信国遥のレビュー一覧

  • 未館成の殺人

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    王道の本格ミステリという感じで良かった。何重にも真相が重なり合った複雑な構成で、終盤の怒涛のどんでん返しも迫力があり読み応え抜群だった。
    ミステリとしてだけでなく、孤島でのサバイバルの緊迫感が臨場感を出しており、ページを捲るペースが止まらなかった。

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    2026年06月28日
  • 未館成の殺人

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    御蔵島から約1時間の距離にある無人島。
    その島には綾辻先生の館シリーズ、中村青司のモデルとなったとされる建築家
    が最後に建てようとしていた館が建設途中のまま放置され、
    件の建築家も行方不明となっている。
    まさに未完成の状態で、広間を中心に8つの部屋を作りかけたような基礎を露わにしている。
    X大学ミス研メンバーは合宿のうちの1泊を過ごすつもりで来島するが…

    クローズドサークル。絶海の孤島もの。かつ館もの。
    ワクワクしかない。
    島に到着してからはサバイバルで、いかに水を確保するのかが最重要課題。
    火をおこすにも、食料を確保するにも、岩礁のような島で、道具も限られていて。
    臨場感により、読んでいて喉が渇いているような錯覚を起こしました。
    無人島に行く事などないだろう人生を送っているのですが、
    何だか危機感にかられて蒸留水の作り方の動画などを見て、
    これは一生の知識として保管しようと心に誓いました(笑)

    登場人物たちが二転三転する推理を繰り広げ、展開が読めず。
    ラストも予想外。
    館もの…にしては少し館成分が物足りない感じがしますが、
    方舟、十戒が好きな方にはおすすめです。

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    2026年04月26日
  • 未館成の殺人

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    ハッピーエンド??バットエンド??
    このエンドはなーに?笑
    最高に面白いじゃん。そーいうこともあるのね?
    いい感じになってんじゃないよ!!全く!!!

    最後の展開が2転3転4転くらいして、どうなるの!?ってハラハラドキドキしながら読めるいい作品だった。

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    2026年04月22日
  • 未館成の殺人

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    ★5 ミス研メンバーが孤島に誘われる定番ミステリ、ありがちな題材を品良くオマージュ #未館成の殺人

    ■あらすじ
    X大学の推理小説研究会のメンバーは、夏合宿で孤島でキャンプをすることになった。そこは著名な建築家が所有する島で、奇妙な館を建築中ながら、未だ基礎工事までしか進んでいないらしいのだ。

    ミス研のメンバーが島に到着すると、突然船が爆発炎上! 残された水や食料は少なく、連絡手段も破壊されてしまう。生き残るべくサバイバルを始めるのだが、ひとり… またひとりと…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    ★5 おもろい! 本格ミステリーファンには堪えられない作品すね。そうそう、こういうのを待ってたんだよ!ってヤツ。

    信国遥先生はデビュー作『あなたに聞いて貰いたい七つの殺人』で光るものを感じてたんですが、やっぱり花開きましたね。いまのところ本作が今年の本格ミステリーの筆頭じゃないかな。

    本作は大学ミステリ研究会のメンバーが孤島に誘われ、脱出&連絡が不可能になるという古からの基本設定。『未館成の殺人』とあるから館ものかなーと思いきや、そうであるような、ないような… ちなみに平面図は用意されてません。ただクローズドサークルではあり、やっぱり予定調和どおりに殺人事件が発生して――という筋立て。

    定番っぽさを強めでご紹介しているんですが、これには訳があるのです。本作は本格ミステリーあるあるを上手にパロディにしており、ファンであればあるほどニヤニヤがとまらない仕掛け。

    有名な建築家が奇妙な建物を建て続ける&行方不明なんて設定、綾辻行人先生の「館シリーズ」そのまんま。さらにはミステリー批評なんかも「人物か描けてない」とか、書いてる側の苦労も知らずに好き勝手いわれたりさ。あと他にも、事件に関わる重要な部分においても、「ありがちな題材」がでてくるんすよね~

