岩田圭弘のレビュー一覧
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難しそうなタイトルとは裏腹に、非常にわかりやすく書かれており、読みやすかった。読むのに時間もかからなかった。
マネージャーになったとき、「自分にリーダーの器があるのか」と悩むのは、属人的に頑張ろうとしている証拠だと著者は指摘している。マネージャーの仕事は仕組み化であり、人としての器やリーダーシップといった曖昧な人間性だけに頼る必要はないという考えに、納得感があった。
特に印象に残ったのは、マネージャーが最も言ってはいけないのが「とにかく頑張れ」という言葉。頑張れと言われても、何をどう頑張ればいいのかわからない部下も多い。根性ではなく行動の仕方を示すことこそがマネージャーの役割だと述べられて -
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数値化は不要ストレスを取り除くためのものです。己を変えるための攻めの数値化を行うことで、目に見えないプレッシャーや漠然としたストレスを取り除くことが可能です。無駄な努力をゼロにし努力したことが100%結果に変わる、成長するのがどんどん楽しくなってくると言うことを実感するでしょう。
その一
ビジネスとは結局確率であるということです。仕事の結果とはどうしたら出るものかと考えられますが、確率を最大限高めることが結果を最大化することにつながっています。では、なぜ確率ということが出てくるのか、それはビジネスには基本的に相手と言う人間がいるからです。コントロールできないものにフォーカスし、見当違いの努力 -
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ネタバレ出張時の読み物として購入。
キーエンスの元トップ営業マンが仕組み化の重要性を丁寧に解説した本。リーダーは仕組みを作るのが仕事。人を育てるのではなく仕組みを育てる。2割のトップセールスマンを伸ばすより8割の担当の底上げの方が効果は大きい。
また作られた仕組みを検証して修正することが大切。そのためには仕組み作成時に目的、目標、検証のロジックを決めて、モニタリング時に達成できていない場合はなぜできていないのか要因分析を行う。仕組み化は質のばらつきを防ぐ。ルールを明文化し、浸透させる。ランキングを作成して見える化も有効。古いマニュアルを読み返して無駄は見直す。結果報告の場を設ける。60分面談→45分面 -
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●私が考えるこの本の結論
・目標は大きく、数値化は細かく
①この本を読んだ目的
そもそも自分の目標設定は根拠が甘いうえに検証も甘い
なぁなぁになっている気がするので戒めのために読んでいる
あと目標に対して分解することも必要、賢く論理的に攻めたい
②学んだこと
・不足点→改善→成長
・仕事で結果を出すには、確率を見極めその確率を最大化させ、
コントロールできる部分とそうでない部分を区別し、
コントロールできる部分に焦点を当てていく
・仕事の結果=行動の量×行動の質
・仕事ができる人は何度も高い結果が出せる「再現性」を担保出来ている
└ 「再現性」のためには数値化が必要
[第1章]
・「 -
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数値化というので結構込み入った分析とかするのかなと思っていたら、営業職や人事でも実践できる簡単な数値化について書かれていました。
しかし、仕組みは簡単と言えども、タスクを定量的に捉えられるようにすることで振り返り、次の改善に繋げられることの重要性などが具体例も込みで解説されていてとても納得しました。
成果までのプロセスを細分化して、日々のタスク量まで落とし込む、これを目標設定の段階でできていれば毎日何をやるべきか考えることに脳のリソースを奪われなくてすみそうです。
本を読んだあと自分の業務で真似してみたのですが、やはり数値に落とし込む所が難しかったです。
特に、自分のどんな行動が売上に -
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大変読みやすかった。少し誤字が目だったのが勿体ない。
この本を読んで最も心に残ったことは、基礎を徹底すること。できる営業マンほど基礎を徹底して細部まで抜かりないらしい。例えばマニュアル通りに営業を行ったり、仕事で使う机の上はメモとペン以外を置かなかったり、細かいルールが定められている。その通りに実践すれば、成果が出ると。
キーエンスは何のためにやるべきかの目的が常に明確なため、既に作られた仕組み、ルール通りに行動すれば成果が出るようになっている。しかし他の会社にはその仕組みが整っていないため、この本に書かれていることだけを実践して成果をだすのは正直難しいと感じた。自社に落とし込む場合、まずは成 -
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2508
・仕事の結果
①確率をいかに高めるか
→コントロールできる要素にリソースを分配
→確率を最大化する
★②行動の量×行動の質×仕組み化★
→数値で見える化する
→因果関係とボトルネックを明らかにする
→結果の原因は、行動に隠れている
→how(解決策)でなくwhere(どこに原因があるか)
③KPI×転換率
転換率を下げることで、確率という不確実性リスクを軽減
※行動の量
客観性が高い
コントロールしやすい
(質は「相手」という不確実な存在がいる)
最上流の数から着手する
※行動の質=転換率
whereの特定→whyの掘り下げ(mecy)→how(即効性&効果的)
不確