しんめいPのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
楽しかった。本を読みながらこんなに笑ったのは、いつぶりだろう。いや、初めてかも!!
空海についてもっと知りたくなった。
無職、離婚の危機、今の自分に近い状況だったことも大きいけれど、どんな自分も、肯定も否定もしなくて良いと思えた。
最後の章は、現代の生きる道標の一つ。多くの人が既に目指している姿と思う。 仏教と繋がってたんだなぁと思う。
ただこれだけだと、その姿にとても及ばない自分に苦しくなる。
しかし前段にあるいくつかの東洋哲学を知ることができているため、それは事前に辿り着く境地のように思え、いつかそうなったら良いなぁ。きっとそうなるんだな。と、なんとなくリラックスして生きていけば良いんだなと本を閉じることが出来た。 -
Posted by ブクログ
Audibleにて
最初、すごく現代若者話し言葉すぎて、仏陀のとこも話をネタっぽくわかりやすく面白く変えちゃってる感じでちょっとしんどいかーー?と思ったけど、
龍樹はひろゆきとか言い始めて、おもしれーやつ
となってきた。その後どんどんその口調のまま東洋哲学の深くまで連れてきてくれたのはすごいし、身の上含めて(まぁ多少脚色は感じるけど)うまくいってる。
この感じなら中学生でも読めそうだし、こういう世界観を早いうちから知っておいた方がいいと思うので、とても良い本です!
ブッダ「自分なんてない」
龍樹「全部、空」
老子「ありのままが最強」
荘子「この世は夢」
達磨「言葉はいらねえ」
親鸞「他力本願でOK」
空海「欲あってよし」 -
Posted by ブクログ
有名なお坊さんたちが、それぞれどんな教えを説いていたのかアホにもわかるように書かれてる
そして一般人が、その教えをどのように日常に落とし込めば楽になるのか、筆者の体験を通して伝えてくれている
最後の方でも書かれてたけど、多分全てを理解する必要はなくて、読んだ時の自分の置かれた状況にあわせて刺さる考え方を少し取り入れてみるだけで、ちょっと生きるの楽になると思う
私の場合でいうと、「自分はこういう人間」とか、「自分は昔からこういう考え方である」とかそーゆーのに囚われて生きるのはやめようと思った
自分って平凡で面白みのない人間だなぁ、とか思うことあるけど、そんな私も宇宙だし、いけすかないおっさんともぴちぴちギャルとも物々交換しながら生きてるし、まあいっかぁ〜と変に凝り固まった「こうあるべき」をほぐしてくれた本だった -
Posted by ブクログ
ネタバレ読んで思ったのは、「ありのままの自分を受け入れること」と「向上心を手放すこと」は別だということ。
龍樹の「すべては関係性の中で成り立っている」という考え方は理解できるけど、だからといって悩みがなくなるかと言われると疑問。現実には一般論や他人との比較があるし、そんな簡単に割り切れない。
老子・荘子の「柔らかいものが強い」という考え方は面白かった。ただ、「普通なのになぜかうまくいく人」って、実はコミュニケーション能力が高い、普通のレベルが高い人なのでは?とも思った笑
達磨の禅は、まず本人が無愛想すぎてびっくり。慧可が腕を切り落とした話も衝撃的だったし、そもそも何も考えないって難しい!
一方で、親鸞と空海の考え方は結構好きだった。
親鸞の結婚が「性欲に負けた」ように語られるのは不思議だったけど、欲や煩悩があっても救われるという考え方はいいなと思った。
ただ、「ダメな人ほど救われる」には少し疑問も。努力しなくてもいいと自分を肯定するのは、結局自分の首を絞める気がする。
空海の三密も面白かった。ポーズをとって、真言を唱えて、仏を意識する。欲を持つ人間を否定せず、悟りを目指せるという考え方も好き。
とはいえ、どれだけ東洋哲学が自分を許してくれても、現実社会では努力や成長が必要だと思う。ありのままの自分を認めることと、努力を怠ることは違うし、信頼だって何もしなければ得られない。
だから私にとって東洋哲学は、精神的に疲れたときや、他人と比べて落ち込んだときに、自分を必要以上に責めずに済むための学問なのかなと思った。
向上心は持ち続けたい。でも、向上心のせいで不幸にはなりたくない。
頑張るところは頑張りつつ、ありのままの自分も受け入れて、できるだけご機嫌に生きていきたい。