    また進行についてもあれこれ展開が多い訳ではなく、比較的にはスタンダード。サバイバルシーン以外は、ずーっと事件について議論してるんだよね。ひとつずつ疑問提示、考察、理解、再検討…って感じで、丁寧に謎解きを楽しませてくれます。なので、結構パワフルな本格ミステリーだと思いますよ。

    キャラクターもミステリーのキャラって感じで魅力たっぷり! 涌井の嫌われっぷり、三雲との不仲っぷりなどなど、もはや想像通りで大好き。舌戦からイガミ合いまで、めいっぱい味わいました。

    謎解きも練られていましたね~。当然ロジックはしっかりしてるし、シンプルには終わりません。犯人が想像以上というか、ある作品と比べちゃうこともあって「この人を使っちゃうのねー、意外」という感想。

    そして一番唸ったのは、クローズドサークルで水も食料も少ない状況なのに、なぜ殺害しなければいけないのか? という真相部分。ちゃーんと伏線も書かれているし、なるほど感が高い。参りました。

    これ以上は楽しみを奪っちゃうので、ぜひ読んてみて下さい。本格ミステリーファンは必読の一冊ですよ!

    ■ぜっさん推しポイント
    本格ミステリーって、動機が比較的シンプルなことが多いんだけど、本作は拘りを感じました。元々どんな出来事があって、こんな大きな事件に発展してしまったのか。そして過去これまで誰が、何を想って、どんな行動をしてきたのでしょうか…

    物語を振り返ってみると、現代ならではの業が渦巻いてることに気づかされるんすよね。生きることに必死な感じがして、ちとしんどくなりましたね。

    ■人物表
    人物表がついておらず、序盤は混乱しがちかもしれません。書いておくのでご参考までに。

    ●X大学の推理小説研究会
    涌井正義  四年 男性
    三雲清世  四年 女性
    遠藤恭平  三年 男性
    北見律   二年 男性
    西京晴希  一年 男性
    白波瀬真緒 一年 女性

    名瀬朝日  OG  女性(故人)

    ●黒澤家
    黒澤泰洋  建築家(行方不明?)
      泰明  長男
      洋高  次男
      日和子 長女

    ●その他
    雨鷺    船長

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    2026年03月30日
  • 未館成の殺人

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    うわぁーーー!!!!
    本を読んで衝撃をくらったのは久しぶり!
    作者さん巧いなぁ!
    後半からは一気読み!
    面白かった!!

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    2026年03月03日
  • あなたに聞いて貰いたい七つの殺人

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    ラジオで殺人を配信っていう設定と成り行きでなっちゃった探偵の組み合わせがなかなか良い。面白かった! 新人さんなのね〜 カバーイラストが可愛いんだけれど、誰が描いたのか分かんなかった……

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    2025年04月30日
  • 未館成の殺人

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    ネタバレ

    孤独のクローズドサークルものかなと思ってたら、島に着いた途端、船が炎上して荷物がほぼなくなり、サバイバルゲームまでスタート。予想外。
    船の炎上で死亡扱いの西京君は絶対生きててどこかで美味しく使われるはずと思ってたら、やっぱり犯人当て段階でも西京くん生存説&犯人説が挙げられてて、このままみんなの予想通り実は生きてて犯人でしたではないんだろうけれども、どうなるのかなと予想つかずワクワクした。
    ミス研グループのためか殺人事件に対しても外部犯説、内部犯説、事故説と議論が分かれてそれぞれの矛盾点もしっかりあげられてたので、そこからどう読者が納得する展開に持っていってくれるのかと思ってたんだけど、正直、暗闇の中ヘッドホンの明かりで首元を正確に一撃で狙えたり、上からジャンプしてブラックジャックで肥満体系の男性を殴り殺したりはちょっと結局無理があるのではと思った。
    そしてこの未完成の館『八つ手館』の構造のイメージが浮かばなかったので、館の見取り図欲しかった…。
    各部屋で何が起きているのかわからない位には壁があるのに真緒が上から飛んでこれる位には低いの?
    夜方の仕掛けは面白いなと思ったけど、雨鷺=黒沢は王道すぎるし、男性陣はまだしも、女性陣がキャラ付けできていないせいか、誰が誰だかわからなかった。
    そして終盤雨鷺、真緒、律の残り3人になったときの律の生存可能性の低さ…笑
    サバイバルシーンやその中で起きる連続殺人、それに対する登場人物たちの推理は面白かったけど八つ手館の仕掛けありきで動機やらができてて途中面白かっただけに期待したほどは読後感があまり良くなかった。
    なんで最後急に狂気的なふたり…な厨二ぽい感じで終わるん…

