マーティンエイミスのレビュー一覧

  • 関心領域

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    読み終えて、やっと読み終えて、こんなに どんよりするなんて…。3人の語り手のどの人にも共感が持てなかったし、わかろうとしちゃいけないんじゃないか?という気持ちで最後まで読んだ。もう1回 読んだら すこしは語ることが できるかなぁ…。人間はわからない。蛮行とか 言葉はいろいろあるけど 人の行為。生きるためじゃなく、生き残るため。重くてずしんとくる。再読は ずっと先になりそうだ。

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    2024年11月23日
  • 関心領域

    Posted by ブクログ

    アカデミー賞5部門にノミネートされ、国際長篇映画賞及び音響賞を受賞した、同名映画の原作小説。受賞に合わせて早川書房より邦訳版が刊行されたので、手に取ってみることに。

    舞台は、第二次世界大戦下のナチスドイツ、とある強制収容所。飲酒に溺れ己の"正常"を保とうとする強制収容所の司令官パウル・ドル、上官であるドルの妻ハンナとの恋愛に執心する将校アンゲルス・ゴーロ・トムンゼン、生き延びるために同胞の死体処理に従事する特別労務班長であるユダヤ人のシュムル・ザハリアシュ。非人道的な残虐行為が横行する強制収容所に関わる三者の視点で描かれる、"非日常的"日常―――。

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    2024年11月09日
  • 関心領域

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    映画のほうは見てないが、漏れ聞く限り、音響が素晴らしいが眠くなる、というものだったので、エンタメとしてはあまり面白くないんだろうな、映画だけじゃわからないところもありそうだな、と思って、原作を読んでみた。

    予想よりは文学的でつまらないというわけではないが、わかりにくくてエンタメとしてもあまり。キャラがつらつら心情を述べてるの苦手。誰に話しかけてるの?神や自分自身や読者に話しかけ、作者の代弁であるのはわかってるが。

    キャラの描写が自己欺瞞に満ちてて、会話の真意を読み取らなくちゃいけないのが疲れた。映画だと表情や音楽や撮り方でわかるだろうが、小説だと文字のみで、頭が疲れた。
    愛国者を気取る、命

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    2024年09月09日
  • 関心領域

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    この作品を原作とした映画が、アカデミー賞を受賞したとの事で調べてみると、ちょうど公開されていました。しかし、残念な事に公開しているのは、東京の劇場のみでした。映画も観れば、最も作品への理解が深まると思いましたが、関西での公開を待つ事にします。

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    2024年08月19日
  • 関心領域

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    映画を観てから原作を手にしたけれど、少し映画の内容と違うんだな、と思いました。映画の方がやっぱり臨場感が伝わってきて良かった。

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    2024年07月24日