辻森樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
宇宙の誕生から人類の時代までの歴史をカラフルなマップを主としたビジュアルで楽しく解説してくれる本です。自然や工業などあらゆるテーマについて世界全体の視点で見せてくれます。
時系列ですが、各章のテーマはそれが起こってから現在までの包括的な内容になっているのが面白いです。
気になるのは若干ヨーロッパ中心主義なこと。ヨーロッパ諸国がやってきたことの負の側面もフラットに書かれてはいますが、どうしても視点がヨーロッパです。フランスの本なので仕方ないのかもしれませんが、地球史マップを名乗るのだから、もっと違った作り方があったのでは。
マップには細かくびっしり情報が書かれていて、読み物として楽しむには -
Posted by ブクログ
『人新世の「資本論」』を読んで、人新世についてもう少し理解を深めようと思って選んだ本。
地球全体の地図はヨーロッパが中心で、日本は右端にあったり、北極を中心にして眺めたりと、普段は見ない図が沢山あった。
日本でよく見る地図では、ロンドンが左端にニューヨークが右端にありこの2都市の距離感がよく分からない。
飛行機の時間でいうと、"東京‐ハワイ"も"ロンドン‐ニューヨーク"も8時間くらいなので、イギリスとアメリカは意外と近いことがわかる。
北極を中心にした地図だと、カナダとロシアは近いし、
南極を中心にした地図だと、アルゼンチンは南極大陸のすぐそばだし、南