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    2026年09月25日
  • 未館成の殺人

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    こういう極限系のミステリーはあまり読まないから新鮮だった。状況的に推理なんてしてる場合かってツッコミを何度したか分からないが、人数が少なくて各キャラが濃いめだったのでサクサク読めた。
    トリック的なところは正直微妙だったのは否めないが、途中の絶望感が伝わってくる描写は良きでした。

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    2026年08月23日
  • 未館成の殺人

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    キャラが立っていて、読みやすく、二転三転の推理も楽しめたので高評価。が、みんなの評価は辛口多め。わからないものだな〜

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    2026年08月16日
  • 未館成の殺人

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    ネタバレ

    犯人はどんな心情で犯行を重ねたか?

    最後まで読んでみれば納得はできなくはなかったが、生き残るために殺人を犯すためのハードルはもっと高いんじゃないのかなと

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    2026年08月12日
  • 未館成の殺人

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    ネタバレ

    西京。白波瀬真緒。
    三雲。涌井。律。遠藤。雨鷺。
    船。島。伊豆諸島。爆発。サバイバル。水。
    黒澤泰陽。八つ手館。静脈認証。8本必要。
    館物。

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    2026年08月05日
  • 未館成の殺人

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    ネタバレ

    孤島と館ものが大好きなので惹かれて読んだ。
    思ったよりサバイバル成分が強くてハラハラも。
    登場人物同士でこうじゃないかと推理合戦する様子は見てて面白い。

    犯人の動機はなかなかイカれてるが、あの最後の終わり方は、なかなか哀愁があり好み。2人は助かったのか否か…。

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    2026年04月26日
  • 未館成の殺人

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    今年読んだ中で(今のところ)一番震えたミステリ。
    はいはい、大体結末分かっちゃったな…と終盤まで思っていたところからの見事などんでん返しでした。
    これは、今年のミステリランキングに絶対入ってくるんじゃないかなぁ。とても面白かったです!

    そして、これまで読んだ中で一番過酷なクローズド・サークルでした。
    合宿で訪れた無人島に閉じ込められたミステリ研究会のメンバーたち。ここまではミステリではよくある設定だと思いますが、今作のロケーションは泊まる館も水も食料もなく(水は500mlのペットボトル6本と1.5Lのペットボトル1本のみ)、電気やガスはおろか火さえ起こせない(しかも、真夏!) 。勿論携帯の電波は通じません。しかも、彼らが遭難したことに少なくとも1週間は誰も気づかないだろうという状況。そもそも生き残ることが絶望的に思える絶海の孤島なのです。
    そんな中で殺人事件が起こります。このまま何もしなくても近いうちに全員死ぬのに、なぜわざわざ殺したのか…?犯人は誰?という謎を解いていくミステリです。

    なんとなく、某人気ミステリを思い出すラストでした。
    読んだ人とあれこれ語りたくなるミステリ。

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    2026年04月25日
  • 未館成の殺人

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    「孤島の館に閉じ込められた大学の推理小説研究会」
    ミステリファンなら思わずニヤリとしてしまう最高のシチュエーションから物語は始まります

    名作へのリスペクトを感じるオマージュが散りばめられつつ、この作品にしかない独自の仕掛けにどっぷりハマってしまいました。

    「こうなるかな?」というこちらの予想を鮮やかに裏切られ、二転三転する展開に最後まですっかり翻弄されました。

    久しぶりに、時間を忘れて一気読みしてしまった本格ミステリ。
    王道設定が好きな方にも、新しい驚きを求めている方にも全力でおすすめしたい一冊です

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    2026年04月12日
  • 未館成の殺人

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     X大学ミス研の面々が絶海の孤島で飢えと渇きで苦しむ中で起きる連続殺人と一人の建築家が建てようとした奇妙な館の基礎部分が孤島×クローズドサークル×連続殺人という本格ミステリーの魅力を引き立てると同時に、根幹の謎の「極限状態の中で何故殺人を犯すのか?」が予想だにしないもので驚かされた。

