三木三奈のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ芥川賞候補とあるから、こういうのが純文学なのだろうか。
普段読まないジャンルの本だが、出版区の本ツイで朝井リョウがおすすめしていて気になった本。
朝井リョウ曰く「めっちゃ嫌な話」。
「主人公の心情が一切書かれない。濃淡なく出来事が描かれ、最後の最後で歩けなくなる瞬間が見られる。」
めっちゃ嫌な話なのに推すなんて気になる!と思い読んでみたら、比喩ではなく文字通り"歩けなくなる"話だった。
主人公の言動が裏表ありまくりな上、気持ちの起伏が激しく態度がコロコロ変わるので、なんか怖い、不気味だな…と思いながら読んだが、最後まで不安定さが落ち着くことなく、急に話が終わってびっくり。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ仕事では不得手なことを任され悔しい思いをして、好意でプレゼントすればかぶるし、妊娠かもって不安を煽られるし、恋人とはうまくいかないし、発表会にゆあなちゃんを出させようとするお母さんにマンガ教室をすすめるのは、こじれた小林に再度連絡とりたくないからだし、亡くなった加藤美咲との思い出にビッグマックを買おうとすれば販売してないし、あれもこれもうまくいかずなかば自暴自棄になって人生が追いつめられていく感じで読んでてツラかった。
ラスト。
キャリーケースの中身を空っぽにして髪形も変えて心機一転やり直そうと決意したとき、
そこで不意にアイスネルワイゼンのメロディが鼻歌になって出てきた。
もう亡くなったか