生まれてくる。かなり早い段階で実はシロガネは死んでいたことが明かされ、息を引き取る際に『かならず、戻ってくるよ』と言い残していたのだ。
そして、ヒマワリにはシロガネと同じクセがある。とくれば、もうなんとなく分かってくる真相があるのだけれど、それはまだこの巻では明かされない。
この巻で描かれるのは、シロガネを訪ねて島へやってくる人たちの切望である。
愛する人の病を治すため。家族の中に居場所を作るため。
それらの人々に関わる中で、クロやアオの秘密も明かされる。そして、シロガネが本当はいったい何を研究していたのか。
小さな物語を積み重ねて、大きな序章が描かれたような読後感でした。
下巻も楽しみに読みたいと思います。