しんめいPのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
関係性で決まり変化する
不変の自分の本質は存在しない
1章ブッダ(インド)
無我 これが自分と言えるものは存在しない。
全てが変化するこの世界で 変わらない自分を作ろうとするから苦しくなる。
自分がいるという慢心を捨てよ。それこそ西条の安楽である。涅槃
2章龍樹(インド)
空 すべては幻。そしてすべてはつながっている(縁起)境界をひいているのは自分の言葉
インドの哲学は、この世界クソ 解脱したい
論理重視
中国の哲学は、この世界最高 楽しんで長生きしたい
経験重視
3章 道(タオ)(中国)
老子 「道徳経」
無為自然 ありのままでいい
ありのままでいれば天下をとれる。
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Posted by ブクログ
東洋哲学の入門書を読むための手引として読んだ。
エッセイと入門書の中間くらいの感覚で読めた。ひらがなが非常に多いのが引っかかったが、難しい内容が身近な言葉で書かれていたのでわりと読みやすかった。
西洋哲学に対し、東洋哲学は生き方を考える点が特徴だ。仏陀や龍樹の教え、老子や荘子の教え、そして親鸞の浄土真宗や空海の密教。
「空」「胡蝶の夢」など、教えにより言い表し方は様々だが、すべてに通底するのは「この世のすべてはフィクションである」「人間の作った枠組みから解放され、宇宙と一体化することが到達点である」とまとめたい。
「執着を捨てて無我の境地に至ること」に思いを巡らせていると、自分はなんだかんだ