ネオ高等遊民のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書は読んだらすぐに面白さが伝わる本である。哲学書って難しそう、哲学者って気難しい人たちなんだろうな、そんなことを思う人にこそ手に取ってほしい一冊である。確かに、哲学者たちは気難しい。けれども本書の哲学者たちの考え(教説)をその生きざま(逸話)から読み解くというスタイルは、実に生き生きとどんな人たちがどんなことを考えたのかを、手短にかつ面白く伝えてくれるものである。ひょっとすると無味乾燥に思われてしまう断片集が、哲学者の生きざまを集めた人類の宝であるとさえ思わせてくれる本である。
ディオゲネス・ラエルティオスの『ギリシア哲学者列伝』には噂話のような逸話がたくさん描かれている。ともすれば哲学 -
Posted by ブクログ
ネタバレ哲学者の逸話を通して彼らの生き様=哲学を解説するというコンセプトの本。逸話のとっつきやすさとともに、著者の熱がある文章で読んでいて楽しく、わかりやすい!古代の哲学者たちは自分の哲学を体現する生き方を旨としていたというだけあって、真偽のよく分からない逸話と言えど著者がひも解いていくと意外に深く、哲学者の思想の底へと潜っていく。
逸話自体は読んだことのあるものが多かったが、そこから導き出される生き様と哲学は新鮮で読んでいて飽きなかった。壮絶な死にざまのヘラクレイトスやエレアのゼノン、逸話と生き方、哲学との接点がたくさんあるヘレニズム哲学の面々などが面白い。あと、古代ギリシアの徳/悪徳をカッコいい/ -
購入済み
初心者にも優しい入門書
哲学に苦手意識がある人でもサクサク読み進められ、読み終えた後には「哲学って面白い!」と思えるかも。笑
難解な哲学を「一度読んだら忘れられない」ほどシンプルかつ鮮やかに解説した、初心者にも優しい入門書です。
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Posted by ブクログ
一度読んだら…シリーズが気になっていたので、手に取った本。
古代、中世ヨーロッパの思考、哲学には前々から興味はあったものの、難しい言葉が多過ぎて敬遠してきた。
著者の主観もありつつだが、解説がわかりやすいので、頭にはいってくる部分もあり。文量が多くて読み切るまでに時間はかかったものの、全体を通しておもしろかった!
信念というのか、自分の考え方に対して真摯に向き合ってる人は哲学者で、そこに正しいとか、間違いはないんだろうと思えた。
どの考え方が1番支持できるのか、自分の価値観に合うのか、同意できるのかっていう、お題をもらいながら読むことができる本です!