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    2026年03月10日
  • 未館成の殺人

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    なかなか面白かった。
    ミステリとしての伏線と外側の伏線含めてなかなか良かった。

    3160冊
    今年59冊目

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    2026年03月10日
  • あなたに聞いて貰いたい七つの殺人

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    めちゃくちゃ面白い!!設定がすごく現代的で臨場感もありのめり込んだ。
    おそらく著者が読者を陥れる為に仕掛けたであろう罠に、まんまと嵌っていました。
    その真相は予想してなかった…
    ちょっとグロい表現もあるけど、平気な人にはおすすめ!

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    2026年01月18日
  • あなたに聞いて貰いたい七つの殺人

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    ☆3.6
    なかなかに現代仕立てのミステリー。
    読んでいくうちの忍び寄る不穏に、あらもしかしてこれは…と思ってたら第三章の最後で「やっぱりぃーっ!」となる展開。
    そこからがより面白かった。
    ラストの彼の選択が寂寥感あって良かったですね。

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    2025年06月13日
  • あなたに聞いて貰いたい七つの殺人

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    ぼんやりこうかなあってのはあったから、そうなったけど、まあ好きなタイプの作品だから甘め。

    2711冊
    今年150冊目

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    2024年09月29日
  • あなたに聞いて貰いたい七つの殺人

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    力作! 後半から一気に重厚感がレベルアップする骨太本格ミステリ #あなたに聞いて貰いたい七つの殺人

    ■あらすじ
    インターネットラジオを通して殺人のライブ配信をするという事件が発生、若い女性たちが次々と犠牲になっていた。駆け出し私立探偵の鶴舞のもとに、ジャーナリストであるライラが事件解決の依頼にやってくる。彼女は舞鶴に対して、犯人と同じようにインターネットライブ配信での捜査を提案する。

    一方、警察内部でもこの事件に対して騒ぎになっており、本当に殺人が行われているか議論になっており…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    力作ですね、タイトルや装画からは想像できない骨太な作品でした。

    新人先生ということもあってどんなもんかと思いながら読み進めますが、正直序盤から中盤あたりまでは大丈夫なのかこれは…と思ってました。劇場型犯罪や猟奇殺人といった設定は多少は考えられてるけど、筋や文体は月並みだし、ロジックもぱっとしない、登場人物も派手なのか地味なのかよくわからない。うーん、なんか心配だなぁと…

    ところがどっこい中盤以降から、一気に面白味と重厚感が増してくるんです。なるほど、だから前半はありきたりに感じたのか、まさにこれが狙いなんですね! ミステリーにおける探偵や推理の不安定さを表現してる。技ありですね。

    さらに終盤に至るまで事件は混沌としていて、真相がさっぱりわからないんですが、突然するするとロジック展開がされる。やり取りに会話も綿密だし理解しやすい、想像の斜め上をいく真相なんです。そしてこれまでの提示された情報が回収され、これぞミステリーって感じで解き明かれる様が気持ちいい!

    キャラクターも実はしっかり考えられているんすよね~ 一見キャラ小説かと思いきや、当初は見えづらかった背景が明るみになってくると…ガッテンガッテン、納得ですよ。いやー策士でした。

    鋭角な角度で切り込む策略が詰まった本格ミステリー、これからの作品も楽しみです。ちなみに先生は愛知県出身ですかね、登場人物の名前を見ればすぐにわかります。桜通、鶴舞、東山、名城、青波、犬山、飯田… ん~、聞いたことある。私も同じなのですぐにピンときましたよ。

    ■ぜっさん推しポイント
    YouTube、スポティファイをはじめ、各種SNSがはびこる現代。誰でもどこでもいつでも、すぐに自身がメディアになれてしまう。音楽も文芸もお笑いもバラエティも、何でもかんでも世に出せるいい時代です。

    でも…思い通りにならない人生、生きることの難しさを肌で感じましたね。どんな時代であっても、またどんな環境に身を置くことになっても、結局は自身の選択によって、それからの未来が決まるということを忘れずにいたいですね。

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    2024年06月27日