畑浩一郎のレビュー一覧

  • サラゴサ手稿(中)

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    上巻と同様に入れ子構造の語りが迷宮的に入り組む構造。河出文庫の「東欧怪談集」にそこだけ切り出す形で収録された「トラルバ騎士分団長の物語」のように独立した怪奇掌編と見なせる部分も多い。一方でブスケロスに父親を殺されたとも言えるアバドロの、反応の薄さとか、下巻への伏線とも思える部分もちらほら。巻末の解説によるといちばん収まりのいいヴァージョンとのことだが、さてどうなることやら。

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    2022年12月18日
  • サラゴサ手稿(上)

    Posted by ブクログ

    誰かの打ち明け話の中で、別の誰かの打ち明け話が始まるような入れ子型の構造とか、昔の人はホントにこんな考え方をしたんだろうかと悩んでしまうような浮世離れのした筋の展開とか、まだ三分の一だからね、まだまだ楽しませてくれそう。

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    2022年10月06日